「ま!気にするな。これからよろしくな」



(昨日の、物静かでかわいらしい綾波はなんだったんだ??)












毒吐き人間 REI・綾波

(2)

Made by たじやん











(昨日のは、幻覚だったのかな、それとも、今も夢の中なのかな。その方がいいけど)



僕はそんなことを考えながら、昼食を作っていた。綾波の方を見ると、冷蔵庫から出した、りんごを眺めていた。



「綾波、むこ・・・!!!」



(モグ!!)



「丸ごと・・・・」



(モグモグ・・バキッ!!ゴリゴリゴリ・・「グハッ!!助け・・・グフッ」・・ザク!!)



(い・今なんか、助けを求められたような)



「おいしくない」(ぺっ)



(無傷!!一体どんな風に食べたんだ?)



昼食中も綾波は何度か食べ物以外を口に入れたりした。



「ね・ねえ、綾波。これからトウジ達と遊びに行くんだけど、いっしょに行く?」



「・・・ここのいてもつまらないし・・・仕方がないで、行ってやるわ・・・・・・・面倒だけど」



僕は、綾波の一言にカチンときながらも、とりあえずトウジ達の待ち合わせ場所に行った。



「お!シンジ、遅いやんけ、どないしたんや?」



「そうだぞ!ところで後ろの女の子はどういうことかな?」



「シンジどういうことなんや?女なんかつくって、アスカにバレたら殺されるで!」



「あの鬼妻の、アスカが知ったらどうするつもりだ」



「そんな!アスカとは「だれが鬼妻ですって相田?」」



「そうよ、相田君にスズハラ、アスカに失礼よ」



「シンジ!後ろの女は何なの!!」



(ど・どうしよう、ハッキリ言おうかな。それとも、何とか、誤魔化そうかな。それに、綾波のぶあいそうな態度を見たらみんななんて言うんだろう)あたふたあたふた!!



「・・・は はじめまして、綾波レイです。碇君の家の居候しています。」



「と、とりあえずみんな、立ち話もなんだし、喫茶店行こ。喫茶店(びっくりした。綾波また猫かぶったみたい)」



僕はとりあえず、みんなを喫茶店に誘導した。



「・・改めて自己紹介します。綾波レイです。」



「それじゃあ、私たちも自己紹介するね。まず私から。私は洞木ヒカリ。私たちは私立冬月学園1年生なの。これからは、綾波さんのことをレイって呼ぶわね。私のこともヒカリって呼んでね」



「次はアタシね。アタシは惣流・アスカ・ラングレー。アタシもアンタのことレイって呼ぶからアスカって呼びなさい いいわね。で、こいつが、ジャージバカで、そっちが、ミリタリーオタク」



「おい、惣流!なにが、ジャージバカやとなにを言うんじゃ!わしの名前は鈴原トウジっていうんや!よろしくな!」



「俺は相田ケンスケって言うんだ」



「こいつらとシンジをあわせて、『3馬鹿トリオ』っていう、コンビ組んでいるの。面白くないけどね」



「ひどいよアスカ!僕らだってがんばっているのに」



「な〜にが『ひどいよ!』なの!全然面白くないじゃない。」



「まあ、アスカもそれくらいにして。レイはここに来る前はどこに居たの?」



「そうや!綾波誕生日はいつなんや?」



「あと、血液型は?それと、写真とるよ」



(うわ〜質問責めだな。)



「・・・・・うざってぇ〜やつらだ・・・」(グリッ!!)



(!!!!)あ!そうだ!今日早く帰ってこなきゃいけないんだ。それじゃねみんな。綾波行くよ」



僕はそう言って、綾波の手をひっぱて行った



「ねぇ〜今、レイの顔すごく暗くならなかった?」



「え!やっぱり」「そうやったな」「なんかすごく邪悪な顔をしていたような」



「相田君それ言い過ぎ」



僕たちは、急いで家に帰った。



「・・・ね・・・なんで、顔を変えるの??」



「・・・・・・・・・」(パッ!)



「そう!その顔!」



「・・・ユイが・・『第一印象さえよければ問題ナシよ』って」



(か・母さん・・・・綾波の場合、ダメだろ)



「それより、シンジ早く夕食作れ。ユイとヒゲが帰って来るんだろ?」



「(そうだ!さっきだってかわいい笑顔ができたんだ)ね・ねえ綾波ちょっと二コーっと笑って見せてよ」



「・・・・・・・・・・・・・」(ニヤリ)



「・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・(ぼ・僕はだまされていたんだ)」(バタッ!!)



レイのその笑顔は、ゲンドウを軽々と超えていた



シンジはユイ達が帰宅するまで、ずっと夢の世界を旅していた。






 どうも、たじやんです。もう2話ができました。


しっかし、小説は難しいね。ほんと。つかれるわ。

アヤナミストのみなさん、怒らんといてくださいね。いちお、僕もアヤナミストですから。



 キャラ説明



 惣流・アスカ・ラングレー(16)

冬月学園の生徒。美女端麗、頭脳明細、運動抜群で、学園のアイドル。

ただ、性格がきつい。



洞木ヒカリ(15)

冬月学園の生徒。クラス委員長。鈴原にはきびしい



 鈴原トウジ(15)

冬月学園の生徒。ジャージをこよなく愛する男。体力はあるが、勉強の方が。

アスカと何かと突っかかる。ヒカリに弱い



 相田ケンスケ(15)

冬月学園の生徒。ミリタリーや軍事に興味を持つ少年。近くの港に軍艦が来た日にゃ学校を休んでも行く奴。また、学園の女の子の写真をとって売りさばいている。



 おまけ 私立冬月学園

学園長冬月コウゾウ。冬月の温厚な性格が反映しており、学園は生徒の自由を尊重している。

そのため、ケンスケのような学校に必要のない物を持ち込む奴が多い



まだまだキャラの設定を付け足します。



それと、作品の挿絵を募集します。←絵のセンスゼロ

もし、「作ったる!!」っていう心やさしい方はメ―ルで。

あなたの挿絵で物語が変わる?                      amasa@f5.dion.ne.jp


 たじやんさんからSSを頂きました(^▽^)ありがとうございます〜

 高速の執筆で二日連続の投稿ですね。

 レイちゃんの性格に戸惑うシンジ君、みんなに紹介しますがちょっと不安、でもレイちゃんは・・・第一印象良し!好感度良し!とみんなを騙しました(笑)

 コロコロと性格を上手にかえるレイちゃん、本当の性格はどちらでしょうね。

 レイちゃんの笑顔、ニヤリを見たい!と感想を送りましょうね。

 とっても素敵なSSをくださったたじやんさんに皆さん感想を送りましょう。

 皆さんの感想が作者の力になります!一言でもよいから感想を書きましょう!!


SSroom-2 (1) (3)

投稿:毒吐き人間 REI・綾波 (2)