妙音寺。 商店街の一番奥に、この寺がある。 |
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歴史好きの心をつかむ山門。 いかにもって感じ。 |
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山門には、仁王像が安置されていた。 普通は、両端に一人ずついるのだが、ここは狭いところに向かい合って立っている。 すぐ目の前にあるので、なかなか迫力があって怖い。 不気味な威圧感がある。 |
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1596年に、川尻にある大慈禅寺の4代目和尚が開いた。 寺には、六地蔵塔や地獄絵巻などが残っている。 |
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大慈禅寺の和尚が開いただけあって、当然の曹洞宗。 写真で曹洞宗だと気付いたが、このときは暑さで、それどころではなかった。 涼を求めた旅だったが、すっかり汗まみれになってしまった。 |
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山門から商店街を望む。 この道をずっと歩いてきたのだ。 |
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この辺りの町割りは、昔からほぼ変わっていない。 資料館での話では、道幅はもっと狭かったそうだ。 |
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お地蔵さんを発見。 化粧が施されていた。 なかなかインパクトがある。 |
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小川阿蘇神社。 1040年創建とのこと。 |
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船つなぎの楠。 ものすごく太く大きな楠だ。 癒しという言葉は、昔から嫌いだった。 流行のパワースポットという言葉も好きではない。 感受性が鈍いのか、眼に見えないものを信じないのか。 根拠なく感覚的な感動というものを、これまで経験したことが無かった。 しかし、この楠には、すごい生命力を感じた。 知らぬうちに、楠に手をあてて、無心のまま楠と一体となろうと試みている自分がいた。こんなことは初めて。 意外と、パワースポット大好きなのかも。 暑さで頭が変になっただけか・・・ |
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神社から見る馬場通り。 商店街の一本裏の通りになる。 |
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小川阿蘇神社。 境内には、鶯宿梅もあるそうだ。 暑さのあまり、見るのを忘れてしまった。 |
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小川町には、歩いて回れる範囲に神社仏閣、墓地から昔の茶屋跡、劇場跡、水源など見所がたくさんある。 昔は、かなり賑わっていたのだろう。 資料館で地図をもらって散策すると良い。 |
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田中湧水。 戦前は、市民の憩いの場だったそうだ。 |
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この辺には、昭和元年創業の料亭があるとのこと。 後で地図を見て知ったが、建物を見てみたかった。 この辺は、調べれば調べるほど、いろんなものがあるようだ。 |
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趣のある家があった。 古い建物が至るところにあって、良い雰囲気を醸し出している。 しかし、もう少し街並みを整備した方が良いのかもしれない。 |
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鏝絵を発見。 まるで、大分県安心院のよう。 裕福だったことを示す遺構だ。 |
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正善寺。 特に説明がないので、由来は分からない。 かなり大きなお寺である。 国道3号から曲がって、小川町の商店街に入ると、まず、このお寺が眼に入ってくる。 |
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昔ながらの商店街。 黄色の建物の右に、前述の洋館がある。 また、黄色の建物を左に曲がると、先ほどの郷土資料館や風の館、妙音寺へ続く道となる。 |
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最初に訪れた洋館に戻ってきた。 これで、今日の小川町散策は終わり。 もっと下調べをしてから来れば良かった。 しかしながら、面白く興味深い散策であった。 さて、すっかり汗まみれになったので、涼を求める旅を続けよう。 これから、国道3号を南下して、立神峡へ。 実に、大学時代以来の16年ぶりの立神峡。 楽しみ。 立神峡へと続く。 |