未熟故、言葉が足らず。未熟故、表現に不手際もあり。
時に、誤解を招く表現もあれど、本人に悪意はありませぬ。




店主:ten.の
日々雑感

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20070330
ずいぶんと桜が咲いてきました。満開とは言わないまでも6〜8分咲きと言ったところでしょう。春らしい天気で本日の日中はポカポカ陽気、おまけに春の風物詩「黄砂」のおまけです(苦笑)。月は見えますが星はヌケが悪くてオリオン座が西の空に傾いているのが判るくらいで他の星は街灯りに沈没です。せっかくの金曜日なのですが月も大きく天候もはっきりしないので星見はボツですね。明日は職場の飲み会(定年退職者の送別会)で午前様確定なので日々雑感はお休みします。  (2007.03.30 48128)

20070329
レボルビングが可能な雲台を自作しようと色々とラフスケッチを描いているのですが、作りたいと思う形が何となく出来上がってきました。ところがこれはあくまで「理想」の形で、材料の強度や入手については何も考えられていません。このままですと白紙に戻すことにもなりかねませんので「妥協」された材料を見つけることが必要のようです。妥協されたといっても材料の形が特殊なので困難な道のりを強いられています。こりゃ、難物だなぁ。。。。

20070328
さて、昨日UPした二つの画像。違うところは何処でしょう?なんて、間違い探しではありませんが、これらの画像は同一のコマから作られました。左の画像濃度は薄く右は濃いですし、景色の写り具合も違います。こういったことは何故起きるかというと「ラボ」の焼き付けを行う人次第なのです。ラボの人がフィルムからプリントにするときに濃度補正・色補正を行いますが、その濃度+色の補正のままFDiとしてCDに焼き付けられます。大きな声では言えませんが「ヘタッピィ」な人に当たるとかなり悲惨な状況の画像がCDになって焼き付けられます。これを回避するには、1.フォトCDにする際、担当の人が濃度・色補正をした状態でCDに焼き付けられると言うことを受付の時に確認し(確認することでCDの濃度・色が(一定の範囲内で)ラボが調整できるという画像づくりに対しての責任の所在を明らかにするため)、2.補正されたものが顧客の好みに合わなかった場合はやり直しをしてもらえるのかどうか?を確認し(やり直ししないのなら他店に流れますよ)、3.天体写真(というある意味、特殊なもの)の画像なので濃度+色補正に手助けとなる「濃度+色の見本を添付しますので頑張ってください」旨の一言をかけるのも良いと思います。いずれにしてもten.自身がフィルムスキャナーを購入すれば全て回避できそうな事ですが、FDiというサービスが料金を対価として提供しているのですから一般消費者として確認することは当然だと考えます。 ※文中1と2の括弧内はある意味ten.の嫌な人間性が出ていますが、大枚をはたいたあげくに泣きそうな画像を作られるのが嫌なので、心を鬼にして一言声をかけています。

20070327
次の検証は「FDi」(Fujifilm Digital imaging)です。ここ半年はひのさわさんちのアストロカメラ+ブローニーサイズのフィルムを使用せず、35mm判一眼レフカメラ+135ネガフィルムを使う事が多くなっています。これは撮影後にHPへ画像をUPするのが楽になるようにという意味合いです。但し、自分でフィルムをスキャンすれば何ら問題が生じないのですが、FDiの問題点....もとい、使用に関する若干の注意点があります。下の二つの画像は今日の格好の話題です。何がどう違うのかを明日書こうかと思っています。

  

20070326
仕事を終え外に出ると、ぼんやりと滲んだ上弦の月が目に入りました。「あぁ、今夜は半月だったなぁ」と思い出し、ほんの少しだけ眺めて帰途につきました。今夜は早めに就寝です。

20070325
天候が悪かったり休日に予定があったりすると星ネタに困るのが「日々雑感」です(笑)。今夜の日々雑感は先日からネタにしている固定・ガイドの混在撮影方法についての検証です。検証には現在TOPに置いている画像を使用しています。その画像はモータードライブを一秒ごとに間欠停止させる方法ではなく、ten.が「2479方式」と命名した10秒間のうち4秒を固定撮影が含まれるガイド撮影です(日々雑感20070320参照)。フィルム上の星像がフィルム粒子上で点像になるギリギリの所を露出時間を選択して撮影している訳ですが、今回の撮影データを見ると24mmレンズで60秒露出(固定24秒・ガイド36秒)をしています。天の赤道上(赤緯0°)の星を点像に写す固定撮影の限界時間はフィルムの粒子を0.05mmとした場合に28mmレンズで限界は24秒です。0.03mmとした場合には約15秒となります。撮影に使用したのは「FUJICOLOR REALA Ace 100」という低感度・極微粒子のフィルムです。固定撮影を24秒行ったことになる今回の星像は動いてしまっている可能性がありますよ、って事なんです。さらに「景色」に対してはガイド撮影を36秒間行った訳ですから当然ズレている事になります。結局のところ、固定・ガイド撮影の混在というのは、そのズレを目立たなくすることに他ならない訳ですが、そこで活躍するのが画像の「リサイズ」です。画像を縮小することによって更にズレを目立たなくしているのが現在のTOP画像なのです。

  
TOPの画像(左・300×200へリサイズ)とカノープス付近の拡大(右・ピクセル等倍)
カノープスが若干横伸びしているのが判ります。景色も横伸びしているのですが目立ちませんね。

20070324
風が強く大雨、気温は高めの20℃。この天候は今夜中続くそうです@長崎。久しぶりにまとまった雨が降ったかたちとなりましたが、テレビの天気概況が「明日以降、黄砂が観測されるかもしれません」と言っています。あらま、昨日の予想が当たってしまったか....。その間にも月が大きくなってきています。週明けの月曜日にはもう上弦です。今月の新月期が終わりに近づきつつありますが、もう撮影のチャンスはなさそうです。チャンスがないならネタ作りといきたいところですが、実家の工具が使えないので工作ネタがどん詰まりです。

20070323
春の天気は「三寒四温」といいますが、昨日は18℃、今日は20.6℃まで上昇しました。この時期は、ひと雨降り止んでそのあと晴れるとどんどんと暖かくなります。これからの時期、やっかいなのは黄砂です。昨日は黄砂ではなかったようですが、明日からの雨が止んだ後に黄砂がやってきそうな予感がします。今年の黄砂はどんな感じでしょうかね。

20070322
朝からモヤっぽくて、日中もスッキリしない天気です。遠方の景色が白んで見えず、この時期特有の「黄砂」だろうと思っていました....。そしてこの日々雑感を書く前に「さて、気象庁のHPにて確認をば。」とクリック。「黄砂は観測されていません」の文字が!なぬぅ〜?これが黄砂ぢゃないだとぉ〜?結構、白んでるぞ?....と、文句を言っても変わりません。日中の気温は18℃まで上昇し、それでもなお白んでいる空は変わりません。一体、今日の天気(大気)は何と表現して良いものなのでしょうか?(謎

20070321
そうなると次の課題が見つかります。今回は「ISO100ネガフィルム」と35mm判一眼レフカメラを使いましたが、やはり使ってみたかったのはヒノサワカメラとプロビア400Xです。フィルムの感度が上がりますし写野も広がります。次の課題があるというのは幸せですね。(笑

20070320
今夜の話題は「2・4・7・9」です。半年ほど前から”景色と星空の両方を眺めるように撮影したい”と思い、1分や2分の短時間露出による星景写真を構築している事はここ日々雑感に何度も書いてきました(昨日も)。拙HPコンテンツ「ten.的、てきとーな天体写真」にも”ちょっとチャレンジ”や”三人と子犬、ちょっと再チャレンジ”と称して露出不足の画像をアップしています。それらの画像に試みた方法はモータードライブの駆動を一秒ごとに「停止・運転」を繰り返すというもの。そして、今回の撮影では「2479方式」と命名したガイド撮影中のモータードライブを10秒間に4秒(回)停止するパターンを繰り返す方法です。具体的には「露出開始1 5 6 10 11 12 13 14 15 16 17 18 19 20..........」の太字部分(携帯電話で見ている方、すみません。)についてモータードライブの停止ボタンを一秒押して固定撮影の状態にします。これが10秒間に4秒の固定撮影の状態です。停止ボタンを押していない時には恒星時駆動のガイド撮影をしていますので、これが「ガイド・固定混在撮影」のひとつのパターン(2479方式)です。1分の露出だと24秒間固定撮影し、36秒ガイド撮影となります。使用するレンズが24mmレンズで高緯度の星であれば24秒間の固定撮影でも星は点像となります。対する景色については僅かブレますが星像がブレるよりは目立ちません。30秒の露出での撮影だと星数も少なく見栄えがしませんが、1分の露出だと肉眼で見た以上の星空になり、「まあ、何とか納得できるかな。」と思っています。

20070319
県民の森天文台を後にして近場の撮影場所へ移動したten.は車に乗せている機材を出し広げます。イス、テーブル、そして七輪。木炭をてんこ盛りにして火を熾します。こうすることで火が落ちるまでかなりの時間を要しますので「帰りたい」気持ちを抑えることができます(独りは寂しいのよね。笑)。七輪の炭が完全に熾きるまでの間に撮影機材を準備します。悩んだのはひのさわさんちのアストロカメラを使うか?使わないか?ということ。現時点で上空には薄雲が懸かっています。アストロカメラを選択し、120フィルムの裏紙を外したあげくに曇られるとショックが大きいと判断し、仕方なくIso100のフィルムが入りっぱなしになっている一眼レフカメラを選択しました。そうなると仕事帰りに撮影した先日(日々雑感070312)の再来ですし、このフィルムは一連の試写になる訳です。そう、それはガイド撮影と固定撮影を混在させた撮影方法の構築です。天気も薄雲だしカメラの中にフィルムが入れっぱなしにしているし、まあ丁度良いか。」と納得して撮影をし始めました。それにしても寒かったっす。常に北風が吹き、26時の時点で気温は2.5℃まで下がっています。「ホントに3月中旬の気温かいな?」とボヤきながらかじかんだ手を七輪で暖めます。カメラのフィルムカウンタも随分と進みました。今回こそ現像に出しました。(笑)

20070318
天候と月齢に恵まれた土曜日、翌日の日曜日には外出の予定があったのですが意を決して出撃してきました。まずは以前から「子供が星を見たいと言っていますので今度行くときには声を掛けてください。」と言われていた家族を連れて県民の森天文台へ。いつもと違ってten.もお客さんです。到着した時、20cm屈折望遠鏡にはM42オリオン座大星雲が導入されていました。土星、M67(かに座の散開星団)と、ここまでは定番と言える観望対象でしたが、ここでten.の無謀なリクエストが。小学校一年生に明るさ9等のM66、M65(しし座の系外星雲)の暗くて淡い天体を見た時の反応を見てみたかったのです(爆)。テーマは「小一に系外銀河の楕円が分かるか?」です。結果は見事に正解!です。二人の小学一年生は系外銀河の楕円の傾いた方向を言い当て、工夫すれば小さい子供も淡いものを見る力がある事を教えてくれました。次は9.6等のNGC4565(かみのけ座)です。これも見事に「斜めに伸びている」という形を認識しました。初めて望遠鏡を覗く子供でも観望前に興味を高めておくことで難しいと思われがちな淡い天体を認識することが可能な事が分かりました。21時過ぎに県民の森天文台を後にしてten.は独りで近場の撮影場所へ行きました。その話は明日に致します。

20070316
だんだんと新月期に入ってきましたね。天候が良くないので出撃体制を取っていませんが、晴れたら行くぞ。。。。と思うこのごろ。撮影するとしても長くても240秒くらいなので赤道儀も要らないかもしれません。以前と比較するとドンドンと短くなっていく露出時間の意味するところは何なのでしょう。現像も楽しみになってきました。Iso100フィルム+24mmレンズF4+60秒露出=「ten.的、てきとーな天体写真」と言っていいのでしょうねぇ。(笑)

20070315
いよいよ、昨年秋以来の「スタパー」まで一ヶ月を切りました。日々雑感20070305に書きましたし、TOPページにも既にリンクを貼っているのでご存じの方も多いのではないかと思いますが、「スターパーティーin白木峰・春の大観望会」は4月14日夕方〜4月15日(日)朝までの開催です。今回のスタパーでは夕方は金星・土星、夜半には木星が昇っていますし、明け方には火星と月が楽しめます。色々な種類の望遠鏡が集まり、そのオーナーさんたちに覗かせていただくことがten.が楽しみなのです。もちろん、接眼レンズも楽しみねっ♪

20070314
「すぐには現像しないので....」と、一眼レフカメラを選択し、撮影後に入れっぱなしにされているフィルムが心配になってきました。明日から雨で、ここしばらくは晴れそうにありません。撮影のために入れたフィルムは36枚撮りです。12日に撮影した星空は10コマ程です。まだ現像に出すにはもったいないような気がしますが、星空のような淡い光の場合は、出来るだけ早く現像に出す方が良いです。僅かな光がフィルムに当たり「潜像」となっているのに、現像されていないので淡い光が消えてしまうのです。そろそろ限界かも?と明日か明後日に現像に出そうかと考えているのです。それに必要なのは「お財布の中身」なのですが....。(ちょい泣)

20070313
僅かな時間で撮影をした昨日。機材を10分でセットアップし、10分で撤収しました。露出時間は15秒や45秒や長くても240秒です。赤道儀に同架しましたが、24mmレンズならば固定撮影でも点像に毛が生えたくらいの日周運動でしょう。こういう場合にはシビアな赤道儀ではなく必要充分な精度のもので良い訳です。135mmレンズを20分ほどノータッチで撮影をこなす「H型赤道儀」は、その名の通りハンディーで頼もしい相棒になりつつあることを実感しました。
本体がホントに小さくて、実にハンディーです。


20070312
仕事が終わる頃、空は快晴。カメラ・三脚・赤道儀が車に積載されています。「フィルムは?」前回の反省(?)から手持ちのバッグの中に入っています(笑)。海に沈む日没を横目にH型赤道儀をセットアップします。すぐには現像しないので光漏れのおそれがあるヒノサワカメラではなく一眼レフを準備します。僅か10分でセットアップし北極星を探し始めたのが18時45分、日没直後からシリウスが見えているくらいの透明度の良い空ですから、北極星も見つけるのに苦労はしませんでした。15秒や30秒の露出を繰り返し、薄明が完全に終わった19時30分頃には撤収開始です。19時40分には帰途につく事が出来ました。僅か一時間足らずの撮影でしたが、刻々と変わりゆく薄明の色合いに地球の自転を感じることができたような気がします。春の夕暮れ、薄明の中でハッキリと輝く「カノープス」が印象的でした。

20070311
土曜日、日曜日と親戚の新築引っ越し作業のために伊万里に行っていました。アパート住まいから一軒家に。それはもう青々しい畳の香りと艶々の床面、親戚とは言え羨ましかったです。作業は2日がかりとなり、その夜は新築の家にお泊まりです。ピカピカのお風呂へ入り、風呂上がりには外へ涼みに出て空を眺めました。きちんと区画整理されたニュータウンは東西南北に道路が走り、玄関正面には南中の星空が見えます。玄関を出て新しい家の上に輝く北極星にご挨拶。。。。ん?ちょっとずれているなぁ。どのくらいずれているかというと微妙にずれています。6〜7°くらい。あっ?もしかしたら。。。。原因は「磁気偏角」のようです。「○○ヶ丘」とか「○○ニュータウン」などといった住宅地は真北を求めていないようですね。観測所や天文台などの設置話を聞く事が多いten.は真北だしは当然やっているものと思いこんでいました。この辺の話、真意はどうなんでしょうねぇ?→不動産関係、住宅建築関係の方へ。(って、知り合いいないし)

20070309
小型の赤道儀の追尾には一般的にウォームギア・ウォームネジを用い、歯数144枚のウォームギアを用いている事が多いです。つまり減速比1:144のギヤ比です。この場合、赤道儀の極軸は一回転するのに約1436分(1恒星日)かかりますのでウォームネジが一回転するのに9.972分となります。その極めてスローな動きをステッピングモータやDCモータをつかって駆動するわけです。電子部品・電気工作に疎いten.が自作するのは極めて困難なことは周知の事実です(苦笑)から、精確に回転し安価で電力消費の少ない一軸モータードライブさえあれば、あとは赤道儀になんとか取り付ける金具(不格好でも可)の問題なので一軸モータードライブの供給が無くなってしまうことに敏感なのです。今、所有している中でモータードライブが取り付けてられていない赤道儀は「アストロ社LN」赤道儀です。VIXENのモータードライブ、早めに買っておくべきだったかなぁ。。。。

20070308
そして今日。天文関係の月刊誌を購入しました。タカハシより発売された「JP−Z赤道儀」ですが、そのJP−Zには二種類のタイプが用意されています。それは「Temma−2タイプ」と「モーターレスタイプ」です。ん?モータレスって?....はい、読んでそのままモーターが取り付けられていないタイプです(苦笑)。この件については昨日の「HD−5」生産終了・完売に関係しているようですよ(微笑)。それにしても気になるのはVIXENの一軸モータードライブ「SMセット」の在庫無しになっているところですねぇ。あのモーター、消費電力が少なそうで個人的に好きなんですけど。

20070307
この日々雑感において、1月に「高橋製作所P−2Z赤道儀応援企画」を行ったのは記憶に新しいところですが、今夜の日々雑感は「今、一軸モータードライブに何が起きている?」と題してほんの少しだけ書いてみたいと思います。一軸モータードライブの異変に気付いたのは高橋製作所の「総合カタログ2007」を眺めていたときのことです。もちろん、P−2Z赤道儀大好きなten.はそのあたりをじっくりと見回しています。オプションには当然のように純正モータードライブ「HD−5」取り付け可の記載があります。そのHD−5は、いま幾らなのよ?とカタログを探すも見あたりません。「んなアホな?」赤道儀のところには記載しているのにオプションパーツの所には記載がありません。確認のために高橋製作所の直営店である「スターベース」のHPを見てみます。なんと!生産終了・完売品となっているではありませんか!HD−5と言えば、旧型の赤道儀にも取り付けが可能なモータードライブです。H型・SPACEBOY・90S・V−1・D型・I型なども取り付け部品が用意されていると聞いています。これはどういったことなのでしょうか....。そして、異変はVIXENにも。一軸モータードライブSMセット「MT-1WT(赤経用モーター)」「SD-1(一軸コントローラー)」の在庫がありません。MT-1WTモーターのみは大丈夫そうですが、コントローラーSD-1の「在庫わずか」の記載があります。さてさて、赤径軸のみを駆動させる一軸モータードライブは、これからどうなるのでしょうか?

20070306
夕方、仕事を終えると空が良く晴れていました。空気の透明度も良く、19時の空にはオリオン座が南中しています。もう半月もすると夕方に西空に傾くオリオン座を見ることになる訳ですから季節の移り変わりとは何と早いものだろうかと痛感します。その一方で「金星(宵の明星)」は西空でドンドンと高度を上げていきます。6月9日には東方最大離角となり、日没時に高度40°近い高さになるようです(既に30°超えてます)。今からが見頃です。是非、西空の金星を眺めてみてください。

20070305
3月2日金曜日も3日土曜日も汗をかくくらいの暖かい日でした(3日は夏日だってさ!)が、今日はうってかわって海山ともに大荒れで冬に逆戻りの天候でした。風が強いわ寒いわで日中は大変でした。昨年の春の嵐についての話題は、日々雑感060318と060328に書いていました。今年の冬は記録的な暖冬でしたが、この嵐を経験すると、ついにそのまま春がやってきてしまったのではないかと感じます。そして春といえば「スターパーティーin白木峰 春の大観望会」の開催日時決定のアナウンスがありました。開催日は2007年4月14日(土)〜15日(日)月齢:26.0で、場所はいつものように「諫早市白木峰高原第3駐車場」ということです。多分、そのころは今日のような寒さは無いのではないかとおもいますが、来られる方には防寒着の枚数には余裕をもってお越し下さいと伝えてくださいね。いやいや、楽しみ楽しみ。(♪)

20070304
その結婚式披露宴の後、二次会を終えて三次会へ。ten.には似合わない小洒落たショットバーへ行き、楽しい時間を過ごしました。銀塩フィルムで撮影した映像をデジタル化する苦労やら懐かしの「高橋製作所90S談義」やら「自作ポータブル赤道儀」時代の話(タンジェントスクリューやら手動ガイドやら。キーワードは赤本)に花が咲き、ハレー彗星接近時の86cmチロ望遠鏡キャラバン隊に遭遇した話やら、「チロステッカーはどこへいった?あれはまだ使っていないはず!」などなど、お互いに違う場所で同じような事をやっていたのだなぁと偶然と同じ行動にビックリしました。こんな話のキーワードが分かる人も少ないだろうなぁ〜(爆)。そういえば!3月4日未明(つまり今朝!)には食分の小さい部分月食がありましたが、昨日お昼からお酒を飲んでいるten.は、当然ながら寝落ち!して見ていません。

20070303
良く晴れて5月上旬のような暖かい日。今日はひな祭り。そして、ある天文仲間の結婚式でした。今日のような暖かい春の日差しのような家庭を築いてくださいね。おめでとうっ!(ぶっつけ本番の友人代表スピーチに冷や汗をかいた人より。)

20070302
先日の撮影(070223)で得られた画像を処理して遊んでいます。いえ、遊ばれています。一枚画像のモノクロですが、コントラストやトーン調整、ぼかしツールなど全く分かりませぬ(悩)。これがカラーだったらと考えると「具合わるぅ〜」です。やっぱりいつものように「撮りっぱなし+画像処理無し」っつーのが楽よね。(苦笑)

20070301
なかなか行く機会がないのですが、長崎市にある「天文ハウスTOMITA」に立ち寄りました。ここのところ3回程、丁度といいましょうか縁があるといいましょうか、たまたま立ち寄ったお客さんと話をする事が多いです。みなさん、それぞれ悩んだり分からないことを店員さんに聞いています。店員さんとの話が終わる頃に「写真を撮られるのですか?」と話しかけるといろいろな話になります。それは機材選択の話だったり観望場所の話だったりです。趣味につかう道具ですからやりたいことと値段の相談なのですが、実際には使ったことがない物の対して大枚をはたくのですから不安が大きいのは当然です。ten.も使ったことがある機材で言えばかなり限られていますからあまり大それた事は言えませんがちょっとしたアドバイス的な話をします。その場合、ほとんど店員さんが話されたことばかりになってしまうのですが、それでもお客さんは楽しそうです。ten.もくどい話にならないよう心がけながら楽しい時間を過ごしました。





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