555,555HIT記念小説
EVA CHANGING AFTER STORY
シンジ・アスカの初デ〜ト(前編)
雲ひとつ無い青空、囀る小鳥達、眩しい太陽の光、清清しい朝だなあ〜〜〜・・・って午前五時・・・早く起きすぎちゃった。
って言うかあんまり眠れなかったよ〜〜〜ドキドキ、ドキドキ・・・今日はアスカとデ〜トなんだよな、緊張する〜〜〜
・・・
・・・
・・・もう一眠りしよう、デ〜ト中に眠くなったらアスカに失礼だよなあ。さあ寝るぞ!
・・・
・・・
・・・
・・・眠れない、眼がギンギンに見開いて全てを見通せるかのようだよ
・・・
・・・
・・・
・・・眠れないよ〜〜〜〜
ふんふんふんふ〜〜〜ん、今日はシンジ君とデ〜ト〜何を着ていこうかな。って午前五時・・アタシったら早く起きすぎ、気合入っちゃってるわね。
まあ良いわ、着ていく服を決めておこうかな、昨日から悩んでいたんだけど早く決めないとデ〜トできなくなっちゃう。
・・・これは地味かしら?
・・・これは派手気味。
・・・これはもう何回も着ているから駄目ね。
・・・胸元がちょと開いたこれはちょっとせくし〜すぎるわ・・・これに決めようかな?
でもシンジ君が襲ってきたらどうしよう?
「アスカ、今日は一段と可愛いよ」
「シンジ君・・・」
「僕は僕は僕は〜〜〜!」
ア、アタシったら何考えているのかしら、シンジ君に失礼だわ・・・ほ、他のにしよう。
・・・
・・・
・・・
・・・
・・・よしっこれに決〜〜〜めた、シンジ君と初めて会った時のお気に入りの黄色いワンピ〜ス、初めてのデ〜トはこれで決まりね、さあて御飯を作ろうっと。
・・・八時、あれから一睡もできなかった心臓はバクバク鳴っているし手を何千回ニギニギしたんだろう?
もう良いや、起きようってもうすでに起きているんだけどね、朝ごはんできているかな?
・・・部屋を出ると台所からいつも通り味噌汁の香り、アスカもう起きているんだ。って八時だからもう起きているわよね。
どきどき、どきどき
「ア、アスカおはよう」
いつも通りに挨拶、でも緊張するのは何故だろう?
「おはようシンジ君」
「お、おおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおはようっ!」
僕の声に振り向き笑顔で答えるアスカ、エプロン姿に笑顔・・・か、可愛いっ。
「どうしたの?声がいつもより高いわよ」
「そ、そそそそそそそ〜〜〜〜〜うかな?」
「うん、八オクタ〜ブ高いよ」
そ、そんなに高いなら歌手になっちゃおうかな・・・って、駄目だ緊張している、顔洗ってこよう。
顔を洗いに行くシンジ君、どうして手と足が同時に出ているのかな?あっ柱に小指をぶつけちゃった痛そ〜
「いたたたた」
「大丈夫?」
片足上げて跳ね上がるシンジ君、小指は痛いわよね、ちょっと涙目。
「だ、大丈夫だよ」
「本当?」
「うん」
大丈夫には見えないんだけど、良いかな?さあご飯ご飯。今日のメニュ〜はご飯に味噌汁、焼き魚に漬け物、普通の朝ごはんね。でもひとつだけ違うところは・・・アタシの愛が入っているってとこかな。
きゃ〜〜〜〜アタシったら何言っているのかしら、恥ずかしいわ、いやんいやんいや〜〜〜ん!
「アスカ、な〜〜〜に一人で興奮してんのよ?頭でも打ったの?」
はにゃ、ミサトさん!いきなり現れてビ〜ル飲んでる、すでに三本目。
「な、なにもないですよ。さあご飯食べましょう」
「もう頂いているわよん、相変わらず美味しいわね」
「うん、アスカ美味しいよ」
シンジ君もミサトさんもアタシのご飯を美味しいって言ってくれる、お世辞でも嬉しいわ。
「シンちゃん、アスカのご飯がどうして美味しいか知ってる?」
「え?腕を良いからじゃないんですか」
「ノンノン違うわよ、美味しいのはアスカの愛が入ってるからよ」
えっ、ミサトさんわかるのかな?どうして味オンチなのに。
「特にシンちゃんへの愛が感じられるわ、400%オ〜〜イェイっよん、そうでしょ?アスカ」
「ミ、ミサトさん何言ってるんですか、からかわないでくださいよ」
「ん〜〜〜赤くなってかっわい〜〜〜」
・・・シンジ君、ミサトさんからからかわれている。
「アスカ、本当に美味しいわよ」
親指を突きたてウインク、ありがとうミサトさん。
ご飯を食べ終えたらデ〜トの準備よ。
アスカの美味しいご飯を食べてごちそうさま、さあて準備だ。ってその前に後片付け手伝おうかな。
「アスカ、後片付け手伝うよ」
「ありがとうお願いしようかな」
久しぶりにする家事、ちゃんとできるかな?
「ちょっと待った〜〜〜!!」
なっ、ちょっと待ったコ〜ル?ミサトさん手を上げて立ち上がったぞ。
「なんですかミサトさん、ビ〜ルは駄目ですよ」
うん、甘やかすと癖になるから駄目だね。
「違うわよ、私が後片付けしてあげるから二人は早く用意をしなさい」
ええっ!ミサトさんが家事?
「またあ〜ミサトさん冗談言っちゃって、酔っているんですか」
「酔ってないわよ、長くデ〜トができるように私の心遣いよ」
そうなんだ、ミサトさん・・・嬉しいなあ。
「ありがとうございます、シンジ君用意しよう」
「うん」
「さあさあ、気合を入れておめかしするのよ、あとの事はこのお姉さんにしたいNo.1の美人で可愛くて清楚なミサトさんにまっかせなさい!」
「・・・アスカ用意しようか」
「・・・うん」
「こらこら〜〜〜元気が無いぞ、元気が〜〜〜」
一気に気合が抜けちゃったよ、用意しよう。
珍しくミサトさんが後片付けをしてくれるからゆっくりと準備ができるわ、お洋服は用意したし、持ち物はOK、ちょっとお化粧しようかな。
ふんふんふんふ〜〜〜ん、お化粧お化粧って口紅をちょっと塗るだけで良いわ、お化粧しすぎるとミサトさんみたいになっちゃうから。
がらっ!
「アスカ〜〜なんか私のこと言った〜?」
きゃっびっくりしたわ、いきなりミサトさんが襖を開けて。
「な、何も言ってないです」
「本当?私の化粧が素晴らしいって聞こえたんだけど」
本当に聞こえたの?シックスセンスがあるのかしら?
「空耳じゃないんですか?何も言ってないですから」
「そうなら良いわ、あら化粧はもう終わりなの?」
「はい口紅を塗っただけです」
「ふ〜〜〜ん」
ミサトさんアタシの全身をなめるように見つめている・・・ちょっとコワイ。
「うんうん、最高に可愛いわよ」
「ミサトさん・・・」
「これをつけていきなさい」
?何かしら、小さい箱を渡されたわ開けてみましょう。
「あっ」
オ〜プンハ〜トのネックレス、綺麗・・・
「今のアスカには最高に似合うわよ、つけてあげるわ」
「はい」
ミサトさんがつけてくれる・・・嬉しいわ。
「うん、可愛いわよ。頑張ってらっしゃい」
鏡で見るとシルバ〜が輝いている・・・綺麗。
「はい」
「よっし!いい笑顔よ」
着替えて・・・何を着ていこうかな?おめかしって言っても上等な服は持っていないし・・・普通で良いかな、GパンとTシャツで良いや。
さっと着替えて五分で終了、さあてアスカを待とうかな。
部屋を出るとアスカの姿は無かった、まだ準備をしているんだね。TVでも見ていよう。
・・・
・・・
・・・面白い番組はやってないや、天気予報で今日の天気をチェックしておこう。
・・・
・・・
・・・よし100%快晴だ、まさにデ〜ト日和だね。
・・・
・・・
・・・アスカまだかなあ〜
・・・
・・・
「シンジ君、お待たせ」
ボンヤリしていたら声をかけられたやっと用意ができたんだね、振り向いてみると・・・
「あっ・・・」
「行きましょう」
黄色のワンピ〜スを着たアスカが立っていた。
555,555HIT突破しました(^▽^)
そんなわけで記念小説です。『EVA CHANGING アスカ編』のその後のお話です。『EVA CHANGING Vol.59 THIS IS ONLY THE BEGINNING』からそのまま続いています。
二人の初めてとデートはこれからシンジ君は緊張気味ですね。アスカちゃん可愛いぞ(笑)
これからも更新をガンガンしていきますよ「jun16 Factory」をヨロシク!<_>
こんな小説?でも最後まで読んでくれた方々に感謝します。
NEON GENESIS: EVANGELION EVA CHANGING AFTER STORY シンジ・アスカの初デ〜ト (前編)