成長のない”必死”

 最近は「仕事に行くこと」が本当に必死になってきた。

 毎日、事務の効率化やパソコンを駆使するなど、懸命に働いているのに、できる作業が日々減ってきていくことがつらい。

 誰よりも、そして、”過去の自分”よりも懸命に働いているのに、他の誰よりも作業が遅く、それどころか、「手伝ってもらわないといけない」場合もよくある。

 よく、「あなたは欲が多すぎる。満足することが余り無いでしょ」と言われる。

 こんな状態でも何とか仕事ができることの満足感。
 子供と楽しい会話ができることの満足感。

 確かに、今の状況でも「十分に満足できる環境」にあるのは確か。

 でも、本当にそう考えて良いのだろうか?

 あと一歩。
 できないことはできないが、できることがあるのであれば、その分野だけでももう少しだけ前に行けないだろうか?

 こう考えて生きていくことが、僕をここまで支えてきた。

 そうやって、今日も落ちこんで仕事から帰ってきた。
 

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