新MS外伝 起動戦士Zガンダム?

テイク1

黒いガンダム ケンスケ グリーンノアに散る?

Made by 暗黒騎士ソード


シンジとアスカによるガンダム強奪から数カ月後。
おほほほほほほほほほほほほほほほほほほほほほほほほほほほほほほほほほほほほほほほほほほほほほほほほほほほほほほほほほほほほほほほほほほほほほほほほほほほほほほほほほほ、またまた新しいGを開発してしまったわ」
と、本日もMAD指数100%のリツコ。
「博士、GPシリーズに続いて今度は何を作ったのですか?」
「あらレイ、来ていたの。今回は、RX−178ガンダムMk2よ。あのガンダムの後継機よ」
「はあ……で、このMSのパイロットは」
「3機あるから、1機はレイにお願いしましょうか?他の2機は……そうねえやっぱり彼にも参加してもらわないとね」
と、不適な笑みを浮かべるリツコであった。


「顧みよ、今回のコロニー落下事故は一部の平和楽観論者が引き起こした事件に他ならない。その結果が、北米大陸の穀倉地帯に大打撃を与えたのであるウウウウウウウウ!」
と、今日も元気に壁に向かって演説中のケンスケ。
「そう、この地球!我々の住む、この地球は絶えず危機にさらされている。このかけがえのない地球を守るため、我々ティターンズが立つのだあああああああああああああああああ!
しかし、本日もまたケンスケの楽しい妄想タイムは終わりを迎えようとしていた。
『ドカドカドカ!』
いきなり、数人の黒服がケンスケの部屋になだれ込んできた。
「相田ケンスケだな?」
「何者だ。むっ、まさかお前らはエゥーゴか?ふん、宇宙民め。のこのこと何をしに来た」
「答える必要はない。一緒に来てもらおうか」
「断る。ティターンズに栄光あれええええええええええ!
「むっ、標的が暴れだした。プランをBに以降。それかかれ〜!」
こうして本日もまた、黒服によってぼこぼこされるケンスケであった。


うわああああああああああああああああああああああああああああああああ!?
悲鳴を上げながら目をさますケンスケ。
「はっ、こ、ここはどこだ……」
「おほほほほほほほほほほほほほほほほほほほほほほ、お目覚めのようね相田ケンスケ君」
「げっ、金髪マッドババ……ぶべら!?」
いきなり、ぐぁんだむはんまぁで殴られるケンスケ。
「何か言ったかしら」
「い、いえ、何も……」
「さて、今回あなたを呼んだのはほかでもないわ」
「呼ぶんじゃねえ!」
「今回は、私が開発した新型機のテストに参加してもらうわ」
「嫌だ。帰る!」
「おほほほほほほほほほほほほほほほほほほ、帰れると思っているの。あなたは、ネルフのパイロットなんだから」
「冗談じゃねえ。第一、ロクなMSに乗ってねえだろうが。どれもこれも、ジャンクMSだろうが」
「むっ、私の作った傑作品をけなすとはいい度胸ね。改造してあげましょうか?」
「う、嘘です。どれもこれも、すばらしいMSです」
「そうでしょうそうでしょう」
「で、今回の自分の任務はなんでしょうか」
とりあえず、逆らう事だけはやめにするケンスケ。
「おほほほほほほほほほほほほほ。まずは私についてくるよ」
そういって、ケンスケをつれてどこかに向かうリツコ。

つれていかれた場所は、都市そのものが実物大で再現されている場所であった。
「こ、これは……」
「さて、今回あなたが乗るMSはあれよ!」
と、1機のMSを指差すリツコ。そこには、緑と黒を基本としたMSが立っていた。
「こ、これはザクじゃねえかああああああああああああああ!」
「違うわよ。これは、RMS−106ハイザックよ」
「どっちにしろ、ザクじゃねえかあああああああ!」
「うるさいわね。それより、スケジュールが押しているからこのままテイク1を始めるわ」
「テイク1?なんだそれは」
「ふっ、私が脚本を書いた機動戦士Zガンダム劇場版の撮影よ」
「なっ、まさかこのシーンは……」
サーと、血が引いていくのを感じるケンスケ。
「シンジ君、そっちの準備はいいかしら」
と、インカム使ってシンジと連絡をとるリツコ。
「はい、準備はできてますよリツコさん」
「では、テイク1。ガンダムMk2強奪を撮るわよ!アクション!
カチンコをならすリツコ。
「じょ、冗談じゃねえぞ。確かこのシーンは、ハイザックがガンダムMk2に負けるはず。ってことは、俺が死ぬってことじゃねえか。ここは逃げるに限る!」
そう言って逃げ出すケンスケ。しかし、逃げた方向にシンジの乗る黒いガンダムMk2がいた。
「うげっ……!?」
「はっ、こいつはティターンズのMS?」
と、シンジ。
「し、しまった……ガンダムがいるほうに逃げてしまった。くっ、こうなれば……」
ザクマシンガン改を構え乱射するケンスケ。しかし、ケンスケの攻撃は全くシンジの乗るガンダムMk2には効いていなかった。
「な、何故だ……。くっ、マシンガンがダメならこいつでどうだ!」
間合をとり、ミサイルポットで攻撃するケンスケ。
「甘い!そんな攻撃が当たるかよ!」
難無くかわすシンジ。
「甘いのはお前だ碇!今の攻撃は囮だ。これでも喰らえ〜〜〜〜!」
一気に間合をつめ、ヒートホークで切り掛かるケンスケ。
でりゃああああああああああああああああ!
しかし、シンジはさらにその先を読んでいた。
「無駄だ。そんな攻撃が僕に通用するものか」
シールドでケンスケの攻撃を防ぐシンジ。
「なにっ!?」
「もらったぞケンスケ」
ビームサーベルでケンスケの乗るハイザックを切り裂くシンジ。
「ふぎゃ……な、なぜに俺はいつもこうなるのだ……。お、おのれMAD SCIENTIST〜!
『チュドーン』
ケンスケの捨てセリフを残しはハイザックは爆発した。
「おほほほほほほほほほほほほほほほ、いいわよいいわよ。まさに、実写版の機動戦士Zガンダムの出だしに相応しい映像だわ。さあ、この調子でじゃんじゃん撮っていくわよ」
と、ひとりトリップしているリツコであった。





テイク2に続く……。


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あとがき
ども、暗黒騎士ソードです。
今回は、リツコさんがZの映画を撮りたくなったという設定で話しを書いてます。
実は、このカミーユ役はシンジにしようかカヲルにしようかで少し悩みました。けど、基本的にはLASで話しをまとめたいのでカミーユ役はシンジ君で落ち着かせました。
今後、どういった展開になるのか作者もわかりませんが皆様の期待だけは裏切らないように進めていきます。
では、また会う日まで。


 暗黒騎士ソードさんからSSを頂きました(^▽^)ありがとうございます〜

 Zシリーズに突入しました。リツコさん今回は映画ですか・・・流石MS、やることが凄いですね(笑)

 カミーユ役はシンジ君に決まりLASになるようですね、となるとアスカちゃんは何役でしょうか?

 残念ながらLRSにはならない悲しき少女レイちゃんは何役でしょうね。

 ケンスケは相変わらず不幸(爆)

 LASファン満足のZシリーズ、アスカちゃんはあの役だね、と答えを書いて感想を送りましょうね。
 
 とっても素敵なSSをくださった暗黒騎士ソードさんに皆さん感想を送りましょう。

 暗黒騎士ソードさんのHPはこちら!「反乱軍総司令部『イルナーダ』

 皆さんの感想が作者の力になります!一言でもよいから感想を書きましょう!!


SSroom テイク2

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