さらに国道3号を南下し、氷川が見えたら左折。 宮原町を通り過ぎて、しばらくすると立神峡に辿り着く。 最初に出てくる駐車場の案内に従って行くと、狭い道を通らなければならず、しかも峡谷までちょっと遠い。 そこで、いったん引き返して、次に案内のある駐車場へ。 引き返す途中、狸ちゃんと遭遇した。 国道3号から、そんなに離れていないのに、すごく長閑。 |
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別の駐車場に駐車しなおして、立神峡に降りてきた。 家族連れがたくさん遊びに来ていた。 ここには、ちゃんとトイレや着替える施設があるので、とても便利。 |
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平成5年に架けられた吊り橋。 下から見ると、かなり高い。 後で行ってみよう。 |
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そびえる岸壁は、高さ75mあるとのこと。 |
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暑いので、膝まで浸かることにした。 嘉島町の天然プールよりは温かったが、それでもひんやりしている。 |
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泳げないので、海に行っても太股付近までしか浸からない。 プールも端っこしか泳がない。 峡谷であれば、お風呂みたいな感じで水浴びが出来る。 人並みに楽しめて、良い。 |
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水の色のグラデーションが美しい。 しかし、かなり危険な色をしている。 足を入れた瞬間、溺れてしまう深さだと予感した。 あそこには、近づくまい。 |
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熊本県立美術館で開催された「熊本名所発見の旅」では、「領内名勝図鑑」という400mもある絵巻が公開された。 この立神峡も、この絵巻物に今と変わらぬ姿で描かれていた。 昔からの景勝地なのだろう。 |
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氷川は、もともと火の川と呼ばれていて、火打石が取れていた。 大学生の頃、「ズームイン朝」か何かの情報番組で、この氷川から中継があった際に、そういう説明があったことを妙に記憶している。 何が印象的だったのか分からないが、氷川と聞けば、そのことを思い出してしまう。 |
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いい感じに身体も冷えてきたので、あがることにした。 しかし、帰る前に吊り橋へ。 |
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火の国橋とある。 平成5年からすると、16年目か・・・ 普段なら、吊り橋なんか怖くないのだが、何か壊れそうで不安。 |
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吊り橋から立神峡を望む。 絶景である。 |
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吊り橋がギリギリ音を立てている。 もう少し勇気を出して、前に進んでみた。 お陰で、もっと美しい立神峡を見ることが出来た。 |
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妻が待っているので、戻ることにしよう。 吊り橋を早い段階で諦めて帰ってきたら、妻から馬鹿にされそうだ。 まぁ半分近くまでは行ったので、大丈夫だろう。 ミシミシ音を立てているし、早く戻ろう・・・ 涼を求めての旅の目的は、全て果たした。 しかし、立神峡に行く途中にあった宮原町が気になった。 大学生のとき「町中の清流で鯉が泳ぐ宮原町」のことは知っていたが、行ったことはなかった。 まだ、時間があったので、寄ってみることにした。 宮原町散策へと続く・・・ |