嘉島町天然プールを後にして、国道3号を南下。 しばらくすると、イオンモール宇城バリューが見えてくる。 そこから、もう少し南へ下ると小川町に着く。 この辺りに、昔から行きたいと思っていた白玉屋がある。 白玉屋新三郎である。 途中に通った小川町の商店街は、とても素敵な街並みだった。 後で訪れることにしよう。 まずは、白玉屋へ。 この砂川の左が小川町、右が氷川町。 白玉屋新三郎は小川町と氷川町の境にあり、住所は氷川町になる。 |
|
橋を渡ると、すぐに白玉屋新三郎が見えてきた。 |
|
白玉屋新三郎。 370年以上前から、白玉屋を営んできた老舗である。 大丸福岡天神店本館地下2階に店舗があり、それで存在を知った。 その他、HPによると、福岡市中央区桜坂にも支店がある。 福岡では有名だが、熊本ではあまり知られていないようだ。 |
|
定番の白玉甘味こしあんを注文。 |
|
思えば、白玉を食べたのは久しぶり。 もちもちして、すごい食感。 見た感じ、量が少ないのが気になったが、とても美味。 これは、ぜいたくな大人の甘味。 子供が食べるのは、もったいない。 |
|
妻が注文した、よもぎ白玉つぶあん。 こちらも美味。 量が少ないかなと思ったが、意外と満腹になった。 白玉の他にも、ぜんざいなどのメニューがある。 また、美味しそうなかき氷もあった。 今度、チャレンジしてみよう。 |
|
店舗では、白玉粉の他に、ネーブルオレンジのジャムや白玉シュークリーム、水飴などが売られていた。どれも美味しそうだ。 この日は、我々のほかに何組も客が来ていた。 どの客も福岡など県外ナンバーの車だった。 平成23年春には、熊本城の桜の馬場に出店するそうだ。 そうすれば、熊本県内でも有名になるだろう。 楽しみである。 |
|
白玉屋新三郎の横には、薩摩屋敷が残っていたそうだが、老朽化により取り壊しの最中だった。 氷川町が保存してくれなかったという話を聞いた。 もったいない。 白玉屋新三郎が有名になれば、訪れる人も多くなるだろうに。 古い建物は、もう作ることが出来ないし、その地域固有の財産になるのだから、絶対に壊すべきではない。 |
|
砂川の河口にあたるこの地は、水運で栄えた交通の要衝だった。 かつては、長崎まで交易をしていたという。 今は、国道から外れて寂れてしまった。 しかし、良い感じに幅が狭い道が残り、独特の雰囲気を醸し出している。隣の小川町商店街は、まちおこしに頑張っているようだが、こちらまで含めて盛り上げてもらいたいものだ。 |
|
駐車場付近には、古い洋館風の建物も残っていた。 この周りには、古い建物が多いようだ。 またの機会で、ゆっくり散策することにしよう。 さて、次は立神峡へ。 と思ったが、途中に通った小川町商店街を散策することにした。 駐車場に車を停めたまま、砂川の向こう側へ渡る。 涼を求めた旅であったが、予定外の長時間の散策になってしまった。 それは、次の「小川町散策」にて・・・ |