HP更新999回記念小説
EVA CHANGING AFTER STORY
シンジ・アスカの初デ〜ト(後編その3)
イルカショ〜楽しかったわ、今度は一番前で見たいわ。
「ねえこれからどうするの?」
「そうだね〜どうしようか、疲れてない」
「うん、ちょっと疲れちゃった」
朝から歩いたからちょっと足が痛くなってきたわ。
「休憩しようか、お店に入ろう」
「うん」
シンジ君と手を繋いで水族館内の喫茶店へ。へえ〜店内は熱帯魚が水槽に飼われているのね。
「さあ何にしようかな〜」
二人で見るメニュ〜、本当に恋人同士て感じだわ。
「アスカは何にするの?」
「アタシは・・・」
どうしようかな?カキ氷にしようかな?それともパフェ、太っちゃうかしら。う〜〜ん、どうしようかな?
「シンジ君は何にするの?」
「僕はコ〜ヒ〜」
「コ〜ヒ〜なの?ふふ飲めないのに」
砂糖とミルクをタップリ入れないと飲めないのよね。
「の、飲めるよ」
「じゃあアタシもコ〜ヒ〜にしようっと」
アタシは砂糖、ミルク無しでも飲めるもんね。うふふ。
・・・あちゃ〜〜アスカの前でかっこいいところ見せようと思ってコ〜ヒ〜にしたけど失敗しちゃったかな。
「シンジ君どうしたの?」
「えっ!な、なんでもないよ」
見つめられたらドキッてしちゃうよ。
「砂糖入れてもいいわよ」
「い、入れなくても平気だよ」
口の中に広がる濃厚な味を飲んでやるぞ。あっコ〜ヒ〜がきたぞ。
「シンジ君、砂糖は何杯いれる?」
「いらないよ、僕はいつでもブラックさ」
「うふふ、そうなの」
「ああ、う〜〜ん、このコクがある重厚な香り最高だね」
・・・ちょっと香りがきついぞ、苦そうだ。あっアスカ平気に飲んでる。
「本当美味しいわね」
「そ、そうだね、香りがいいね」
「飲まないの?」
「の、飲むさ」
ちょっと躊躇うな。
「さっきからずっと香りをかいでいるね」
アスカにこにこして僕が飲むのを待っているぞ。
「香りが良いんだよ、さあ飲むぞ」
アスカが見ているだ、飲むぞ。
ゴクゴクゴクゴク
「うひゃ〜〜〜」
にがっにがっにがっ〜〜〜〜
あ〜〜あ、そんなに一気に飲んじゃったから半分死んでいるわ。
「大丈夫?」
「だ、大丈夫さ。流石に美味しいね」
涙目になっているわ。
「はいお水」
「あ、ありがとう」
よほど苦かったのね、一気に飲んでるわ。
「シンジ君無理しなくていいのよ。砂糖入れて飲んだらいいわ」
もうコ〜ヒ〜無くなっちゃったけどね。
「む、無理してないよ、ブラックが飲みたかったんだよ」
「無理したら身体壊しちゃうわよ。普段どおりのシンジ君がアタシは好きだわ」
キャッ、アタシったら凄い事を言っているわ。
「ごめん・・・今度から砂糖を入れるよ」
「でも入れすぎたらダメよ」
入れすぎても身体壊しちゃうからね。
「うん」
アスカは優しいなあ〜嬉しくて涙がでちゃうよ。
「そろそろ出るかい?」
お喋りしてたら結構長い時間居座っちゃったね。
「うん、そろそろ帰らないといけないわね」
時計を見たらもう夕方が楽しい時間は経つのが早いなあ。
「晩御飯を用意しないとミサトさんが泣いちゃうわよ」
「そうだね、ペンペンもお腹を空かせているだろうね」
外食も良いけどやっぱりアスカの作ったご飯が美味しいんだよね。
レジでお金を払って・・・当然僕が出すぞ、アスカには出させないぞ。
「さあ帰りましょう」
「うん」
何も言わなくても手を繋ぐ事が自然になった、これから二人で歩く時はいつも手を繋ぎたいなあ。
「晩御飯は何にするの?」
「そうね〜〜シンジ君は何を食べたい?」
僕は・・・
「アスカが作るものは何でもいいよ。アスカの作ったものは全部好きだよ」
アスカが作ったものが食べれないなんて事は無いぞ。全部食べるぞ。
「そう言ってもらえると嬉しいわ、ありがとうシンジ君」
アスカの頬がちょっと赤くなって握っている手が強くなった・・・
「シンジ君・・・」
「ん、なに?」
「好き・・・」
「僕も好きだよ」
HP更新999回です(^^)
二人のデートは楽しかったようですね。二人ともこれからずっと幸せになるんでしょうね。
次のデートはどこになるんでしょうね?LASまっしぐら(笑)
こんな小説?でも最後まで読んでくれた方々に感謝します。
NEON GENESIS: EVANGELION EVA CHANGING AFTER STORY シンジ・アスカの初デ〜ト(後編その3)