役員会の懇親会

 

 ALS患者支援の会の役員会を開き、その後、懇親会を開いた。

  その懇親会では、役員の方からひと言ずつコメントをもらったが、その中で、ALS患者やその家族の方々が、「このALS患者支援の会が全国組織の一員になること」 を喜ぶ声が多かったのが印象的だった。

 実は,東京本部から全国組織に認定されるまでにいろんなことがあり、僕は、いつのまにか、「認定さ れること」を目標にしていた感じがあった。

 しかし、それを他の役員の方に諭され、本来の目標であった「ALS患者やその 家族にとって世界一住みやすい場所にする」ということを思い出すことができた。

  改めて「良い仲間達をもった」と実感することができた。

 また、この役員の中にはいろんな宗教の人たちがいることも分かった。
 そんな宗教の壁を越えて、みんなで「ALS患者やその家族にとって世界一住みやすい場所」 にしていけたら世の中から争い事もなくなるのではないか?

 そんな大きな夢さえ口にすることができた一日だった。

 どんなことでも「最初の一歩」は小さいものだが、その一歩を踏む出したとき、何とも言えない”勇気”を感じることができる。

 そして、その一歩を、ひとりではなく「素敵な仲間達と歩み始めることができたこと」が、うれしかった。

 
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