日々雑感

世の中、ブログが流行ですが。。。。あたしゃ、「.txt」オンリーで。(^^)
しかも、不定期更新だったりするのです。(^m^)
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20051231
9月半ばから始めた「日々雑感」。なるべく星ネタ・空ネタを中心に不定期に書こうと始めたのだが、気がついたらほぼ毎日書いていた(笑)。毎日書くと言うことは、それだけ星見に行かずに家にいるということなのかな?(苦笑)今年後半の天気の悪さったら怒る気にもなれないくらい。来年は不定期になるように晴れてくれることを願っている。また、ほぼ毎日書けたもう一つの理由は、毎日のように見ていただいている「あなた」のお陰です。拙HP「喫茶ten.」へのご来店、いつもありがとうございます。みなさま良い年をお迎え下さい。店主:ten.(2005.12.31 24450)

20051230
今年もあとわずか。一年間色々なことがありましたが、ちょっと考えたら良く思い出せない(笑)。順を追って思い出してみよう。まずは1月のマックホルツ彗星接近!スゥ〜っと伸びた尾がスバルまで届いて双眼鏡で見るとホントに綺麗でした。一晩中見られた彗星は(ten.的には)百武彗星以来な感じです。今年のスタパーは「春・夏・秋」と三回出撃。曇ったけど、どの夜も楽しかった。そうだ!スタパー初、ホームとも言える「白木峰」を離れて雲仙諏訪の池での開催は思い出深い。3月の「やすらぎ伊王島」での観望会は良いお湯でした。観望会は、なかなか晴れなかったなぁ。BD1580の出撃も夏のスタパーで一回のこっきり(泣)。一方、使い込んだのは「ヒノサワさんちのアストロカメラHB120T」だ。撮影に出かけたのは1/7−8、6/5、7/15、9/16、10/8の6日間だけ。納得のいく晴れた夜の撮影は1/7と6/5と10/8で、後は試写をしていました。でも、ヒノサワさんちのアストロカメラも随分と馴染んできたなぁ。細々と写真撮影を行っているが、あっさり露出と広角レンズを使って「てきとー」に撮影しています。来年は、ちょっと望遠レンズ系に行こうかな。機材ネタでは、なんといっても「星空撮影架台ten.11」でしょう。製作・設計をしていた4〜8月は随分と考え込んだ記憶があります(笑)。しかも、いまだに完成ではないし晴れて出撃する機会にも恵まれず、「夏スタパーお披露目」や試運転をしたくらいで使われていない(苦笑)。もう一つは、年末に滑り込みセーフ!って感じの「TG−WM経緯台」。周りの人がVIXENポルタ経緯台一辺倒(というくらいに良い架台なのですね。)なので、天の邪鬼(あまのじゃく)なten.は、誰も使っていないTG経緯台に走った感があります(爆)。使用感などは来年の楽しみですね。こうして思い返してみると出撃していない割に、まあ色々と楽しんだのだなぁ〜と改めて再確認しました。もちろん来年も楽しむことに変わりはありません。

20051229
今朝も良く晴れた。昨日のような綺麗な地球照ではなかったが、東の空低くの月は冷ややかな光と地上の景色が奥行きを感じさせた。日中は昼過ぎまで快晴。午後からは雲が多くなってきたが、おおむね晴れの天気。一番気になる天気は「元旦」。明日夜辺りから天気は崩れだすらしいが、個人的には早めに崩れていただいて元旦の雨だけは避けていただきたいという気持ちでいっぱいだ。(爆)ちなみにten.は、この仕事を始めてから17年間、元旦の雨に降られたことがないという記録を持っている。是非、天気は早めに崩れていただいて元旦にはもちなおすようにと願っている。(笑)

20051228
今朝は予想通り凄く晴れていた。ただ、放射冷却現象の影響で凄く寒い。ラジオによると「今朝の気温は氷点下0.3度」だそうで、風がないのにピリピリした。今朝の月は月齢27。マイナス三日月って感じ?(爆)澄んだ空気と朝のシーイングの良さで「地球照」がキレイでした。月の影の部分が綺麗に灰色です。久々に朝月の地球照を見て、ちょっと嬉しい気分で出勤しました。

20051227
今夜も良く晴れている。気温は4〜6度くらいだろう。快晴の空は冬の星座が「どんっ!」と輝き、シリウスは青白い光で瞬いている。明日の朝は「放射冷却現象」で冷え込みそうだ。この時期の仕事は一年中で一番忙しいので、ここで風邪を惹くわけにはいかない。年内の星見はもう終了だ。(かなり後ろ髪を引かれている。)さて明日から元旦まで気迫十分に頑張ろう!(仕事を頑張ろうと言うten.は珍しい。爆)

20051226
今朝も良く晴れた。風がないので体感的に暖かい。でも気温は8〜10度くらいではないのかな?昨夜はとぎれとぎれに雲がやってきていたし、翌日(今日)も仕事なので星見に出かける気分ではなかった。朝の空は既に木星が主役になっていて、西からスピカ−月−木星と並んでいる。これはなかなか賑やかで良い。夕方もちぎれ雲と薄雲でちょっと残念。「年賀状も書かなきゃ。」と思い頑張った。今日の分を書き終えて外に出るとなんと快晴!今から出る気にはなれない。ああ、残念。

20051225
今回の「物欲祭り(?)」では三脚を購入しました。これは複数の赤道儀の足周りを共通化する目的だったことは「日々雑感051214」に記載したとおりです。実は、今回の物欲の発端になったのは、欲しかった経緯台「格安の中古」で出現し、すかさずGet!したためなのです。この「TG−WM経緯台」は、本来「FC−S木製伸縮三脚」とセットで販売されているのですが、中古で出現したのは架台部のみでした。もちろん、ten.はFC−S三脚も所持しているのでこのまま使用できますし、「90S三脚架台用P−2架台アダプター」を使うことによって今回購入した三脚も使い回すことが出来るのです。三脚と経緯台の購入によって「物欲祭り」はホントの終了になるわけですが、これでしばらくお小遣いが無いのは我慢できます。でも、星を見に行く時間がとれないのは苦しいんだよなあ....。(苦笑)

20051224
今朝は天気が良く空も「ヌケ」て晴れていた。空には北天に沈みかけるカペラと西空高く月がある。東の空の低いところにある「水星」も忘れずにチェック。高度もシミュレーション通りで色も黄色〜白色で瞬きも少ない。(惑星の特徴ねっ!)最近の出勤時のささやかな楽しみだ。仕事が終わって帰宅し、昨日届いた三脚を赤道儀に取り付けてみたかったのだが、残念ながら仕事で疲れて組み上げる気力がない。とりあえず、実家から90S用の三脚架台を取ってきた。FC−M伸縮脚に取り付けるためだ。換わりに今までP−2zに使用してきた「FC−S三脚」を畳んで収納した。この三脚は非常にコンパクトで軽く、これまでも「ヘール・ボップ彗星」を追いかけ、幾晩も「くまんたけ」で夜を明かし、車に常備され続けてきた。ちょっとした遠征などのコンパクト性を活かすシチュエーションにはまだまだ使うけど、新しい三脚が来たのでひとまず休ませよう。おつかれさま。>FC−S三脚

20051223
今朝、ショップから「ten.さん、商品が到着しました。」とメールで連絡があった。注文の品は「高橋製作所/FC−M(木製伸縮)三脚」だ。夕方、いそいそとお店に出かけ、商品を受け取った。梱包の段ボールを開けて商品を確認。梱包されているビニール袋を破って、三脚の伸縮止めネジをねじ込む。このメーカーの商品は三脚と言えどもネジの一本一本にキチンとしたグリースが塗布されており、ネジの頭はスムースに回せるように丸められている。P−2z赤道儀以来の新品購入の感動だ。もちろんいつまでも新品ではなく、使用するにあたってどんどんと「ten.が付けた傷」が刻まれていくだろう。そりゃそうだ。活用するために買ったのだから。

20051222
昨日は悪天候で帰宅できず「日々雑感」を更新できなかった。当地には珍しい「暴風雪・波浪・雷」警報が発令され、数年に一度(?)の悪天候だった。横殴りの暴風と雪が情け容赦なく顔面を直撃し、さながら「至近距離で顔に受ける節分の豆まき」状態、また運転中は「輻射点が次々と位置を変える大流晴雨(これは見てみたいような....。笑)のように右から左から雪と暴風に襲われて、「やっぱり警報はすごいなあ....。」とぼやく始末。これじゃあ星なんてみえないや。

20051220
仕事が休みで午前中に県民の森までドライブに行ってきた。頂上付近は、先日の寒波で雪が残っていた。日が当たらないで吹き溜まりになっている所は、20pはあろうかという積雪。でも既にシャーベット状のシャリシャリした残雪だ。ここら一帯の標高はおよそ500メートル前後。ten.の経験則では、標高が5〜600メートル辺りで空気の透明度が「ヌケ」る。長崎市内からはボンヤリとしか見えない雲仙岳も、ここからはハッキリと見える。長崎市内南部の「八郎岳」でも、雲仙岳の上の部分がぽっかりと浮かぶようにスッキリ見える。標高が高いと空気中のチリなどが少ないのだろう、先日の入選した写真の評にも「良い撮影地」と書かれていた。またこのあたりで撮影したいなぁ。

20051219
昨日見た「水星」を確認しようと外へ出た。出勤時の朝6時30分の事だ。東〜南の方は雲が多く、残念ながら星は見えない。仕方がないので、前日に水星が見えた辺りの山の高度を測るために腕を伸ばす。目測6〜7度くらい。シミュレーション通りアンタレスは見えず水星は見える高度だ。やっぱり昨日の星は水星で間違いない。スッキリした気分で職場へ出勤した。日中は冬型の気圧配置も緩んで、まだ寒いものの久々に晴れ間が戻ってきた。今夜、今年最後の撮影に出かけようと考えたが帰宅後に遅い食事を摂っていると月齢18の大きな月が出てきた。月の回りにぼんやりと薄雲が見え、透明度も少し悪いので撮影のための外出は諦めた。もう冬の星座は天高く昇っており冬の真っ直中だ。嗚呼、もう、火星は西に傾いている。(まだ望遠鏡で見ていない。泣)

20051218
昨夜からの冷え込みは続き、今朝の出勤時(6時30分)は、氷点下2度くらいまで下がったようだ。一方、大荒れが予想された風は収まっており空は快晴。透明感溢れる月が綺麗だ。南の空には「からす座」と「乙女座のスピカ」が見えた。木星もキレイ。さらに東の空にはオレンジっぽい星がポツリ。場所から言うと「さそり座のアンタレス」かな?と思った。仕事が終わって帰宅後、先ほどパソコンの星空シミュレーションソフトで確認してみたら、アンタレスは地平線上3度に満たない高度だった。多分、山で見えていない。じゃあ、朝に見たのは????おわぁ〜!水星だっ!久々に見ました。今朝は水星と認識せずに見てしまったので、明日の朝はしっかりと見ようと思います。

20051217
今夜は、地元の天文仲間のクリスマスパーティー(兼、忘年会)でした。ten.は翌日に仕事を控え、ちょっと早めに帰ってきました(みんな、すまぬ。(^人^))。今夜はすごく寒い夜でした。外に出ると凍っているし、風邪は強いしで翌日の仕事が心配になりました。もうちょっと居たかったのになぁ。明日はこのまま悪天候の予定で、もしかすると自宅に帰ってこられないかもしれません。「日々雑感」もお休みするかも。。。。。

20051216
帰宅して、郵便受箱を見ると「誠文堂新光社」の封筒が入っていた。中には\1,000.-分の図書カードが入っていた。「さて、小誌各コーナーに入選及び採用された皆様に図書カードをお送りいたします。」と書いてある。なかなか嬉しい。オーロラの写真の入った図書カード。「使ったらもったいないかな。記念にとっておこうかな。」と考えたのは一瞬。せっかく入選して頂いたんだから、使わなきゃ勿体ないっ!。来月号の天文雑誌を購入するときに使おーっと。

20051215
今日は、仕事がお休みでした。天文ガイドを三冊Getするための本屋巡りと、いつもお世話になっている写真屋さん(いつも撮影後のフィルムは、そこで現像している。)へ報告かたがた本を持参しました。その後、昨日の決心が揺るがないうちに(お金が無くならないうちに)「FC−M(木製伸縮脚)三脚」を注文してきました。さあ、これで後には引き下がれません。おっと、もう一つ導入しようと考えている架台があるのですが、チョコチョコとした部品も必要になっているので未だ決定ではありません。この件は「後ほど」。(○○っ!さんには言ってしまいましたが....。爆)とりあえず、今回の物欲祭りは終了です。

20051214
ten.は、なにか機会があるごとに天文関係の部品をちょこちょこと増やしていますが、それはほとんどが1万円以内の手のひらサイズであることが多いです。今回、いよいよ決心しました。大物を購入します。大物と書きましたが、あくまでも「ten.にとって大物」と言う意味で、一般的には部品の部類です。「幽霊な架台」(051127日々雑感)で書きましたが、赤道儀に使用する三脚が足りません。今回「P−2z、90S、(EM10)」の三つの架台の足周りを共通化すべく、「高橋製作所/FC−M(木製伸縮脚)」(\38,120.-)の導入を決心しました(これでしばらくお小遣いがありません。(半泣))。この三脚があれば三つの懸案が解決する事がハッキリしたからです。現在使用している「MT−S木製直脚」は、三脚開き止めの三角板取付部分がリジットにネジ止めされており、傾斜地などで三脚を開き具合で架台の水平を調整することが出来ませんでした。また、ten.の車には少々長く、車載時のバランスも悪くて憂慮しておりました。ten.は、今のところ大型鏡筒も所持していませんので、直脚の強度よりも運搬や使い心地を優先しつつ「架台の選択肢を増やそう」というもくろみです。今度、注文に行きますね。>ショップの方へ。

20051213
最近、ここ「日々雑感」や喫茶ten.の「掲示板」で「女神大橋」のライトアップに対する光害について、色々と書く機会が多かったです。私ten.は直接、長崎県知事へメールを送信しました。その回答を公表しようかとも思ったのですが、今のところやめておきます(なぜ?と思う方も多いでしょう。)。ten.が「怖いな」と感じるのは、ライトアップされた橋を見て「エネルギーの使い方」について、ここ長崎では異議を唱える人が少ないことです。もちろん、「100万ドルの夜景の街」ですから、ライトアップは観光資源なのでしょう。観光の街に新たな夜景が増えることは喜ばしいことなのでしょうが、それにしてもあれはちょっとひどすぎます。観光資源として必要だと考える方の中で、光害についてご存じでない方は橋のライトアップに加えて「低空の雲」までライトアップする必要があるのかを考えていただきたいと思います。このままでは、「長崎は、観光のためならエネルギーの無駄遣いをする街」というレッテルを貼られてしまいますよ。(苦笑)そろそろ、みんなで「行政に対して」声を出してみませんか?



直線距離で約6km離れた伊王島から見た女神大橋。
これは、「環境に配意した取り組みに努めている。(金子県知事、県都心整備室長:談)」とは、とても思えません。

20051212
携帯電話を使用し始めて早9年目。当時はアンテナの数も少なく出先で通話が出来るだけ感動ものでした。以後、メールが出来るようになったり webサイトが見られるようになったりと、パケット使用料が高いのが難点ですが、通信手段としての携帯電話は、我々星見に出かける人たちには欠かすことの出来ないアイテムとなりました。そんな携帯電話に付加機能として「デジカメ」が付いたのは、ほんの数年前。もちろん、本物デジカメの画質にかなうわけもなく、性能・画質的にも程遠いものでしたが、メモ替わりには重宝しました。現在使っている携帯電話のデジカメ機能は125万画素。画質もそこそこ良く、時代の流れの速さを感じたのは、夕闇迫る西空の金星が写ったからだ。ノイズにまみれながらも手持ちでぶれながらも写っているのには驚愕した(手ブレ補正も付いているのね。。。)。この機種を使って望遠鏡コリメート方式での月を撮像してみたくなった。良い画像が出来たら報告します。

  本日の金星。結構写るもんでしょ?(微笑)

20051211
ugemさんから「セブンティーンバトン」が回って来た。曇りばかりでネタも無いし、ネタを振られたようなのでやっちゃいましょう。(本日は見にくくなるので「改行」あり。え?いつも見にくいって?笑)

17歳のとき何してた?
高校生でした。勉強もせず、毎日まいにち部活動していました(運動部)。(夜は、木製のポータブル赤道儀を作っていたような。。。ギコギコ。。爆)

17歳のとき何考えてた?
部活動では、一応、エースだったので他の高校のエースにどうやったら勝つか、どうやったら強くなれるかばかり考えていましたね。。。(でも、晴れたら自転車で星見に行こうとも考えていた。)

17歳のときやり残したこと
きちんと科学的なトレーニングのやり方を勉強して実践していれば、もうちょっといい成績が残せたかな。あと、栄養学とストレッチ。当時全くやっていなかったんですよ。効率的に疲労を抜く方法としなやかな筋力が欲しかった。。(睡眠もやり残しに入るのだろう?昼は部活、夜は星見で睡眠不足による成長ホルモンが足らなかった?睡眠不足が原因だとしたらもう少し身長が伸びていただろう。)

17歳に戻るとしたら
もちろん、徹底的に部活をやる。高三の高総体でten.に僅差で勝った奴が準優勝したから、夢の中では奴に勝つこと。試合後の握手で「県内でおまえが一番やりにくい相手だ。」と言われたことが一番の褒め言葉か?(部活ばかりで、女の子と恋愛とか全くしないだろうなあ〜多分。)

17歳に戻っていただく人
ふむ。キャンプで童心に還ったばかりの「かずはんさん」と永遠の24歳「Y−daさん」のお二方、17歳の頃に戻っていただきましょう。よろしく。(^^)v


20051210
明日、12月11日に供用開始される「女神大橋」。前日である今夜、プレイベントとしてライトアップされ近隣の「水辺の森公園」近くで花火が上がりました。先日から凄い光害と噂されていたライトアップ、噂に違わず凄いを通り越して「ひどい」です(泣)。このHPには県や市の職員さんも見ているようなので、悪口雑言は言いたくないのですが、もし、提言できる機会があるのならどうにかして欲しいとお願いしたいです。(今夜も愚痴になってしまいました。)

20051209
その10月9日に撮影した写真が、「月刊天文ガイド2006年1月号」に入選してしまいました。昨日の夕方の時点で掲示板へ「入選おめでとう」の書き込みで知りました。その本は今日入手しました。今の気持ちは正直に言うと「嬉しさ半分、戸惑い半分」です。(苦笑)他の入選者の写真は技術も画質も凄いものがあり、ten.の写真は、とてもとても同じレベルで見られるものではありません。撮影地の雰囲気とその夜の空気の透明度が良かったのでしょう。昨日、戸惑うten.と珈琲をご一緒したN草野氏曰く、「どんな形であれ、入選は入選。」と励まされました。(苦笑)他の入選者と比較して、「唯一、自慢できる所」があるとすれば、自信を持って言えます!「ten.の機材が一番安価でコストパフォーマンスが高い」です。(爆笑)ヒノサワカメラ(25k\)+24mmレンズ+カメラ三脚(9k\)での撮影した。

20051208
その夜、なぜかウキウキしてました。翌日に友人の結婚式を控えていたので家でゆっくりとしていようとは思っていたけど、どうも晴れそうだ。「2時までを目途に、ちょっと出てみよう。」と撮影に出かけたあの夜。独りだったのに妙に寂しくない。撮影地に着いたのが23時。そこでは、やんちゃな走り屋のニーチャンらがたむろしていた。機材をセッティングした後に彼らを呼び止めてプチ観望会を開いた。空の良さが幸いして歓声を上げてくれる天体もあった。これから撮影をするのだと話すと、「じゃあ、俺ら、走りに行くっす。どもっ!ありがとうございましたっ!」と気持ちよくその場を立ち去っていった。妙に寂しくなったが24時から撮影を開始し、プチ観望会で使用した双眼鏡で撮影する天体を観望しながら撮影した。時間が過ぎるのが早かった。空は良く晴れている。2時になり、撤収の時刻。後ろ髪を引かれる思いで機材を片づけながら固定撮影で北の空を撮影していた。じっくりと景色を眺め、夜空をどう切り取るかを考え、空の明るさを見て露出時間を決めた。ひとコマ。露出終了2分前に車が来た。次のコマ。撮影開始から2分後、車が来た。機材はすでに片づけられている。今度はまた車が来ても最後のコマにしようと決心し露出を開始する。8分、9分、10分。終了!お?車が来た。セーフ(苦笑)。翌日、披露宴に出席していた友人らも朝まで星を見ていたらしい。そりゃそうよね。凄く良い空でしたから。(笑)10月9日の未明の話でした。

20051207
「早いもので....。」と書くと、年の瀬の挨拶のようですが、実はこのHPを開設して12月1日で早、丸2年になっていました。気付いたのは今日。(笑)初めの頃は「.html」やら何もわからず、「UPしたのはいいけれど、これから一体どうなるのだろう?」と思っていました。2年を過ぎ、3年目を迎えた今、「じゃあ、このHPで何をしたいのか?」なんて哲学じみたことは考えたくないが、基本的に「星を見る楽しさ」や「星を見る人を増やす」ことを考えて作っていたように思います。この趣味は人によって色々な楽しみ方があります。写真を撮りたい人、機材を集めるのが好きな人(うう〜む。赤道儀ヲタクやコレクターな人だな。)、ワイワイがやがや集まって食材を作るのが好きな人(食べている人が喜ぶ顔を見るのが好きなんだな。)、色んな望遠鏡で二重星を見て、やれ「切れた」「ジフラクションリングが...。」と一喜一憂(光学系ヲタク?)。双眼鏡で楽しむあまり、双眼鏡の数が増えてしまう人(俺やんっ!爆)。望遠鏡を持っているのに、組み上げず肉眼で眺めることが多い人(空が良い夜はこのパターンにハマル。)。観望ではなく学術的に観測している人もいます。まだまだ色んなパターンがありますが多岐に分かれて紹介できないくらいです(全て身の回りにいる人ですねぇ。。。笑)。それでもまだまだ星空(宇宙)は深くて広がりがあって無限であり、やはり楽しみ方も無限です。しかし、星空の美しさに気付くことなく過ごす人たちもたくさんいます。ここ「喫茶ten.」は、これから星空を見てみようと思う人達へ「いろいろな楽しみ方がありますよ。」「こんな風に楽しむ人たちがいますよ。」と紹介出来ればいいなあと思っています。

20051206
車を運転していると、小さな音で「カタ。。。。カタ。。。」と音がする。後部座席に載せている「FL70S」付近からの音だ。ファインダーのネジが緩んだのか?車を停めてファインダーの調整ネジを確認する。いや、調整ネジはちゃんとしまっている。再度走り出すとまたも「カタ。。。。カタ。。」ううむ。やっぱりファインダー付近からの音だ。駐車場に車を入れてもう一度確認する。あらま、ファインダーの対物レンズのセルが緩んでいた。「カタ。。カタ。。」の音は対物レンズの音でした。いかんなぁ。<自分@自己嫌悪中

20051205
予想通り、この冬一番目の寒さになりました。海は荒れ、飛行機は飛ばず、高い山にはうっすらと雪が積もって風が強い一日でした。そんな悪天候も、夕方には月と金星が並んで見えていましたし、この時間(21:30)空は完全に晴れて冬の星座が昇っています。夜空を眺めるようになり星空で季節が判るようになって何年になるのでしょう?オリオン座やシリウスの強烈な輝きを見ると寒さを感じます。これって目から入ってくる情報と頭の中の知識と体に受ける「刺激」による、いわゆる「学習」ですね。4月の明け方にさそり座のアンタレスを見て、ほんわかと暖かく感じるのは、そのせいだったのでしょうか。(苦笑)

20051204
今日未明から二つの低気圧が、朝鮮半島から発達しながら午前中に日本海に抜け、西高東低の冬型の気圧配置になります。この後、大陸からの強い寒気が九州から日本海付近に流れ込み発達した低気圧の影響で大荒れの天気になる予報です。。。とは、天気予報の台詞です。今日の長崎も上記の天候で大荒れです。海は北東からの強い風の影響でうねりを伴う白波が立ち、五島行きの船が欠航しました。また夕方から霰(あられ)が降り寒くなりました。こんな天気でもやっぱり空を眺めています。

20051203
夕方の西空に一番星が見えます。もちろん金星の事ですね。12月9日には最大輝度−4.6等星となり一番星の名に恥じない明るさで楽しませてくれます。仕事が終わり、西空に金星を見つけると、なんだかホッとします。空の暗いところでは、金星の光で自分の影が出来るらしいですが一度見てみたいものです。

20051202
今夜は「機材ネタ」です。今年の夏頃からP−2z赤道儀の赤緯上端を「アリ溝」にしました。ここには観望用の小口径望遠鏡や撮影用のマルチプレートが搭載されます。以前は、組み上げる度に毎回ネジで取り付けていましたが、「アリガタプレート+アリ溝」を使うと、ボルト一本で交換できるうえ、鏡筒の前後のバランスやマルチプレートの左右のバランスを取りやすくなり大変楽になりました。ten.は軽量な鏡筒しか所持していないので、強度の不安は全くありません。難点といえば....。アリガタプレートが増えていくことですね。(笑)愛用のアリガタプレートは、ここここ。双方に良いところがあるので使用感の違いは内緒です。(微笑)これから先の、かじかむ手での組み立てが楽になる「アリガタ・アリ溝」はイイですよ〜〜。

20051201
師走に入りました。12月は色々な予定も入るが何より仕事が忙しくなる。星を見に行くなら月まわりも良い初旬のうちなのだが、新月近くなのに晴れなさそう。わずかな晴れ間を狙って出撃するかどうか悩むところ。「休みの日の前日は晴れ」なんて都合の良い天気はありませんからねぇ。まず今夜は無理っぽい。





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