未熟故、言葉が足らず。未熟故、表現に不手際もあり。
時に、誤解を招く表現もあれど、本人に悪意はありませぬ。




店主:ten.の
日々雑感

喫茶『ten.』HOMEに戻る  BACK   前回までの「日々雑感」

20061231
いよいよ年の瀬、大晦日です。今年の年末は仕事が忙しく忙殺されてしまい今までになく日々雑感を休みがちでした。でもちょっとだけ今年を振り返ってみるとしましょう。まずは1月。TG−WM経緯台の試運転や某小学校のゲストティーチャーをしました。そして2月。いつもの県民の森での撮影地に街灯が点いてしまいショック!を受けました。3月はポイマンスキー彗星の増光、タカハシTSA102の発売、ナイフエッジピントチェッカーの自作と結構忙しそう。4月の末にはスタパーと「SW-3彗星=シュワスマン・ワハマン(73P/Schwassmann-Wachmann3)第3周期彗星」の接近、これは引き続き5月も楽しみました。6月は....さほどネタが無いなぁ。。7月には星空撮影架台「ten.11」が完成し木箱も作りました。それと県民の森の撮影地の街灯がタイマー式になったのは嬉しかったなぁ。8月には今年2回目のスタパー、でも翌日が仕事だったので参加できたのはちょっとだけで悲しかったなぁ。9月での撮影は固定・ガイド混在の撮影方法にチャレンジして10月は去年撮影した構図を修正して撮影してみたり....。おお、そういえば星ナビの「ネットよ今夜もありがとう」に、この「喫茶『ten.』」が紹介されました。月末には「10分で完成!組立天体望遠鏡」にハマってしまい、11月の観望会やスタパー(今年三度目)でみなさんに楽しんでいただきました。この望遠鏡の性能は覗いてみた人の反応を見ればよく分かります。おっと、忘れちゃいけません。11月9日「水星日面通過」の観望成功!は凄く楽しかったです。「現地就寝、即観望」=「現地就寝、朝寝坊」の教訓は忘れません(笑)。そして12月。今月は撮影や観望の出撃はしていませんが、普段の景色の中で意識して空を見上げるように心がけました。来年も撮影に観望に夜遊びに楽しもうと思っています。今年一年間、拙HP「喫茶ten.」へのご来店、いつもありがとうございます。みなさま良い年をお迎え下さい。店主:ten.(2006.12.31 43165)

20061229
今朝は、この冬一番の冷え込みでした。市街地は風が少なかったのでキンキンに冷えた空気が心地よいくらいでした。午後になってスッキリ晴れ渡った空は冬の透明度の高さを思い知ります。外に出て、意識もしていないのに青空の中で目に飛び込んでくる「月」。おや?っと思ったときには目に入ってきました。そしてポケットを探り....携帯電話で撮像。なんだか月の模様が写っているような気がします。写っていますよね。ねぇ?最近の携帯電話はすごいなぁ。ところで明日の日々雑感は激務のためにお休みするかもしれません。よろしく。(苦笑)

  

20061228
昨日は夜遅くに帰宅したのでPCも立ち上げず即寝しましたので日々雑感をお休みしました。もちろん今夜もNJP赤道儀生産終了関連のネタです。ten.は昔ながらの「緊急時には手動で駆動出来て目盛環を持つ」赤道儀が好きなのですが、さてそうなると心配なのが高橋製作所最後の手で回せる赤道儀「P−2Z」です。赤緯微動がスクリューネジによる部分微動であるなどの設計の古さ(スペースの問題なんだよっ!擁護)が見られますが、現在の高橋製作所には大事にしてもらいたい機種です。以前、ある部品が無くなってしまい「生産終了か?」と噂されましたが、(今回も)何とか持ち直しました。P−2Zクラスの赤道儀はポータブル赤道儀と呼ばれ、ビクセン「GPシリーズ」やケンコー「スカイメモR」、さらに小さくなるとタカハシスターベースの「スカイパトロールTG−SP」などなどデジタル一眼レフの普及とカメラレンズによるお手軽撮像に使用できるとあって、最近は盛り上がっています(ように見えます)。たくさんある赤道儀の機種の中でP−2Zの位置づけは一言で言うと「厳しい」です。大きさ・重量ではスカイメモRには敵わず、値段ではGPシリーズには敵わず、「P」と冠したポータブルという点ですら同社のスカイパトロールに敵いません。それでもなおP−2Zで無ければならない理由はなんでしょう?来年初めから「高橋製作所P−2Z応援企画」日々雑感を予定しています。

20061226
堅牢であるとか高精度であるとかの赤道儀としての基本的な構造については(おそらく)メーカーである高橋製作所が一番分かっていて開発していると思われます。使い勝手や重量、組み立てのし易さなどもユニットごとに分解されるEM−400の方が使いやすいと思います(かつて、NJPは「ぎっくり腰養成赤道儀」といわれたことも....嘘)。ですから、後発機種であるEM−400が優れているところが多いと思われます。それでもなお「EMではなく、NJPでなければならない」ものとは何でしょう?武骨なデザインからくる安心感(?)でしょうか?はたまた重量感でしょうか?ten.的に真っ先に挙げたいところは「手で回せる」ということと、「目盛環がある」ということです(EM-400は目盛環が省略された)。EMシリーズはそういったことを分かっていて、あえてそれを自動化したわけですから昔ながらのNJPが淘汰されていくのは時代の流れということなのでしょう。かつてタカハシの人が「こういった古い赤道儀は外国などに遠征してコード類の断線やバッテリーの不調などでも手で回してでも撮影ができるんだ。」とおっしゃっていました。昔ながらの目盛環導入もPCや導入支援装置からの操作で天体導入も変わりました。これからEM−400を購入する方は上位機種を使う方ですから当然のようにPCも使うしバッテリーなどの電源問題も解決し、高いスキルを持っている方が購入するということなのでしょう。私は大型機材を購入する予定もありませんが、それでもten.はNJPなどの昔ながらの赤道儀が好きなのです。

20061225
またも生産終了の機種があるようです。「武骨・堅牢・高精度・持ち運びが可能」な大型赤道儀「タカハシNJP−Temma2」が生産終了、販売完了品になっていました。ひとつの赤道儀架台が生産終了となっても上位機種EM−400が発売されているので大型機材をお持ちの方や購入予定の人は心配ないと思います(ちょっと高くなりましたが)。しかし、ten.のように昔からの高橋製作所の製品に思い入れのある人ならなんとなくお分かりかと思いますが、ten.にとってNJPという赤道儀は憧れの対象で「いつかはNJP....」と、まるでクラウンのような存在であったのです(微笑)。ただし、この「NJP生産終了」のニュースは唐突なものではなく、「残念だけど、(NJPは)もうすぐ終わるよ。」と聞いていました。私に言わせるとタカハシはそのためのEM−400発売だったわけですが、真意はタカハシの方のみぞ知るのであります。NJP生産終了によって、高橋製作所の赤道儀はP−2Zを除いてすべてが両軸モーター内臓のEMシリーズとなったわけですが、「自動導入」「自動ガイド」の赤道儀に若干の寂しさをおぼえるのは気のせいでしょうか?そのあたりを明日にでも。

20061224
夕刻の港は華やかです。長崎市の大波止界隈で月を見ました。刻々と色を変えていく空に幾分か太り始めた月が浮かんでいます。クリスマスの街は色とりどりです。

今日のカメラもコンデジです。

20061223
ここのところ良く晴れていますね。昨日に続き、月を見る事が出来ました。もちろん肉眼で見ました。湿度が高くてちょっとモヤっぽい空でしたが地球照も綺麗でしたし月齢が増えたので昨日よりも長い時間見る事が出来ます。月齢も若いし明日は日曜日ですから星見に出かけている人が多いのかもしれませんが、私は明日も仕事ですのでこれから就寝します。ここのところちょっとした画像を撮像して日々雑感にアップいましたが今日はデジカメのメモリーカードをPCに挿し込んでいたまま忘れていたので、月の画像もありません。画像を入れると文章が少なくなるのにお気づきの方はいらっしゃるかな?実は日々雑感お疲れモード対策だったのです。(微笑)

20061222
今日は久々のお休みで激務で疲れた体を癒していました。夕方、長崎港の海沿いにある「水辺の森公園」を散策していたのですが、夕焼け空に極めて細い月を見つけました。この日々雑感061219で見たくらいの極細の月、ちがうのは三日前と違って西空にあるということ。極細の月を見つけたら、また明日の月が楽しみになってきました。

   今日のカメラはコンデジです。

20061221
昨日は激務でした。20時に昼食を摂って、その後、帰宅して即寝です。よって「日々雑感」を更新をしていません。いや、できませんでした。どうしてもきついときには無理をせずにゆっくり構えていた方が長続きするのかもしれません(....と苦しい弁明を)。丁度、いまは新月期です。今週末あたりに晴れたら....チャンスがあれば....と考えては見たものの、今の時期、やっぱり無理はなりませぬ。自分の心に刻むように律しています。

20061219
今日は良く晴れています。朝、出勤するときには極細の月が南東の低い所でしっとりと浮かんでいましたし、夕方の西空も下の画像のような夕焼けです。夜になってからも天気が良く、久々に冬の星空が帰ってきました。今頃のオリオン座はまるで夜空の時計のようです。暗くなってすぐの18時ころには東の空低くに現れ、21時には南東を駆け上り、真夜中に南中するので、オリオン座が見えれば時計いらずですね。



20061218
昼過ぎから曇ってしまいましたが、今日の朝は良く晴れてキンキンに冷えた空気が辺りを支配していました。空にはもうすぐ新月まで間もない月には地球照も見えます。ちょうど踏切が鳴り、その音も冷えた空気で良く響きました。画像は携帯電話のデジカメでの撮影なので空気感もへったくれもありませんが、まあ、こんな感じでした。



20061217
昨夜は「とみた天体観測会」の忘年会・クリスマスパーティーでした。残念ですが野暮用で「初欠席」しました。毎年たくさんの人が集まり、情報交換におしゃべりにと楽しみにしていたのですが残念です。多分、私が来ていないのも気付かないくらい楽しい時間を過ごしたのだろうと推測しますが、なんだかそれも寂しい気分です。(笑)

20061216
久々に「笠井トレーディング」のHPを見ると新製品として「5cm/6cm/8cmガイドファインダー」なるファインダ+小望遠鏡の製品が発売されています。軽量・安価・ヘリコイド合焦装置付きの商品です。口径比F4の対物レンズを持ち、ガイド鏡に使うも良しファインダーに使うも良しの小望遠鏡ですが、別売として「CHアイピース」なる十字線入り・長焦点広角アイピースも用意されています。どちらかというとten.的にはCHアイピースに食指が動きます。ごく普通の十字線入りアイピースですが、照明用の穴や視度調整機構もついており、よくもまあこのような安価な金額で提供していただけるものだと好感を持っています。自動導入での観望や撮影中心の人には関係ないのかなぁ。。。。

20061215
やはりといいましょうか、残念ながらといいましょうか曇ってしまいました。ふたご群が遠のいていきます。仕事の疲れで出撃もままならず、今夜はラジオに「かじりつき」します。雑音交じりのAMラジオは久しぶりです。本当に残念ですが、星空の下で聞きたかったです。今夜は録音に集中しましょう。え?「流星観測ってFMだよ!」っておっしゃるあなた。いやいや、今夜はAMラジオで正解です。いやいやうれしい。(謎)

20061214
極大日を過ぎようとしているふたご座流星群。残念な事に「長崎は今日も雨だった」です。(追悼:内山田洋さん) なんとか15日に晴れそうな雰囲気があるのですが、仕事に忙殺されています。お疲れモードに加えて15年ぶりの「中島みゆきのオールナイトニッポン」を聞こうと画策しているので、せっかくの流星群ですが出撃は無いかもしれません。どちらにしても体調次第なので、仕事で疲れていたらオールナイトニッポンも寝落ちするかもしれないです。(ヤダヤダ)

20061213
さて、そろそろ「ふたご座流星群」が活発になっている日付です。残念ながら天候が思わしくありません。ピークを過ぎた今週末に一縷の望みを掛けていますが、天候はやっぱりちょっと思わしくありません。ワイワイがやがやと眺める流れ星観望は楽しいのですが、残念ながら天候には勝てませんね。ここ数日は天気図とにらめっこです。

20061212
「イメージサークルφ45mm」「焦点距離350mm」「高倍率での眼視観望が可」などの要求を満たすten.的「直焦点撮影+眼視観望光学系」ですが、既にありました。トミーテック「BORG77EDU+EDレデューサーF4DG」の組み合わせです。金額が折り合わないので既に却下していたのですが、なるほど美味しそうな組み合わせです。しかも冬のキャンペーンでセット販売がお安く提供されています。作例画像を見ても素晴らしい性能です。こんなに素晴らしい性能ならば素敵な写真が撮影できそうです(腕もないのに妄想です。笑)し、対物レンズはEDアポクロマートですから高倍率の観望も兼ね備えていそうです。でもやはり「安い・楽しい・遊べる」のten.的「撮影専用鏡筒」を考えると誰も使っていない「VIXEN A80SS+AV−1」などのアクロマート格安鏡筒で遊ぶほうが「ten.らしい」と言われそうです。(って、買うのはいつになることやら?)

20061211
昨夜は、中学校時代の部活の連中と飲み会(同窓会)で日々雑感を更新できませんでした。今夜は昨日の分までちょっと多めに書いてみます。というのは、一昨日の話題「the next ”Q”」が、もしもFSQ106の後継機種であれば、浮世離れした金額になるのは必至です。もちろんten.の選択肢からは外れますね(笑)。現在、ちょっとした直焦点用の鏡筒を欲しいなぁと思っているのですが、どの鏡筒も微妙にハズレなのです。それは焦点距離(視野の広さ)だったりイメージサークルの大きさだったり眼視観望用としての使い勝手だったりします。では、ten.が欲しい雰囲気を持つ鏡筒ってどのようなものなのかとじっくりと考えてみました。まず、ひのさわさんちのアストロカメラを使用していますので、イメージサークルの大きさは「φ45mm」が必要です。また、撮影の実写野は6〜7度ほどが欲しいので撮影用光学系の焦点距離は350mm程度が丁度いい感じです。眼視性能としては150倍〜200倍まで取り出せること。TG−WM経緯台でちょっとした観望をする時には、せっかく望遠鏡を使うのだから土星の輪や月のクレーター強拡大でみたいものです。そして何と言っても「安価」であること(無理)。こんな我儘な要求を満たしてくれる鏡筒はありませんねぇ。。。望遠鏡の設計を勝手に要求できるものならば、口径80mm、焦点距離480mm(口径比6.0)、レデューサー使用時360mm(f4.5、イメージサークルφ45mm)となり「×2エクステンダー」などの付加光学系の使用を前提にしたトリプレットスーパーアポクロマート「TSA80S」なんてあれば理想的なのですがねぇ。高橋製作所の人、ここ(日々雑感)は見ていないでしょうからまずもって無理な話です(大笑)。でも、まじめな話、こんな鏡筒が20万円程度(もちレデューサー込み。23万なら無理)で高橋製作所から発売されたら(←ここんところ大事よ)ローンを組んでも買いますよん!おほほ。


 ※ 誤解の無いように重ねて言っておきますが、「TSA80S」という鏡筒は実在しませんし、発売される予定もありません。
 ※ あくまでも私、ten.の妄想を書いただけです。ご注意ください。(....と、この台詞も2度目だ。爆笑)

20061209
月刊「天文ガイド」(2007.01)の高橋製作所の広告を見て、「おっ!」っと思いました。それは、同社広告上段に「Coming in Spring 2007...the new ”Q”」の文字を見つけたからです。高橋製作所のネーミングは案外単純なもので(失礼!)、架台ではPと言えばポータブル(portable)、Hと言えばハンディー(handy)です。鏡筒関連だと、Fと言えばフローライト、Tと言えば三枚玉を表すトリプレット(triplet)、そして、Qといえば四枚玉のクアドロプレット(※カタカナなので読み方がおかしいが、quadruplet)なのですが、FSシリーズやFCT、FSQ106が生産終了となった今、TOAやTSA、SKY(FCL90)などのエコレンズを合い玉にもつ高性能対物レンズが現在の高橋製作所の屈折望遠鏡の主流となっています。その高橋製作所の広告に「Q」の文字が....。しかも「来春」。そ、それはきっとフォトエキスポ2007にぶつけてくる新機種なのだろうと予測ができます。(以前、TOA150+EM400をフォトエキスポに投入、以後、イプシロン180EDやTSA102などの新機種を毎年春のフォトエキスポにて展示していますね。) さて、春Q(笑)に投入される口径は?やっぱり106?それとも....?でもやっぱり合い玉問題で生産終了となった106が順当でしょうね。

20061208
月刊「星ナビ!」のHP紹介コーナー、「ネットよ今夜もありがとう」で、ten.のバトンを受け取ってくれたugemさん。そのバトンを渡されたのは....「トブさん」でした。そう!「デジタル写真と白黒館」の「トブさん」です。うちの掲示板では別のハンドルを使用されていますが、編集部が記載している「長崎のスタパーのスターパーティーの立役者」のコメントは実に当を射ています。さて、今月号を確認したこのバトン、次は何処へ?と思っているところなのです。(ちなみにugemさんのバトン行き先「トブさん」は的中です。微笑。)

20061207
色々と便利な部品を供給していらっしゃるスコープライフ(遊馬製作所)さんの四方山話(2006.12.5)に書いてありましたが、またも生産終了の部品が紹介されていました。VIXENの24.5mm接眼レンズ関係の部品ですが、「24.5mm→31.7mmアダプタ」「31.7mm→24.5mmアダプタ」「36.4ネジ→24.5mmアダプタ」「50.8mm→36.4ネジアダプタ」などの昔から親しまれているサイズに使用するアダプタ類が供給されなくなりつつあります(生産終了・在庫払拭)。現在の接眼レンズの主流はアメリカンサイズ(31.7mm)と2インチサイズ(50.8mm)です。たくさんの規格があるとそれも困りますが、24.5mm接眼レンズにはまだまだキレの良い物がありますし、なにより安い(ん?販売店さん泣かせか?苦笑)のが助かっていました。ten.的に困りそうなモノは?と思い出してみると....ありました!「ten.的、安価なナイフエッジピントチェッカー」に24.5mmサイズの「K−12」と「31.7mm→24.5mmアダプタ」を使用しています。あぁ〜、入手不可能な部品で作り方をコンテンツで紹介しても良くないなぁ....と考えていたり....。

20061206
おとといの日々雑感に「ふたご座流星群」の話を書きましたが、アストロアーツのホームページを見ると今年2006年の極大日は12月14日の21時に極大を迎えるという予想が立てられています。ただ、その日を逃したとしても「ふたご座流星群」は、その前後、数日は活発な活動をしていますので、もしもその夜が曇ったとしても嘆く事はありません。13日であっても15日であっても晴れて観望できればten.的にはオッケーです。個人的な楽しみ方としては寝落ちを防ぐアイテムが必要です。もしも15日に観望するのであれば寝落ち防止アイテムは「AMラジオ」です。何故かというと15年ぶりに一夜限り復活する「中島みゆきのオールナイトニッポン」(2006年12月15日(金)25:00〜27:00)が放送されるからです。金曜日の深夜と言うのも実にイイ感じですねぇ。流れ星が飛んだら「おぉーっ!」っと声がしますが、ラジオを聞いている人たちの笑い声+中島みゆき嬢の「ぎゃははは〜!バンバン!(←机をたたく音)」が星空の下でこだまする様子は今から想像しても痛快です。

20061205
たまに見る高橋製作所の直営店「スターベース」のコンテンツですが、生産終了品・完売品は仕方ないとして、生産終了・残数僅少品に食指が動くモノがあります。以前、天文ガイドのT・Gファクトリーで紹介されていたのですが、カセグレン・ニュートン切り替え式の望遠鏡「CN−212」の部品で「CN−212用ニュートンヘリコイド」と言う接眼部が生産終了・残数僅少品リストに入っていました。この商品、回転ヘリコイドのドロチューブなのですが、ピントロックネジと目盛が付いているのでピント位置再現が良く、取り付け根っこ位置に光軸修正装置が付いています。ten.はドブソニアン用の接眼部分として着目をしていたのですが、ついに入手することなく生産終了となってしまいました。天文ガイドの記事内にも「こういった部品は何時生産終了となるか判らないので入手は早いほうが良い」と記載されていた記憶があるのですが、なんだか残念です。もしかするとCN−212鏡筒の生産終了ももうすぐなのでしょうか?

20061204
今夜の月は「ほぼ満月」月齢で言うと13.2です。空はどんよりと曇っているものの、時折、晴れ間から「ぱぁ〜!」っと月明かりが差します。今の時期は月明かりで星空が見づらいのですが、この月が細くなる今月中旬には「ふたご座流星群」の極大です。毎年12月13〜14日に極大を迎えるこの流星群は一時間当たり30〜50個(多いときは50〜80個)の流れ星を見る事が出来ます。ただし、寒空の中で見るので防寒着や懐炉などの防寒対策が必要です。流れ星は寝転んで見ると良く見えますが、この時期のコンクリートやアスファルトは冷たくて風邪を惹きそうですので、快適に観望するための工夫が必要です。シュラフに入って地面に寝転ぶ時には段ボールを敷くだけでも随分ちがいます。お風呂マットなどのウレタンマットは非常に効果的です。あまりにも快適にすると快眠をして寝落ちしますので要注意ですね。(昔はよく寝落ちしていました。)

20061203
一気に冷えましたね。東北地方は雪が舞い、長崎ではどんよりと曇って空の色が冬の色(どんな色?)になりました。これからこういった空が続くと星を見に行くことも少なくなるし、ましてや年末ともなると仕事が忙しくなるし、いろんな行事が重なってそれどころではない状態に陥ります。今月は初っ端から「諦めモード」にならざるを得ないのですが、チャンスを見つけて出撃をしようと画策しています。出撃のネタとしては富士フィルムから今秋発売の「Fujichrome プロビア400X(RXP)120サイズ」を入手しましたので、その試写がしたいなぁ〜と。あっさり露出のten.のスタイルでどんな感じになるのでしょう?またHαの分光感度がどのようになっているかや長時間露出時の相反則不軌も気になるところですが、20分〜40分の長時間露出をすることが少ないので、多分しないかもしれません。気が向いたらやってみます...と言っておきましょう。(笑)

20061202
昨夜(12月1日)は職場の飲み会で日々雑感を更新できませんでした。今日も昼過ぎにやっと起床しましたが、なんだか体が重いです。午前2時までワインなどを飲んでいて3時過ぎには寝たのですが、なんだかやっぱりぐったりです。空も曇っていますしこのままマッタリと自宅で過ごそうと画策しています。今日はちょこちょことHPの更新などをしています。TOPの写真が「北の空」から「水星日面通過の様子」に入れ替わったのでそれまでの北の空の画像を「てきとー天体写真」の方へ移しました。北の空の画像、結構気に入ってるんだよな。。。被写体が「彼(街灯)」でなければ雑誌に応募しようかとも思ったもの(苦笑)。そうそう、TOPページを更新していて気付いたのですが、拙HPも4年目になりました。「へぇ。。何とか続いたなぁ」と言うのが正直な感想です。む?もしかして、昨夜の飲み会はHPの誕生祝い(?)と言う事にしておきましょう。





喫茶『ten.』HOMEに戻る  BACK  前回までの「日々雑感」