朝の章

や○い使徒殲滅作戦！

　日曜日、お休みの日。だからレイちゃんもお休みです。

「いいえ・・・・私はお休みじゃないの」

「碇クンをゲットする為に働くの・・・・・」

　レイちゃんの紅い瞳は一層紅く輝きました。

　いつものように制服を着て、ネルフに来ました。

「フンフンフ〜〜ン♪」

　おや？廊下をお得意の第九の鼻歌で歩いているのはカヲル君です。

「フィフスチルドレン、ホモ使徒・・・・通称ホモドレン・・・・・」

　レイちゃんの瞳に炎が灯りました。

「碇クンは渡さない、いいえ碇クンはあなたなんかに振り向かないわ。そう不純の愛より私との純潔の愛が良いに決まっているわ」

　ポケットから常時携帯しているレイちゃん印の包帯を取りだし、カヲル君に標準を定めました。

「・・・・誤差修正・・・・包帯ぐるぐる〜〜〜」

　両手からクモの糸の様にカヲル君の体にぐるぐる巻きつけました。

「なっ！レイ君、これは何のつもりだい？」

「・・・・・・」

　何も答えないレイちゃん、携帯プロレッシグナイフをポケットから取り出し・・・・・・

　ニヤリ

　影で表情は確認できませんでしたが確かに笑っていました。

　シュッ！・・・・・・ポトリ・・・・・

　光速移動、カヲル君の首が宙に舞いました。

諸行無常！

「作戦成功・・・・」

　グッ！とコブシを握り締め、小さくガッツポーズ

昼の章

おさる退治作戦！

　ここは病院、レイちゃんは誰かのお見舞いのようです。

　トコトコトコトコ

　ある部屋の前で止まりました。３０３SALと書かれています。SAL、惣流・アスカ・ラングレー、そうアスカちゃんです。使徒の精神攻撃を受け、入院していました。

「ZZZZZZ！！ぐび〜〜〜〜、すか〜〜〜ZZZZ！！！」

　うなされています。レイちゃん、アスカちゃんをお見舞いに来たんですね。優しい。

「違うの・・・・おさるは邪魔なの、碇クンをいぢめるおさるはSAL、そう赤毛サルは・・・・・・」

　ジッとアスカちゃんを見つめるレイちゃん。集中して念をこめました。すると・・・

　うふうふふふふふ　ゆらゆらゆらゆら　ふふふふふふ　ゆらゆらゆら　ゆらふふふふ

　アスカちゃんの頭上のまわりを首吊りレイちゃんがまわって精神攻撃をしています・・・・ちょっと怖い。

「んぎゃあ！！！ファ、ファースト・・・ぎゃああああああいやあああああうぎゃぎゃぎゃががが」

　苦しんでいます。　

　ピ、ピ、ピ、ピ、ピ、ピ、ピ〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜

　アスカちゃんの生命が・・・・・レイちゃんはニヤリでしょう。でも・・・・・・・

　ピクピクピクピク！！！

　アスカちゃんのまわりに怒りマークが飛びまわっています、流石のレイちゃんも危険だと察知しました。

「ファ〜〜〜〜〜スト！うっき〜〜〜〜〜〜！！！！」

　怒りの猿神と化したアスカちゃん、少し巨大化してレイちゃんを追いかけます。

　逃げるレイちゃん、追うアスカちゃん。アスカちゃんが優勢のようです。しかし・・・・

　ニヤリ

　笑いました。すると・・・・・

　ゴンッ！

「あぎゃあ〜〜・・・・・・・」

　天井の看板に頭をぶつけて気絶しました。

頭上注意！

「作戦成功・・・・」

　グッ！とコブシを握り締め、小さくガッツポーズ

夕の章

碇君攻略作戦！

　トコトコトコトコ

　レイちゃんは道をあるいていました。おや？前にはシンジ君が歩いています、どうやら買い物帰りのようです。

「碇クン・・・・・・ぽっ」

　カヲル君、アスカちゃんを倒した後、最後はシンジ君の攻略です。どうするのでしょうか？

　ピタ

　立ち止まると、意識を集中しました。

「ちぇんじ、元気になるの・・・・」

　すると・・・・・

　ふわっ！しゅわ〜〜〜〜〜！ぴ！

　空中で制服が四散しました。なんと！裸です（お子様見ないでね）そして転校生制服にチェンジ。転校生レイちゃん、元気Ver.になりました。

　そしておもむろにスカートの中に手を入れると、純白のパンティーを脱ぎました。

　シンジ君を確認

目標捕捉！

　ダッシュ！ステップ！アタック！タックル！ド〜ン！

　お決まりのぶつかり。

「いててて、あっ、綾波なの大丈・・・・・・・夫？」

　シンジ君は見たものは・・・・・

「いやあ〜〜ん！シンちゃんのえっちい〜〜」

肌色？！

　ぶしゅううううううう！！！！

　鮮血の鼻血、シンジ君は気絶しました。

　ニヤリ

　レイちゃん、シンジ君を抱えるとダッシュでその場を立ち去りました。

「作戦成功！」

　性格が違うので語尾に！が入りました。

夜の章

真碇君攻略作戦！

　ここはレイちゃんのアパート、おや？ベッドに誰か寝ています。シンジ君です。

　トコトコトコ

　レイちゃんは寝ている？のを確認するとどこかに行きました。

「・・・・・う、う〜〜〜ん、ここはどこだろう？」

　シンジ君が目を覚ましました。裸です（でもお子様でも安心）

「シンちゃん・・・・」

「えっ？」

　声の方を振り向くと・・・・・

「あ、綾波っ！！！！」

　そこにはシャワーを浴びたレイちゃんがバスタオル一枚の姿で立っていました。白い足からは体を完全に拭いていないので、しずくが流れています。

「シンちゃん」

「あ、綾波・・・・」

　そして二人は・・・・・

♪♪ラヴラヴラヴ♪♪
自主規制よん！

　ぴよぴよぴよ

「朝・・・・」

　太陽が眩しい朝、レイちゃんは目を覚ましました。

　キョロキョロキョロ

　一人で寝ていたみたいです。もしかして・・・・・

夢オチ？！

　しくしくしくしく

「そ、そんなあ・・・・・・・」

　涙が瀧のように流れました。泣きました。え〜〜〜ん。

　じゅじゅ〜〜

　おや？台所から何か音が？

　そこには朝ご飯の支度をするシンジ君の姿が・・・・・・・

おしまい！