集い

 

 今日、新しく立ち上げるALS患者支援の会の準備会主催による「ALS患者やその家族による集い」を、とある病院で開催した。

 参加者は15名程度であったが、新しい組織体制になった後の初めての事業であったこともあり、会の関係者を除くALS患者やその家族の参加者はたったの1名で、ほとんどが病院関係者だった。

 しかし、この集いが終わった後、その「ほとんどの病院関係者」が「4月23日に開催される”ALS患者支援の会”の設立総会に出席したい」という申し出があるなど、「ALSという病気を病院関係者に理解してもらう」という目的は十分に達成されたのではないだろうか?

 一方、僕自身も、ALS患者の家族の取り組み例を学んだり、開催場所を提供していただいた病院長のALS患者への配慮を知ることができ、少しだけ成長できたような気がした。

 集いの後、この病院に入院しているALS患者を訪問したのだが、その時、その患者が「ALS患者支援の会の設立」を涙を流して喜んでくれた。

 結局、僕が一番元気をもらった”集い”だった。
 


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