長崎市立K小学校
(作業中編)
2014.8.19
  
 長崎市教育委員会では,2年前から年に2〜4校ずつ,平湯文夫先生と現役中学校の教師T先生を講師に市内の小中学校学校図書館改造事業を学校司書研修会として行っています。(2年目の様子は,このホームページの『4年目の学校図書館1泊研修会』にUPしています。 )
今年度は願いが叶って,我が校が東部地区の会場校となりました。 
 午前中は学校司書だけで作業です。室内を暗くしている原因の一つ,テーブルの手垢を取るため,洗濯洗剤を全体にまいて,水で広げしばらく放置したあと,雑巾で拭き上げました。
廃棄してもよい本をどんどん抜いていきました。隣のT町から駆けつけてくれた大ベテランの司書さんから,目からウロコのアドバイスをたくさんいただいました。また,禁帯出のラベルが貼られた図鑑を貸出OKにするため,ラベルの上から白い紙を貼りました。 
午後から教育委員会の担当の先生や講師の先生,庁務員さんなどがそろい,大がかりな作業開始です。バールやハンマーなどを使い次々に作り付けの書架を壁から剥がしていきました。使われていなかった物置のドアを外し,中の物を運び出して,テーブルを1つ入れました。カウンターを移動させ,作業部屋に変身です。 外ではできた廃棄物を片付けやすいようにノコギリで切断。大工のような作業も司書の仕事の一つです。 
 平湯先生から作業を行う1つ1つの意味を教えて頂きました。ポイントは,楽しみ読みのコーナーと学習コーナーを分けること,子ども目線でレイアウトを考えること。他にもまだまだいっぱいありました。