EVA CHANGING

よんじゅうろくわ

ほけんしつのあい?

シ〜〜〜ンちゃん!!

「ん?なんだい綾波」

ええとね〜〜〜うんとね〜〜〜

「どうしたの?何か言いたそうだね」

言っていい?

「うんいいよ」

じゃあ言うね、私ねシンちゃんがだ〜〜〜い好きなの

「僕も綾波が大好きだよ」

本当っ!?

「うん本当だよ」

じゃ、じゃあ結婚してくれる?

「うん、綾波結婚しよう」

シンちゃ〜〜〜〜ん!!



ちょっと待った〜〜〜!レイ、シンジは渡さないわよ」

ア、アスカどうしてここに居るの?

「私も居るわよ」

マナちゃんまで

「シンジはアタシと結婚するのよ」

「私とも結婚するのよ」

「そうだ、そうだったよアスカとマナと結婚するんだった。ごめん綾波、じゃあそういう事だから」

あ、シンちゃん





シンちゃ〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜んっ!!



































きゃあああああああああああああっ!

「な、何よ?びっくりするじゃない」

あれ?ここはどこ

「保健室よ、アンタはずっと寝ていたのよ」

 レイは保健室のベッドから跳ね起きた悪夢にうなされたせいか汗びっしょりである。

ふ〜〜〜夢だったのね良かった良かった。でアスカはどうしてここに居るの?

「アンタ一人じゃ寂しいでしょうから付いていてあげたのよ」

嘘だあ〜〜〜授業をサボりたかっただけでしょう?

「う、うっさいわね〜〜大体アンタの持ってきた激辛キャンディ〜が原因でしょうが」

 もしアスカやマナが食べていれば二人とも保健室のベッドで寝ていただろう。

あ〜〜あれね、私も激辛って知らなかったんだ

「知らなかった?」

うん、おかあさんから貰ったの。何でも惑星を爆発させる威力がある・・・ぐええ

 最後まで言う前にアスカがレイの首を絞め始めた」

「アンタねえ〜〜そんなものをアタシに食べさせようとしたのね」

うぐぐ・・・ぐるしい〜〜死んじゃう〜〜

「ちょうどベッドの上で死ねるから良いんじゃないの?」

 表情は笑っているが目が笑ってない本気である。

ご、ごめんなさい〜〜〜もうしません〜〜〜

「よし!今回は許してあげるわ、今度したらその首飛ばすわよ」

は、はひ〜〜〜

 首を切るポ〜ズを見せる、レイは背筋が凍り何度も頷いた。



ところで今何時間目?

「今は三時間目よ」

 レイが気絶してかなりの時間が経っていた。それほどリツコ特製キャンディ〜は威力があった。

そんなに寝ていたんだ、シンちゃんは?

「シンジは真面目に授業を受けているわよ」

マナちゃんは?

「アイツはどうせ爆睡中よ」

で、アスカはサボり中ね

「アタシは良いのよ、義務教育なんて不必要なんだから」

 アスカは大学を出ているので別に受けなくても良いが学校に居る以上サボりである。

不必要って今は国語の授業でしょ、受けとかなくちゃいけないんじゃないの?

 天才?美少女のアスカだが国語は苦手であった。

「い、良いのよ!世界共通の英語が喋れたら国語なんて要らないわよ」

はいはいわかりました、アスカはサボりと

「アンタね〜〜」

冗談冗談♪へっくちゅ〜〜〜んっ!

 くしゃみが保健室に響く、寝汗で身体が冷えてしまったのである。

「アンタ身体拭かないと風邪引くわよ」

うん、タオルは・・・

「持ってくるわ」

 アスカはかけてあるタオルを取りレイに渡した。レイは制服を脱ぐと汗を拭い始める。

「アンタって相変わらず肌白いわね〜」

いやんアスカのえっちィ〜〜〜

 おもわず脱いだ制服で身体を隠した。

「女の子どうしでしょうが、ふざけていると風邪引くわよ」

あ、うん・・・へっくちゅん

「ほら背中拭いてあげるから貸しなさい」

あ、うん

 アスカはタオルを受け取るとレイの背中を拭き始めた。

アスカ優しいのね

「アタシはいつでも優しいわよ」

そうなの、アスカ・・・

「何?」

お姉さまって呼んでもいい?

ぶ〜〜〜〜〜〜!

 アスカはおもわずこけた。

「ア、アンタ何言ってんのよ?キャンディ〜食べてオカシクなったんじゃないの?」

ううん、本気・・・ぽっ

 うつむき頬を赤らめるレイ、そして上目遣いでアスカを見つめる。

「ちょ、ちょっと待ってアタシはノ〜マルよ」

 腰を抜かしながら逃げる。

お姉さま!

 がばっ!

うっ

 レイはアスカを背中から抱きしめた、レイはまだ制服を着ておらずブラ一枚である。

アスカお姉さま・・・ぽっ

「レ、レイやめなさい」

その姿が素敵・・・ぽっ

はああああ〜〜〜

 アスカの背中に頬擦り、アスカの力が抜けていく。

な〜〜〜んて嘘ようそ〜〜〜〜〜〜アスカって単純ね〜〜まさにへっぽこアスカちゃん

 ベッドに戻り制服を着ながら大笑いしているが・・・

 ゴゴゴゴッゴゴゴッゴゴゴッゴゴゴ!

 擬音とともにアスカの瞳が光る。

レ〜〜〜〜〜イ

あ、じょ、冗談だって〜〜〜

「アンタのその行為死に値するわよ」

 指を鳴らしレイに近づく、そして・・・

きゃ〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜!!

 レイの絶叫が保健室に木霊した。


「ふんっレイは永遠に寝ているから今日はあたしが喋るわよ」

「まったくレイはビックリさせるわね、また性格が変わったと思ってビックリしたわ」

「元気なレイは良いけど、百合なレイはね〜〜」

「あ〜〜〜思い出しただけでも背中がぞっとするわ」

「背中の胸の感触が残って変だわ帰るわね」

 レイちゃんのアスカちゃんへのささやかな復讐でした(笑)でもその後でアスカちゃんから強烈な反撃を貰いましたけどね。

 それにしてもレイちゃんは学校でよく気絶しますね。
 
 こんな連載小説?でも最後まで読んでくれた方々に感謝します。


よんじゅうごわ ふくしゅう? よんじゅうななわ たのしい?おひる

EVA CHANGING よんじゅうろくわ ほけんしつのあい?