ちるどれん らいふ 番外編
なんば〜しっくす
試験!そして
Made by シゲボー
「もう!誰のせいで遅刻しそうなのよ!」
「仕方ないだろ!寝坊したんだから!」
シンジがあたしに反論している。今は朝の8時半過ぎ。あと5分で学校の始業チャイムが鳴る。
昨日のパ〜ティ〜で、参加者全員がリビングで雑魚寝してしまった。一番最初に起きたのがシンジで、8時を少し回っていた。
ヒカリや加持さんたちもいたから、顔を洗う暇なんか無くて、寝癖もまともに直せてない。もう!第壱中一の美少女が台無しじゃない!
き〜んこ〜んか〜んこ〜ん・・・・・・・・
「まずい!チャイム鳴ってしもたで!」
「そんな事わかってるわよ!あたしは先に行くわよ!」
「あっ、待ってよアスカ〜〜」
ヒカリがあたしを呼ぶけど構っていられない。・・・そういえば、ヒカリがいない教室では、誰が号令かけるのかしら・・・?
ガラガラッ!
あたしが教室のドアをあけると、教室中の視線が一斉にこっちに向いた。
「惣流さん、遅いですよ。早く席に着きなさい。」
教室中の注目の的になった私は、思わず赤面・・・・まったく、恥をかかせたシンジには罰を与えなくちゃね。
ちるどれん らいふ |
「やっぱりアスカは足が速いわね〜」
委員長がボソリと呟いた。確かに早いよなあ、僕が逃げてもすぐに追いついちゃうんだから。
「もう少しで教室だ!惣流はもう着いてるんだろうけど。」
確かに、少し笑い声が聞こえる。遅れてきたアスカを、みんなが笑ってるのかな?
「遅れてすみません!」
委員長が最初にドアをあけて入った。
「おや、洞木さんが遅刻とは珍しい。おやおや、ぞろぞろと・・・」
先生は呆れてるのかな、僕たちは口々にスミマセンと言って教室に入った。
「まったく、テストの日ぐらい遅刻しないで来れないのかね。先生が子供のころは・・・・」
また昔話が始まっちゃったよ。今日はテストじゃないんですか?先生。
き〜んこ〜んか〜んこ〜ん・・・・・・・・・・・
・
・
・
・
・
・
・
・
・
・
・
・
・
・
・
・
・
・
・
・
・
き〜んこ〜んか〜んこ〜ん・・・・・・・・・・・
短いようで長かったテストも終わった・・・テストの結果は・・・・聞かないでください(涙)
さぁ〜〜て、今日は遊ぶぞ〜〜〜〜!!
「シンジ!今日暇なんでしょ!あたしの買い物に付き合ってよ。」
「えぇ〜〜、テスト終わったんだからゆっくりさせてよ。」
「何言ってんの、あたしの言う事が聞けないってぇ〜の!?」
「わ、わかりました!!ご一緒させていただきます!!!」
僕には人権ってものは無いのだろうか・・・
ちるどれん らいふ |
数日後・・・・・
「さぁ〜って、今日はテストが全部返ってきてるんでしょ。保護者の私に提出しなさい♪」
「えぇ〜〜〜〜〜!!なんでミサトなんかに見せなきゃなんないのよ!」
まったく、どうしてズボラで酒ばっかり飲んでる保護者気取りのおばさんに、テストの結果を報告しなきゃなんないのよ!
「あら〜、そんなこと言ってていいのかな〜?赤木博士に相談しようかしら♪」
リツコ・・・・改造されるわね。ここはおとなしく報告したほうが良さそうね。
「わかったわ。今から持ってくる。」
「シンちゃんとレイにも言ってね〜」
「はいはい!」
「なるほどねぇ。良くわかりました。では、お姉さんから勉強のアドバイスをしましょう。」
「そんなもの必要ないわよ!ミサトに説教される筋合いないわ!」
大学でてるからっていい気になっちゃって。あたしだって大学でてるんだからね!
「シンちゃんとレイはどう?さっきから黙ってるけど。」
二人に話を振ったか。どうせシンジの事だから・・・
「せっかくですからアドバイスくださいよ。あまり結果良くなかったから。」
やっぱりね。
「レイは?」
「私は・・・・碇クンと同じで良いわ。」
「そう、じゃあ多数決で決まりね♪まずはシンジ君から・・・」
「ふん!勝手にしたらいいじゃない!」
ミサトのアドバイスがどの程度か、しっかり聞いててあげるわ。
ちるどれん らいふ |
「シンジ君は、理数系が苦手のようね。そこはレイが得意な分野だからレイに教えてもらいなさい。」
「わかりました。よろしくね、綾波。」
「碇クンとお勉強・・・・ポッ!」
碇クンと一緒にお勉強・・・・
「綾波、ここはどうやったらこういう式になるの?」
「そこはね、碇クン・・・」
「あ、綾波!?どうして服を脱ぐの・・?」
「その方が教えやすいからよ。」
「え・・・・・?」
「問題ないわ。すぐに解けるようになるわ。」
「綾波・・・・・ゴクッ。」
「碇クン・・・・・」
「・・・レイ?レイ?どうしたの?鼻血が出てるわよ。」
「碇クンとお勉強。」
「は?どうしたのよ突然。それよりシンちゃん、ティッシュ持ってきて。」
「あ、はい、ミサトさん。」
碇クンとお勉強したい・・・・今は我慢ね。
「はい、綾波。ティッシュもって来たよ。」
「ありがとう・・・」
碇クン、やさしい・・・・ポッ。
「大丈夫なのレイ?次はあなたの番よ。」
「はい、ミサトさん。」
「レイは・・・・実技が苦手のようね。実技系はシンちゃんが得意だから・・・あら、ちょうどいいわね。二人で勉強すればいいじゃない。」
「はい・・・そうします。行きましょ碇クン。」
「あ、え?綾波!?」
碇クンとお勉強碇クンとお勉強碇クンとお勉強碇クンとお勉強碇クンとお勉強碇クンとお勉強碇クンとお勉強碇クンとお勉強碇クンとお勉強碇クンとお勉強碇クンとお勉強碇クンとお勉強碇クンとお勉強碇クンとお勉強碇クンとお勉強碇クンとお勉強碇クンとお勉強碇クンとお勉強碇クンとお勉強碇クンとお勉強碇クンとお勉強碇クンとお勉強碇クンとお勉強碇クンとお勉強碇クンとお勉強碇クンとお勉強碇クンとお勉強碇クンとお勉強碇クンとお勉強碇クンとお勉強碇クンとお勉強碇クンとお勉強碇クンとお勉強碇クンとお勉強碇クンとお勉強碇クンとお勉強碇クンとお勉強碇クンとお勉強碇クンとお勉強碇クンとお勉強碇クンとお勉強碇クンとお勉強碇クンとお勉強碇クンとお勉強碇クンとお勉強碇クンとお勉強碇クンとお勉強碇クンとお勉強碇クンとお勉強碇クンとお勉強碇クンとお勉強碇クンとお勉強碇クンとお勉強碇クンとお勉強碇クンとお勉強碇クンとお勉強碇クンとお勉強碇クンとお勉強碇クンとお勉強碇クンとお勉強碇クンとお勉強
はぁと
ちるどれん らいふ |
「なんかレイ、嬉しそうだったわねえ。」
ファ〜ストの事だから、たいしたことないに違いないわ。
「そうね。」
「な〜にアスカ、もしかして妬いてるの?」
「そっ、そんな訳ないでしょ!なんで嫉妬しなきゃなんないのよ!」
「ふぅ〜ん、まあいいわ。で、私のアドバイス聞くの?」
「せっかくだから聞いてあげるわ。感謝しなさい!」
「そう、ありがとねアスカ♪アスカは・・・・・ひどい点数ねぇ。」
「仕方ないでしょ!漢字で読めないのが多いんだから!」
「できてるのは、英語と数学の計算問題・・・他はぱっとしないわねえ。」
「で、どうすればいいのよ。」
「やることは一つしかないわ!漢字の練習よ!この心やさしいお姉さんが教えてあげるわ。洞木さんから貰った辞書も持ってらっしゃい!」
「えぇ〜〜〜〜!嫌よ!絶対に嫌!!!一人でやってた方がよっぽどマシよ!」
「そんなこと言って、お姉さんを苛めるのねアスカは。お姉さん悲しい・・・」
「誰がお姉さんよ!あたしは一人で勉強するから!わざわざアドバイスありがとうございました!」
ふん、そんなこと、言われる前からやろうやろうと思ってたところなのよ!さ〜て、さっさと漢字覚えてミサトを見返してやるんだから!!
「うわ、ちょ・・ちょっと綾波!なにやってんだよ〜〜〜〜!」
あとがき・・・・というより言い訳(汗)
ど〜も、お久しぶりでございます。二度冬眠していたシゲボーです。
まず、受験という大きな行事があり、しっくすが遅れたことをお詫びします。
さて、今回でとりあえず話に一区切りつけたつもりです。下手くそな文章だなあと思ってますが、書きたい事も書けたので。
次に書くのは、また読みきり短編に戻ると思います。
でわ、またお会いしましょ〜〜♪
シゲボーさんからSSを頂きました(^▽^)ありがとうございます〜
楽しいパ〜ティ〜から覚めると学校という現実が待っていました(笑)最悪な事に試験日に遅刻とは、流石ちるどれん一味違います。
勉強をしていなかったので結果は当然・・・でしたね。
でもそんな事は保護者(仮)のミサトさんには関係ありません。保護者(似非)ぶってアドバイス、的確にアドバイスをしていきますが、レイちゃんは二味違いますね、流石天然妄想暴走美少女です(笑)シンジ君とどんな勉強をしたのか気になりますね。
今回で一区切りという事ですが、レイちゃんの妄想大好きなアナタ!レイちゃんのもっと暴走した姿を読みたいですね、さあ短編でも読みたいぜ「妄想暴走レイちゃんLOVE」と感想を送りましょうね。
とっても素敵なSSをくださったシゲボーさんに皆さん感想を送りましょう。
皆さんの感想が作者の力になります!一言でもよいから感想を書きましょう!!
投稿:ちるどれん らいふ 番外編 なんば〜しっくす 試験!そして