日曜日の娘2

さあパソコンの前のみんな!まったかな?!!!

本当にまったあ?!!

その名も「日曜日の娘」!!

ある娘の休日だ!!

今日で終りだけどなんと!!あの活発的な少女美

惣流・アスカ・ラングレーちゃん」!!

さあ、それではいってみよう!!

 

最終話 日曜日の娘〜アスカ〜

 ピ♪ピ♪ピ♪ピ♪…カチャ

「ふああー」

 日曜日だからいつもより長く寝られるのよ。いつもより遅く起床、シャワーを浴びにバスルームへ。

 シャーーーー!! 体をあたため、眠気を完全にとる。

「きもちいー」

 バスルームからあがり、部屋に戻り髪を乾かす。

「さあ、ごはん、ごはん」

 台所にいくとラップをした、朝食がのっていた。

「そうか、シンジはバカ達と遊びに行くって言っていたわね」

 シンジはトウジ、ケンスケと朝から遊びに出かけており、ミサトは仕事で今日はいない。アスカは冷えた朝食を温め一人寂しく食べる。

「…おいしい、さすがシンジね」

 シンジの前では素直になれないが一人だと、こうも素直に言える。

「ごちそうさま」

 食器を流し台に持っていき置く…洗わない。

「はー、暇ね。何もすることがないわ。テレビでも見るか」

 テレビをつけ、なにげなしに見る。だが日曜日の午前中は面白い番組がない。

「もう!面白いのは、ないのかしら」

 ピッ・ピッ・ピッ・ピッ・ピッ、チャンネルのつまみぐい。しかしない、スイッチを消す。

「あーあ、暇ねえ」

 寝転がって置いてあった雑誌をとり、目を通す。すると一つの記事が飛び込んできた。

 男の子に聞いた!!こんな女の子が好き!ハアト

「!」

 雑誌に穴があくほど読みふけるアスカ。

 バサッ読み終えたアスカ、目から鱗状態。

「そうだったのね!シンジが私に手を出さないのは、でも今日からシンジもイチコロよ」

 シンジが好きなアスカだが、なかなか素直になれない。一方何も言ってこないシンジに、アスカ自信は何も思われてないと感じていた。

「そうと決まれば、実行あるのみ!!」

 アスカはこぶしを震わせ燃えた。

 其の壱 きれい好きな女の子が好き!

「きれい好き。ハッ簡単すぎるわ!掃除機は…」

 コンセントを差し込み、掃除機のスイッチをONする。

 グオオン!グオオン!

「ふふふ!カンタン!カンタン!」

 片手で持ち楽勝状態。しかし隅々までやっていない。

 グオオン!ズボッ! ウイーン!

「あれ!」

 クッションが掃除機に詰まってしまった。

「えい!この!」

 クッションをとろうとするが、吸引力が強くてなかなかとれない。(スイッチを切ればいいのだが…)

 振り回すアスカ、でもとれない。

「もう!いいかげんに…」

 ガリッ!

「あっ!…」

 振り回した掃除機の先が壁にあたり、キズを残した。掃除機もコンセントが外れて止った。

「どうしよう…目立つわ」

 キズをさわりながら困るアスカでも。

「まあ、いいわ!だいたい掃除機にパワーがありすぎるのよ。まったく欠陥品ね」

 …掃除機のせいにする。

「掃除はヤメ!次、次!」

  其の弐 洗濯してくれる女の子が好き!

「フッ!天才には楽勝ね」

「さあてシンジの洗濯物は」

 勝手にシンジの部屋に入る。アスカ曰く鍵がないから悪いのよ!である。

「ほんっと、何もないわね。そうだこれを洗っとこう!」

 アスカをシンジの自宅着を手にとり、洗濯機に向かう。

「ええと!まずは洗濯物を入れて、次は水ね!これを押して」

 ピッ、ボタンを押す。水がはいる。ジャー!

「便利、便利!最後は洗剤ね」

「量はどれくらいかしら?まあいいわ、多分これくらいね」

 目分量…洗剤、多すぎ。

「よしっ!これでOK、あとは自動、易しすぎるわ!」

 スタートを押し、回り始める。

「ふう、もうお昼ね。休憩しよ!」

 冷蔵庫を物色するアスカ、シンジは何も作ってはいなかった。

「もう、バカシンジ!お昼忘れてるじゃない」

「はっ!」

 何かを思い出す。

 其の参 料理が得意な女の子が好き!

「よし!夕ごはんは私の手作りよ!」

 まだ昼だが、作り始める。自信はあまりない。

「お昼は…味見で大丈夫ね!さあ頑張るわよ!!」

 冷蔵庫から食材をだして、剥き始める。

「まずは、ニンジンを」

 持ち方が危ない、アスカはゆっくりとニンジンの皮を剥いていく。

「ふうー、一本目終了ね。二本目…」

「イタッ!」 (お約束)

 指を切ってしまった。血が流れ落ちる。指をくわえ。

「もう、バンソウコウは」

 救急箱を探すがみつからない。あちこちをひっかき出す。……散らかる。

「どこにあるのよ!」

 救急箱を探し出しバンソウコウを指にまく。

「これでよし!さあ、続き」

 またニンジンにとりかかる。

「剥いて切ったから!よしつぎ」

 ニンジンを切りそろえ?(ふぞろい)次にとりかかる。ジャガイモ…

「イタッ!」 (お約束其の弐)

 バンソウコウを指にまく。

「よし!つぎっ」

 大根…

「イタッ!」 (お約束其の参)

 タマネギ…

「イタッ!」 (お約束其の四)

 肉…

「イタッ!」「イタッ!」「イタッ!」「イタッ!」……(お約束)(お約束)(お約束)(お約束)……

「これくらいでいいわね」

 ふぞろいに切られた食材、鍋やフライパンを用意する。

「油をひいて……いためて」

「ダシをとって……」

 多少ぎこちないが、こなしていく。

「私の手料理を食べたらシンジは…」

 なかなか、おいしそうだ。

 ピーピーピー!

「?そうだ!洗濯物」

 洗濯機に走る。当然火はつけっぱなし。

「なによこれ?色がおちてる!」

 シンジの服は見事に斑模様になっていた。

「…こんなものを着るシンジがいけないのよ」

 自分の否を認めない。ベランダに行き、洗濯物を干していく。

「よし!ふふ、私にもできるじゃない」

「?クンクン、焦げ臭い…あーー!!」

 においに急いで台所に戻る。先ほどの料理が火にかけっぱなし、急いで火を消す。

「せっかく作ったのに……」

 黒焦げの無残な姿がフライパンに、蒸発したダシのない鍋が残された。…ショックなアスカ、気持ちが沈みながら黒焦げの料理物を捨てていく。

「…あーあ、疲れちゃった」

 自分の部屋にもどりベットにあお向けに、ころがる。

「……」

「…別にいいわよね、私よりシンジのほうが料理は上手だし…」

 諦めぎみのアスカ、しかし雑誌のことを思い出す。

 其の四 一生懸命な女の子が好き!

「そうよね、頑張らなくちゃ!!」

 腕をまくり、再び台所に立つ。

「えい!それ!」

 気合一番。掛け声とともに調理をしていく。悪戦苦闘。

「でっできたわ!」

 時間は5時を過ぎようやく完成した。テーブルに並べられる。

「んー見た目は悪いけど、味は完璧ね!あとはシンジが帰ってくるだけ」

 満足なアスカ。シンジを待つ。

「…遅い!何やってんのかしら。バカシンジ!」

 6時をまわったが、シンジの帰ってくる気配はない。アスカは怒りがこみあげてくる。

「この私がせっかく作ったのに」

 7時を過ぎた、シンジはまだ帰ってこない。アスカは馴れないことと、怒りの疲れで眠りだした。

「ZZZ…」

「はっ!」

 目がさめた11時を過ぎている。アスカはテーブルをみた、すると片付けてある。そして一枚の紙がおいていて。

(アスカ遅くなってゴメン、眠っていたので起こさないでおきました。ご飯美味しかったよ、またつくってね。シンジ)

 紙を手にとり、何度も読み返す。

「…フン、当たり前よ!私が作ったんだから」

 涙を浮かべ、バンソウコウだらけの指をみつめる。

「おやすみ、シンジ…」

 シンジの部屋の前でありがとうの意味がはいった、あいさつ。自分の部屋に戻る。

「また、作ってやるか…」

 アスカは今度の献立を考え眠るのであった。

 …ベランダにはシンジの忘れ去られた斑模様の洗濯物が風に吹かれていた。

                                  

 

 

 

 

END

主演

惣流・アスカ・ラングレー

 

撮影

jun16

 

提供

jun16

 

みんな、どうだったかな?

アスカちゃんの一日!くうーーハチャメチャだあ!よかったねえ!!

みんな、惚れるなよ?

しかし残念、今日で最終回!!

凄く短い間だったけど

泣いているあなた!!落ち込むことはない!!

次回はなんと(なんと)外伝なのだ!!

えっ?誰かだって。それはお楽しみに!!


 娘シリーズ?第1弾はサーキットの娘です。

 第2.2弾!アスカの休日です。なにか性格が…

 次で最後だけれども、あの人の登場だ、ご期待ください。

 こんな小説?でも最後まで読んでくれた方々に感謝します。

 この作品はfromのぼっち(仮営業中)さんのページに投稿しています。


日曜日の娘1 日曜日の娘X

NEON GENESIS: EVANGELION 日曜日の娘2