裏LRS2

Made by シゲボー

※このSSは、解像度1024×768以上を推奨します

 

アスカ達が飲みに行こうとしている時、ネルフの幹部の二人は真っ暗な闇の中にいた。

 

 

 

 

冬月 「碇、少し来るのが早すぎたのではないか?」

碇  「問題ない。じきに来る。」

 

 

フォン

 

05 「碇か。もう来ていたか。」

 

フォン

 

02 「・・・・・・・・・・・」

 

フォン

 

07 「少し早かったか。」

 

フォン

 

04 「・・・・ふっ。」

 

 

フォン

 

キール「・・・・そろったようだな。今日は他の者は国の事情で忙しいらしく、欠席すると言ってきた。」

碇  「キール議長、一つ聞いてもよろしいでしょうか。」

キール「なんだね、碇。」

碇  「今日はなぜモノリスではないのですか?」

キール「それはだな・・・・・・・問題なかろう。」

碇  「それでは納得できません、満足のいく回答を。」

キール「・・・わかった。それはだな、せっかくSSに出演するというのに、モノリスでは味気なかろう。」

碇  「なるほど、そんなに名前を出してもらいたかったのですな。」

キール「ま、まあそんなところだな。」

碇  「ふっ。出番の少ないやつほど目立ちたがり屋だな。」

 

それは碇さん、あんたも同じではないのか?

 

キール「まあよろしい。それでは報告を、碇。」

ゲンドウ、イスから立ち上がり、環の真ん中へと進む。

碇  「はい。それでは、第一回機体互換テストの中間報告をいたします。

    本日、日本時間午前4時05分より、ファーストチルドレンによる初号機とのシンクロを開始。

    同07分、問題なく起動完了。

    続いて4時17分、サードチルドレンによる零号機とのシンクロを開始。

    同22分、若干のパルスの乱れが見られたものの、正常に起動完了。

    実験の詳細は、後日提出いたします。」

 

ゆっくりと歩きながら報告を終え、また席に就く。

 

キール「ご苦労。だが、セカンドチルドレンによる実験はどうした。

碇  「セカンドチルドレンは他の機体に乗ろうとしません。」

05 「なんだと。それでは我々のシナリオに影響を及ぼすではないか。」

02 「・・・・・・・・」

04 「しかし、他の機体に乗らないとは、どういうことだね。」

碇  「その言葉のとおりです。セカンドチルドレンは他のチルドレンの乗った機体に乗りたくないと。」

02 「・・・・・・・・」

07 「そんなもの、ただのわがままではないか。」

04 「左様、もし嫌がるのであれば、無理やりにでも乗せればいいではないのか。」

02 「・・・・・・・・」

キール「そうだ、赤木博士に薬を作ってもらえばよいではないか。」

冬月 「しかし、あの赤木博士の作った薬を使うと・・・・ろくな事はないのは目に見えております。」

キール「・・・・・・・・」

04 「・・・・・・・・」

碇  「・・・・・・・・」

02 「・・・・・・・・」

05 「・・・・・・・・」

07 「・・・・・・・・」

05 「可及的速やかに対処すべき事態なのだが・・・」

02 「・・・・・・・・」

キール「・・・モノリス02。何か発言してはどうかね?」

02 「・・・・・・・・」

05 「おい!返事ぐらいしたらどうなんだ!」

02 「・・・・・・・・」

07 「そういえば、やけにちっちゃくないか?」

 

そこにはモノリス・・・いや、黒く四角く平たいものがあった。

 

04 「確かに・・・・はっ!これはもしや・・・・・・・・」

 

 

 

 

 

 

 

 

そのモノリスのようなものをよく見ると表面にPS2の文字が!!!

 

一同 「何!!!!?」

05 「何故こんなところに旧世代機のプレステ2があるんだ?」

04 「やはりいまどき最新型の・・・・・・」

07 「いや、それよりもあっちの・・・・・・」

 

ゲーム機話に花が咲く〜♪

 

 

キール「おっほん!静粛に!」

一同 「・・・・・・・・・」

キール「これは由々しき問題である。」

05 「モノリス02は、無断で欠席した。」

04 「それが意味するものは、ゼーレの一員であることを捨てることである。」

キール「モノリス02はゼーレを脱会したと考えてもよろしいのだな。」

一同 「・・・・・・・・・」

キール「では、モノリス02を処刑する準備じゃ。」

05 (ふっふっふ。ひさびさに血が騒ぐな。)

キール(今回はどんな事をしようかな〜♪)

04 (はあ〜、またあれやるのか。笑いすぎて疲れるんだよな。)

07 (へ?処刑?そんな話聞いてないぞ。まさか・・・・)

キール「では、1時間後に準備していつもの場所で落ち合おう。」

 

 

   フォン

 

さまざまな思惑を抱え、キールの一言で会議は終わった。

 

 

 

碇  「老人たちめ。くすぐりの刑とは暇なものだな。」

冬月 「結局、セカンドチルドレンのことについては何も決まらなかったな。」

碇  「問題ない、彼らだけで決めることだ。」

冬月 「どうなっても知らんぞ。」

碇  「私のシナリオには関係のないことだ。」

冬月 「リツコ君の薬を使われてもか?」

碇  「・・・・・・・・・」

 

 

 

<終わり>

 

 

 

 

 

あとがき

 

ども。

こないだのLRS2の裏バージョンを書きました。エヴァのSSの中で一番登場頻度の少ないキール・ローレンツの登場です。

これで、すべてのエヴァキャラは出しました。(ゲームは除く)PS2が旧世代機になっているのは、時が2015年だからです。

しかし手抜きだな。情景描写がほとんどない。大目に見てください<ダメ!

でわでわ〜


 シゲボーさんからSSを頂きました(^▽^)ありがとうございます〜

 あとがきからわかるようにLRS2の裏バージョンです。エヴァSSでは超マイナーなキール議長が主役?です。

 いつものように重要な会議、重々しい空気が流れる中、02はPS2を置いてどこに行ったのでしょう(笑)そして他のメンバーがPS2を知っている、流石有名。多分みんな遊んだのでしょうね。

 予想では02は人気ゲームを買いに行ったのでしょうね(並ばなくては買えないので欠席したのでしょう)

 くすぐり処刑・・・死ぬな(爆)

 とっても素敵なSSをくださったシゲボーさんに皆さん感想を送りましょう。

 皆さんの感想が作者の力になります!一言でもよいから感想を書きましょう!!


SSroom LRS2

投稿:裏LRS2