職場に大学時代の友人が訪ねてきた。 その友人が住んでいる上益城郡益城町の地図を見ていたら、気になる場所を発見した。 「猫伏石」。 何か化け猫でも退治した、などの伝説の地なのか。 これは行って確かめてみなければ・・・ そう思い、早速、その週の土曜日に行くことに。 ここは、沼山津神社。 |
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「猫伏石」のある益城町は、熊本市のお隣。 熊本市桜木町のコンビニに車を停めて、そこから歩くことにした。 この道をまっすぐ歩く。 そのまま進むと、第二空港線に出て、益城熊本空港ICがある。 |
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ちょっと歩いて、この辺りから右折。 右側は、もう上益城郡益城町だ。 |
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この辺りは、田畑と新興住宅団地が入り混じっている。 そのせいか、道がとても狭い。 ちょっと不便。 |
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道が狭い割りに、車の往来が激しい。 車で来なくて良かった。 |
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地図を持参してなかったので、この道で合っているのか不安になってきた。 もしも道を間違っていたら、炎天下歩かされた嫁に怒られてしまう。 うまい言い訳がないか考えていたところ、前方に林が見えてきた。 あそこに、間違いない。 |
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正解。 猫伏石だ。 昔から、史跡の場所を誤ったことはない。 臭いというか、史跡の場所は大体分かる。 |
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猫伏石。 石を中心に、道がロータリーのようになっている。 |
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後ろにある木も、かなり大きい。 猫伏石は、ふたつあるようだ。 |
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猫伏石の説明。 横手五郎に由来するとのこと。 横手五郎といえば、加藤清正を討とうとして、逆に殺された怪力男。 熊本城にも「首掛石」があり、知名度は高い。 熊本には、彼に関する逸話も多く残っている。 |
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猫伏とは、藁で編んだ筵(むしろ)のこと。 それに包んで、この石を運んだそうだ。 思っていたような由来とは違ったが、勉強になった。 |
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横手五郎の父といわれる木山弾正。 もともとは益城町の城主だったが、島津氏に追われて天草に逃れた。 その後、天草仏木坂にて加藤清正と一騎討ちして敗死。 益城町には、木山という地名がある。 木山は益城町の中心地で、春には初市が開かれる。 益城町も史跡や水源など、見所がたくさんあるようだ。 せっかく近くなので、機会を見つけて回ってみよう。 |
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住宅地の開発の波に飲まれず、よく今まで残ったものだ。 今後も大事にしていかないといけない。 |
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しかし、夜は、かなり気持ちが悪そうだ。 痴漢も隠れやすいし、何か幽霊とか出てきそうな雰囲気・・・ 猫伏石へ訪れる際は、道が狭いので運転には注意が必要。 今日はとても暑いので、このまま涼を求めて県内を回ることにした。 まずは、湧水のまち嘉島へ。 次の「嘉島湧水プールへ」をクリック・・・ |