母さん頑張れ!6月    


6月1日(土)
 今週は2週間ぶりに外泊ができました。
 血液検査の数値も,だいぶ戻ってきました。コタツ布団や加湿器等をかたづけ,我が家もようやく夏に向けて準備ができました。母さんは,頭がむれるせいか,我が家では帽子を脱いで過ごしています。坊主頭が動き回っている様子は,男4人家族だったかと間違えるほどです。本人には内緒です。(実は,母さんは,このページについては見ようとしません。)
  サッカーを観戦しながら,穏やかな日々を過ごしています。 


6月3日(月)
  
  いよいよ明日から治療再開です。白血球と貧血の数値が下がり気味ですが,3週間もあけるわけにもいかず実施   するとのこと。今日面会に行ったところでは,腸の調子もよく元気そうに過ごしていました。暇に任せて作った帽子もずいぶん増えてきました。


6月5日(水)
 治療後の新たな副作用が出たようです。昨晩は首筋から肘にかけてしびれがしたとのこと。安定剤を飲んでも効かず,痛み止めを飲んだところ眠ることができたそうです。初めての体験だっただけに不安だったようで・・・。看護婦さんに相談してもよく分からず,サッカーを見て興奮したからだろうといわれる始末。まあ,そうかもしれない。熱烈なサッカーファンだから。ちなみに,バッチオの大ファンです。(ちょっと古いかな)
 今日は,落ち着いて寝られることを祈ります。


6月11日(火)
 先週末も外泊できたのですが,土曜日の朝から胃と腸の調子がおかしくつらい土曜日でした。
 金曜日に,テレビでニラ玉がいいと言っていたとかで,ニラとレバー,それから餃子まで買い込んでたくさん作りました。おまけに,お隣さんからアワビの刺身をいただき思いもよらない豪華な夕食になりました。食べ過ぎたせいか,私も胃の調子がちょっとおかしかったのですが,母さんは胃がせいて大変でした。夜にはガスまでも出なくなってお腹がパンパンになる始末。夜中に薬を買いに銅座まで走りました。
 月曜の夕方には,何とかいつもの状態に戻ったようです。
 今日は火曜日。治療の日です。今の薬は2日後が一番副作用が強いようで,今日は元気でした。
 外泊2回続いて,調子が悪かったので精神的に弱気になっているようです。何とか今回は元気な状態で外泊できるといいのだけれど。
 心配しながらの外泊では楽しみが見つからなくて・・・。早く元気になってみんなで旅行に行きたいな。


6月13日(木)
 13日の木曜日という日は,どうもゲンのよくない日になりました。思えば,昨年12月に,百合野病院で1度目の手術をして今の病気を聞かされたのも13日の木曜日でした。
 今日病院に行ってみると,母さんのところだけカーテンが閉まっていました。とっさに具合が悪いんだなぁと分かりました。3人ベットが並んでいて,真ん中だけカーテンが閉まっているのはあまりに不自然で暗い雰囲気です。
 吐き気だけでなく,腸がつまっているらしく腹が張っていました。今回の治療は,やはり2日目が山のようです。
 先週も木曜日がきつかったそうですが,腸の異常がなかった分だけよかったようです。
 とりあえず,点滴で栄養を補給しているので,腸のはたらきがよくなって気分快復すればいいのだけれど・・・。


6月16日(日)
 あんなに辛そうにしていたのに,金曜日には元気になっていました。ガスも出たらしく,お腹の張りもなくなったようです。土曜日は,諒太朗の靴を買いに一緒に出かけたほどでした。
 ところが,土曜の深夜から腹痛が。朝になっても痛みは続いているようです。
 せっかく順調に過ごしていたのに・・・,お好み焼きがうまく消化できていないのかなぁ。やはりお粥じゃないとダメだったか。もうしばらく様子を見て,対処していこう。


6月17日(月)
 父の日ということもあって,野球の試合に行かせてもらおうかと思っていたのですが,あいにくの病状で,1歩も外出することができませんでした。夕方まで調子が悪く外食の予定もキャンセルとなりました。何という父の日だろう。
まあ,こういうこともあるのだろう。
 今日は,またいつものように元気そうにしていました。便はあまり出ていないのですが,ガスは出たということで少し楽になったようです。また明日点滴治療です。木曜日の副作用が少なければいいけれど。


6月23日(日)
 先週は,副作用はそんなに大変ではありませんでした。
 ただ,腸の閉塞感が毎日のようにあったようで,本人としては外泊に不安を抱いていました。
 おまけに,腸のことで主治医と意見が合わず,木曜日にはひどく怒っていました。
 今回も金曜の夜から外泊中です。金曜日は「やまだ電気」がオープンということで,病院帰りに寄り道をしました。さすがに人が多い。
 一回りして帰りました。思わぬ安さで,ミニコンポを買いそうになりましたが,何とかブレーキをかけました。
 土曜日は,アミュプラザに買い物に行きました。何を買ったかは,今回は言えません。ただ,こんなに高いものとは思いませんでした。本人は,ずいぶんお気に入りです。こんな事ならミニコンポ買えばよかった。当分,無駄遣いはできませーん。
 金曜日の夜は,腸の調子も悪くなく過ごせたようですが,今(日曜日未明)は,また調子が悪くきつそうです。腸の上部でぐじゅぐしゅいっています。このガスが降りてくると楽になるのですが,このままでは胃と腸を刺激して痛みが出てくるらしいのです。うーん,スーッとするよう祈るだけです。


6月27日(木)
 今日は学校で,とても楽しい研究授業を見ました。
 総合的な学習で,国際理解の授業でしたが,ALTと一緒に,ゲームや会話をする授業でした。外国の人とのふれあいを通していつも思うことは,やはり人との出会いが人を大きく変えるということです。今日のALTもみんなを快い気持ちにしようというおもいにあふれている人で,そんな人に出会った子供達は楽しくないわけがない。見ているわたしたちも心地よい時間を過ごさせてもらいました。Oちゃん,ありがとう。そして,お疲れさま。
 さて,母さんですが,昨日主治医から相談したいことがあるという連絡があり,話をしてきました。簡単にいうと,「現在の治療はそれなりに効果があり,止めることはできない。しかし,腸の不調に対して,大学病院では患者さんの要求に十分対応しにくいところがある。」ということでした。(実際,外科の先生に診てもらうのも大変でした。)
 では,外科に転科できないかと尋ねたところ,それは無理だと断られました。まあ,外科としてはそれ以上に重傷な患者がベットを待っているのだろうからしかたがないのだろうが・・・。
 そこで,以前入院していた,百合野病院に転院することにしました。腸のことに詳しい先生がいるところや,癌治療の専門の病院で腸の診察もできるところ等と尋ねましたが,抗ガン剤治療を続けながら,腸の診察をするのであれば,実際に手術をして内部を知っている先生のところが一番だろうということでの選択です。
 早速,土曜日から百合野にお世話になります。
 今まで,丸5ヶ月お世話になった病院をあとにするのは寂しい気もします。特に,同室の方々との別れは心が痛みます。明日,諒太朗はうまくあいさつできるかなぁ。今から悲しい気持ちになります。
 でも,この数週間腸の具合が心配だったので,これで少しは安心できそうです。


6月30日(日)
 今日,百合野に転院しました。今度は4人部屋で,大学と比べれば1人の専有面積も広くて居住的には快適です。ただ,同室の方が年輩の人ばかりなので,雰囲気が少し暗めのようです。
諒太朗も同室の人に早速あいさつして回ったのですが,今までのようには相手にしてもらえないので,暇をもてあまし気味でした。「また,新しい生活が始まるな!」って感じです。


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