日々雑感

世の中、ブログが流行ですが。。。。あたしゃ、「.txt」オンリーで。(^^)
しかも、不定期更新だったりするのです。(^m^)
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20060331
桜が満開になりました。今日の日中は「快晴・微風」の日本晴れでした。お花見にはうってつけの天候でした。この天気、明日の午後には崩れるようで、満開を過ぎた桜は、風の強さによっては散ってしまうかもしれません。よって、花見をするなら明日の午前中だと天気予報でもしきりに言っていました。咲き始めに喜び、花開いて楽しみ、散り際の潔さ故に、この僅かな期間の季節の移ろいを目に見えて感じさせてくれるから、みんな一喜一憂し眺めるのでしょう。一方、星空の方はと言えば、黄砂に悩まされながらも夜半を過ぎると東天に「夏のあまのがわ」が昇ってこようとしています。朝方には「さそり座」が南中し、夜が明けてゆきます。私たち星を見る人間は、星空を見て季節の移ろいを感じる事が出来ます。星空を見て季節の移り変わりが判るってイイと思いませんか?   (2006.03.31 28438)

20060330
しばらく使用していなかった星空撮影架台「ten.11」の不具合を直すため、改造の設計に入ります。これからはどちらかというとN草野氏設計の簡易赤道儀の形式に近づきます。最初から新しく作るのではなく現在の状態に手直しをします。どんどんと穴を空けられネジを作られて穴だらけなアルミ板になっていきますが、名誉の負傷みたいな感じだし、実にメカニカル(?機械的?)な外観は「歴戦の戦士のような姿を醸し出せるかも?」と思っています(笑)。現在の「ten.11」は、モータの力が各部の摩擦累積に負け、途中で停まったり遅れたりすることが多いようです。これを解消し信頼性を増そうという試みの改造です。設計が終了したら工作といきたいところですが、年度末・年度始めにかかってしまいました。工作に取りかかれるのはもうちょっと先の話になるのかな?

20060329
近くにある桜並木もずいぶんと咲いています。満開まではもう少しといったところですが、昨日の風雨にも耐えて花は散っていませんでした。まだ満開手前の状態ですから、花びらも風には強いのでしょう。桜並木の近くにある菜の花も咲き誇っています。春爛漫ですね。話変わって、4月29日に開催される「スターパーティーin白木峰」まであと丁度一ヶ月になりました。ten.の勤務シフトはまだ決定されていませんが、もちろん参加致します。翌日が勤務でも参加しますが、昨年秋のスタパーのように38時間不眠ってのは避けたいところです。

20060328
今日は「春の嵐」でした。3月に入ると暖かくなるかわりかどうかわかりませんが、時折こういった荒れた天候の日があります。春の嵐は昔から漁師の方々も畏れるほど海はうねり強風が吹きます。今年の3月の嵐は二度目。去年は三度ほど荒れましたが、ten.の経験則では一度目よりも二度目の嵐が強い傾向があるようです。三度目の嵐は二度目と同じくらいか少し柔らかいくらい(といっても一度目よりも荒れる)と記憶することが多いです。ten.は気象予報士ではありませんから、「三度の嵐」の件は、あくまでもten.の経験則です。さらに「黄砂をひきつれてくる」のもこの嵐の特徴と記憶しています。嗚呼、新月期なのに嵐と黄砂はやるせない。(泣)

20060327
春になりました。「黄砂」の季節です。日々雑感20051128にも書きましたが、この時期、まず空を眺め7×35双眼鏡を使って空を推し量るときに見る天体は、しし座の口元にある「NGC2903」です。この天体は視直径も小さく、光度も9.5等と35mmの口径では厳しそうですが、しし座は頭上に高く昇りますし場所もわかり易いのでten.は空の具合をみるときに指標にしている天体です。ぼんやりとなんとか見える時もあればしっかりと星雲状に見えるときもあります。当然、後者のほうが良い空の夜です。次の指標は「M101」です。この天体は広がりがあり非常に淡いので口径35mmの双眼鏡だと「あるか?ないか?」と言うくらいの淡さです。カメラ三脚に固定した7×50双眼鏡のカメラ雲台を緩目に固定し、「こつこつ。。。」と視野を揺らしてあげると「ほんわか」見えてくることが多いです。このM101が7×35双眼鏡でも楽に見えていればベストの空と思っています。あ、そういえば!今期の春、まだ両星雲を見ていないことに気付きました。次の晴れた夜に見ようかな。(つまり、この春はまだ空を推し量っていないということですね。笑)

20060326
ナイフエッジピントチェック治具の調整・試運転の結果は「あっさりOK」でした。まず、U町F氏の「SKY90」の鏡筒を用い、普段使用しておられるカメラでロンキースクリーンでピントを合わせていただきました。この時点でフランジバックはNikonカメラのフランジバックと同じ距離です。そこで「自作ナイフエッジピントチェック治具」に取り替えていただきナイフエッジ位置調整をしてみたところ既に合っていました。(自宅にて、ある程度追い込んでいたのが功を奏し、ピントはだいたい合っていたようです。)確認のために「ヒノサワさんちのアストロカメラHB120T」に付け替えて、フィルム位置にナイフエッジ状の物で光束を斬ってみたところ、これのピントも合っていたので調整終了です。あまりにもあっけなく調整+試運転が終了いたしました。U町F氏をはじめ、お笑いネタを期待して遊びにいらした方達も「えっ?もう終わりですか?なんかあっけないなぁ。。いろいろ期待してきたのに。。。」と意気消沈されていました(笑)。U町F氏+SKY90どうもありがとうございました。重ねてお礼申します。また、コンテンツの方も加筆修正を行うつもりです。まあ、こちらも多分あっけない幕引きとなりそうです。

20060325
今日の日中は良く晴れた。昨日に引き続き風も穏やかでした。夜には、ちょっと時間ができそうなのです。今夜は自作「ナイフエッジピントチェック治具」の調整に白木峰まで行ってきます。夜半前には曇りそうですが、ワイワイがやがやとできるかな?では、いってきまーす!

20060324
「そろそろ今日辺り。。。。」そう思ったのは、朝から快晴で風が穏やかな空を見たから。午前中の早い時間から穏やかな風は南寄りに吹いている。「もしもそうなら?」11時過ぎに耳をすませ空を見ようと構えていた。「ぐぁ〜ぐぁ〜....」時刻は11時10分過ぎ。去年は3月19日にやってきた。今年は天候が思うようにいかなかったのでそろそろ今日辺りだと思っていた。彼らは空高く、ひしゃげた「くの字」を描いて編隊を組む。そう、鹿児島県の出水市より飛来する「なべ鶴」です。例年、3月下旬あたりの大きな高気圧が九州を抜けようとするときに北帰航する。気圧配置も知らないはずなのに、コンパスも持たないはずなのに、毎年キチンと同じルートを通って北へ向かう。彼らは野生のみを頼りに生きようとしている。「頑張れ」と心の中でつぶやいた。

20060323
紆余曲折がありましたが、実家に置いてあった母艦PCを現在の住まいへ持ってきました。やはり速いです。ついでにCATVのインターネットを使用しているのでスピードテストをしてみました。実家では平均的に4.2〜3.2Mbpsでしたが、ここでは7.5Mbpsの速度が出ています。かなり満足。

ブロードバンドスピードテスト 通信速度測定結果
http://www.bspeedtest.jp/ v2.5.0
測定時刻 2006/03/23 21:32:16
回線種類/線路長/OS:CATV/-/Windows 2000/
サービス/ISP:-/その他のCATV
サーバ1[S] 7.48Mbps
サーバ2[N] 7.52Mbps
下り受信速度: 7.5Mbps(7.52Mbps,940kByte/s)
上り送信速度: 1.7Mbps(1.68Mbps,210kByte/s)
コメント: その他のCATVの下り平均通信速度は6.8Mbpsなので標準的な速度です。(下位から60%til

母艦PCの復活は果たせましたが、ついにノートPCのヒンジ部分に新たなヒビが入り、物理的に瀕死の状態です。ノートPCのDATAを早めに母艦PCへ移さなきゃ。デジタルカメラで撮影した画像や撮影DATA、それに音楽ファイル(爆)。どれもみんな大事です。

20060322
口径8cmの望遠鏡で色々な天体を見せてくれる機材として充分な性能を持っていますが、「ファインダーでも見づらい」や「基準になる星から離れている」天体などを導入する方法として、(安価な経緯台の話題から離れますが、初心者の方でも赤道儀の選択をするということもあるでしょう。)極軸が合っている赤道儀の目盛環を使用した手動導入という方法があります。最近の望遠鏡は自動導入機が多くなりましたが、赤道儀の方は目盛環を省いているものが散見されるようになりました(そりゃ、いかんやろ。>メーカーさん)。この「目盛環」、あなどるなかれ、結構使えます。慣れない星雲星団を探そうとしていて場所が判らずウロウロして時間を費やすよりも早い時間で導入できると考えます。また、8cmもあるとたいていのM天体は見ることが出来ますから、体得しておくと何かのときに役に立ちます。1等星や2等星は「赤経・赤緯」を掲載している星図もありますし、月刊「天文ガイド」の「天文データ」(2006年04月号はP.149)には「●主な恒星のデータ」の赤経・赤緯・等級が毎号掲載されています。もちろん、既に目盛環が付いている赤道儀を所持している方はベテランの方だと思いますが、せっかく付いているのですから久々に使ってみてはいかがでしょうか?低倍率の視野のどこかには見慣れた天体が見えていて、何だか楽しくなってきますよ。(微笑)

20060321
月刊「星ナビ!」(2006.4)の特集で「8cm屈折望遠鏡で天文スタート宣言!」という記事が掲載されていました。自動導入機の「MEADE ETX-80AT」と手動導入機「Vixen PORTA A80M」の紹介記事です。ここに紹介された両機はお手ごろ価格で良心的な性能を持っている望遠鏡で、これから星を見ようとする初心者の方には充分な性能を持っています。記事は初心者向きの内容なので、自動導入にかかる導入精度(ETX-80AT)や両機の光学性能には言及していません。見たことのない天体を積極的に見たいとか光害の多いところでの観望には自動導入機が大きな味方になりますし(ETX)、セッティングに時間をとらず天体を自分で探したいとおっしゃる方には良質でシステムアップが可能な架台は魅力的です(PORTA)。記事を見て、ten.的には8cmの口径というのが絶妙な大きさだと思いました。どんなに良く見える望遠鏡でも重たくてセットするのにしんどい思いをすると稼働率が落ちていくものです。軽くて程良い大きさの8cmの口径は初心者ならずとも手元に置きたい望遠鏡ですね。肝心なのは、あくまでも望遠鏡は天体を見るものですから、「天体を導入する」のに苦労しては稼働率も下がってきます。光学式ファインダーと等倍ファインダー併用や良質の接眼レンズを使用すると口径8cmは楽しい望遠鏡になると思いました。

20060320
いまだ完成していない「ナイフエッジピントチェック治具」の光束を切るエッジですが、なんとか目星がつきました。ナイフエッジは、接眼レンズのスリーブ端に取り付ける予定ですが、作例を参考にしようと「ナイフエッジ・ピント」のキーワードを使ってネットで検索してみると、片刃の「鉛筆削りの刃」などを取り付けて、カメラ本体のフィルムレールでピントを見ている人が多いようです。一方、ten.が作っている物はカメラを使用せず、事前にフランジバックに合わせられた治具を単純にカメラの代わりに取り付け、見えている光束を切るだけなのですからカッターナイフやカミソリなどの両刃でも良いのです。そこでいろいろ考えたのですが、24.5mmスリーブ端にナイフを取り付けるのはちょっと怖い気がして、その他の方法を模索していたのです。まあ何とかなりそうな兆しです。既にエッジになる材料は完成しました。あとはちょっと加工して接眼レンズ「K−12mm」に取り付けるだけです。え?何を使ったって?う〜ん、種明かしはもうちょっと後にしたかったのですが、今回活躍したのは「爪切り」です(むふふ。微笑)。実際に使ってうまくいくかなぁ。。。

20060319
本日、WBC「韓国vs日本」戦で日本は勝ちましたが、ポイマンスキー彗星ネタ作り王戦に於いては逆転サヨナラ負けでし!>Y−da様。3月7日に出撃の「ポイマンスキー彗星」の撮影したフィルム現像が仕上がりました。先日の「日々雑感060307」にて弐兎ヲ追フ者壱兎モ得ズと申しました。「H40+P−2z」×「HB120T+FM2」=「愕然」が答えとなりました。結果から言うと「ゼロ」ではありませんでした。「壱兎」です。ヒノサワカメラは6コマ+FM2/Tが6コマの結果が「たったのひとコマ」と言うことです。何故?それはH40赤道儀の赤緯クラッチの締め忘れか電池の電圧低下(またかよっ!爆)です。つまり、ヒノサワカメラのほとんどのコマ(135mmレンズも85mmレンズも)は日周運動を撮影していました。唯一と言いましょうか、FM2/Tで撮影したコマのうち、雲の通過が少なかったひとコマが最良の結果でした(次のコマは既に薄明中でした)。結果としては得られたコマは日周運動でしたが、4月末〜5月初めの「シュワスマン・ワハマン彗星」に今回のプロビア400Fの増感現像に伴う露出データが取れましたので、これを活かさねばならないでしょう。これは「肉ヲ切キラセテ骨ヲ絶ツ」と言いたいところですが、今回に限っては「弐兎ヲ追フ者壱兎モ得ズ」に加え、「急イテハ事ヲし損ジル」ということわざを加えなければならないでしょうね。(ポイマンスキー彗星ネタ作り王の称号は今回限りten.がいただきます。>Y−da様)

20060318
昨日は職場の仕事が一段落し、いきなりの飲み会になり午前様。日々雑感をおやすみいたしました。一昨日の天候は「春の嵐」になりました。寒冷前線が通過した午前8時頃、出勤途中のten.の傘は「あっ!」っという間にグニャリと曲がってしまいました。確かに風は強いけど、なんじゃ?と思うほどあっさりと曲がってしまった傘の骨。昔の傘ならこうではなかったと幼少の記憶をたどった。使った傘は非常に安い傘ですが、物造りの本質が見えてきません。安かろう悪かろうの商品は多いのですが、高い品物まで品質が落ちてきているような気がするのは気のせいでしょうか?(特にten.がそう感じるのは双眼鏡かな。頑張れ「Nikon」頑張れ「Miyauchi」頑張れ「FUJINON」!) 廉価な普及品に「物としてのこだわり」を感じられるのは現代よりも昔の物が多いですね。日本の「職人気質(しょくにんかたぎ)」は健在であってほしいなぁ。

20060316
先日、郊外のとあるお店へお茶しに行ったところ、そのお店の駐車場で使用している「灯具(いわゆる照明)」が光害ガイドラインに沿ったものを使用しているのに気づきました。歩行者がはっきりと見える明るさなのに「眩しくなく見易い」駐車場となっていました。このようなお店は応援したくなり、店内の「お客様ご意見」の紙にキチンと書いてきました。最近、このような光害対策を施された灯具を使用したお店が増えてきましたが、そうでない「眩しい」灯具を使用しているお店には声を掛ける機会があれば話すようにしています。とあるコンビニの駐車場には光害対策を施された水銀灯を使用していましたが、コンビニの駐車場敷地入り口にあった水銀灯は国道に向けられていました。通行している車に向けて、少しでも目立つようにとの思いもあるのでしょうが、丁度、歩道にいた歩行者の認知が遅れたので、コンビニの方に「眩しくて歩行者の認知が遅れ気味になり危ないので、国道へは向けずきちんと下を向けて安全にしてくださいと声を掛けてきました。「歩行者への認知が遅れる」、これは立派な公害だと思います。

20060315
「画竜点睛(がりょうてんせい)を欠く」と言う言葉があります。画竜点睛とは、「僅かなことではあるが、それを加えることによって物事が完成・成就する」ことの例えです。つまり、それを欠くということは未だ完成されていないと言うことです。昨日UPした、「ナイフエッジピントチェック治具」のコンテンツには、24.5mm接眼レンズK−12のスリーブ端に光束を切るナイフエッジ状のものを取り付けた画像が貼られていませんね。光束を切るものを取り付けて治具を完成させ、コンテンツに画像を加えたいものです。そういえば、喫茶「ten.」には画竜点睛を欠くコンテンツが多いですねぇ。。。

20060314
久々に、コンテンツを増やしました。ナイフエッジピントチェック治具とポイマンスキー彗星の画像集です。そのひとつ、ポイマンスキー彗星の画像集は「管理者ten.」が撮像した画像ではありません。自分の画像ではないことが不安です。掲示板に貼り付けていただいたみなさんの好意で成り立つものです。掲示板という「流れ落ちてしまう」場所よりも「後々に見ることができる」場所へ移した管理人の暴挙をお許し下さい。>画像提供者のみなさまへ。

20060313
今日は寒の戻りとなり、長崎でも「わた雪」が舞う天気になった。もちろん、気圧配置は「西高東低」の冬型。毎日が寒いと大丈夫そうなのだが、ここのところ暖かかったので急に気温が下がると堪えます。天候も、当然のようにドンヨリとした低い雲がたれ込めています。満月期に入ったので撮影に出かけることもありませんが、この春らしい天気を待ちこがれています。(黄砂は待っていないぞ。笑)

20060312
ナイフエッジピントチェック治具のコンテンツの準備が整いかけています。まだナイフエッジに使用する適当なものがみつからず、単なる対象確認アダプター状態です。使用頻度も多くないパーツなので、ten.も「ゆっくり」かまえています。今回、自分で作ることが出来るものは作ってしまおうと思って行動にうつしましたが、使用頻度が増えることを願っています(苦笑)。

20060311
さて、昨日書いた「ナイフエッジピントチェック治具」が、ほとんど仕上がりつつあります。残りの作業はNikonのレンズリヤキャップに31.7mm接眼レンズホルダーを接着剤で固定する作業と「T光学K−25mm」スリーブ端に光束を切るためのナイフエッジ状の物を物を貼り付ける事です。今日の日中は、この件に関するコンテンツの準備をしていました。今の悩みはナイフエッジに何を使用するか?ということです。丁度良い長さの刃がないので苦労しています。いっそのことアクリルで作ってしまおうか?とも考えています。もう一つ、接着剤で固定できないのはコンテンツの準備をするための画像を撮影していないからです。でも、こんな自作ピントチェック治具のコンテンツ、あまりにてきとーすぎているので興味がある人がいるのかしら?(コンテンツのUPの必要性に疑問を抱いている。。。。)

20060310
Nikonのレンズリヤキャップを利用した「ナイフエッジピントチェック治具」が、なんとなく仕上がりつつあります。レンズリヤキャップに37mmの穴をあけ、そこへVixenの31.7mm接眼レンズホルダー(当初は24.5mm接眼用でした。変更しました。)を差込んで接着剤で固定。このままであれば、アメリカンサイズの接眼レンズを差し込んで対象確認アダプターとして利用できます。ナイフエッジによるピントチェックは、更にVixen「31.7−24.5接眼アダプター」を介して24.5mm接眼レンズのスリーブ入り口にナイフ(鉛筆削りの刃)もしくは薄いプラスティックなどで刃を貼り付けたものを適宜の距離で固定したものでピントをチェックできます。光束を切るナイフの方向も接眼アダプターを回転することで可能になっています。製作記事も準備するつもりですので、しばらくお待ちくださいね。あっ!例によって「てきとーな工作+記事」ですから、あまり期待なさらずにお願いいたします(笑)。ちなみに、これまでに費やした材料費は「Nikonレンズリヤキャップ(780\)」+「36.5mm-31.7mmアダプター(1,575\)」+「31.7mm-24.5mmアダプター(1,575\)」+「T光学、K-12mm接眼鏡(3,400\)」です。7,330\(ちょっと高かったかな?苦笑)で出来るナイフエッジピントチェッカーですが、完成まではまだまだです。最後にピントの調整が残っているからです。これがまた大変なのだなぁ。。。(爆)

20060309
ここのところ数日間は無線LAN不具合の話題を書きました。無線LANルーターとLANカードの不具合のようでしたが、実のところは無線LANルーターの電波指向性の問題だったようです。ルーターを置いている位置を少し動かしてみたところ、安定しました(ああ、良かったです。)。今、使用しているノートPCは win95時代のもので、pentium133を使用している化石PCです。日々雑感のような、文字メインの「.txtファイル」で使用する分には何とか大丈夫です。母艦デスクトップPCは「AMD-athlon XP 2000+」+「512MBメモリ」なのですが、現在も実家に置いています。そろそろ手元に持ってこようと画策中です。

20060308
一昨日の撮影で気付いたことがあります。「右目」の調子がおかしいのです。あ、病気ではありません。ここ2年ほどの間に乱視が進行しているようなのです。撮影の時にFM2/Tでピントを合わせようとしたときに、ピントの山が掴めない事に気付きました。特に顕著なのは「ひとみ径」が大きい時の恒星像。星の色々な方向に「トゲ」が出てピントが判りません。これはまいりました。早く「ナイフエッジピントチェッカー」を作ってしまおうと思いました。双眼鏡で観望しているときもその傾向が顕著になってきました。7×50双眼鏡(ひとみ径7mm)だと右視野全面が「うるうる。。。」しています。涙がたまっているような雰囲気です。一方、7×35(ひとみ径5mm)双眼鏡だと、ほぼ全面ピンポイントな像になります。嗚呼、気分的に歳をとってきたのかなあと、ちょっと寂しくなりました。(いや、ten.的には若いと思うのだが。)

20060307
おはようございます。昨夜から市民の森へ行ってまいりました。もちろん「ポイマンスキー彗星」を観望・撮影が目的です。掲示板にも、おいでのみなさんの画像が貼り付けられてです。前日から雨でしたが、なんとか夕方には雨も止み、なんとか晴れてきました。モヤっぽく全くスッキリしない天候の中でしたが、食指が動きまくりだったのでやむなく(爆)出撃してきました。撮影地には夜半過ぎには到着していましたが、夜露が付くのを嫌って午前3時から機材の組上げをいたしました。東の空は、高度15度くらいまでモヤで星が見えません。でも、空は一応快晴です。機材の設置は4時に終了。短時間露出の予定なので、てきとーに極軸を合わせる。やっと彗星らしき天体を確認したのが朝5時。7×35双眼鏡で恒星とは違う雰囲気でしたがよく判らない。急いで77mm双眼鏡を引っぱり出し彗星像を確認した。東の空のモヤの上でボンヤリと見えている。尾は確認できない。出撃機材は「P−2zとH40」の二台。ヒノサワカメラとFM2/Tでポイマンスキー彗星を狙います(これが失敗の元)。今日の露出は露出は3分〜長くても5分です。二台の赤道儀の間をバタバタと動き回る。撮影時刻のデータも取っているので大変だ。5時から撮影開始して5時40分には撮影終了。忙しかった。。。。撮影後、周りが薄明るくなってアルミテーブルの上に置かれているカメラレンズを見て驚愕!なんてこったい!景色と一緒に撮影(しようと)した24mm広角レンズ+35mmレンズにキャップが付いたままだ。やっちまった(大泣)。やはり弐兎ヲ追フ者、壱兎モ得ズ。これはネタ作り王と呼んで下さい(爆)。

20060305
またも!....今朝も快晴だった。もしかするとten.は「ポイマンスキー彗星」に縁がないのではないだろうか?とも思えてしまう天候と仕事の微妙な関係(苦笑)。あさって7日火曜日は休みなので近場の東側が開けた所に行こうかとも思っています。でも天候が微妙です。頑張って今夜のうちに撮影機材やら星図やら準備しておこうかとも思いました。天気予報では「晴れ/曇り」です。月曜の天候がどのような時間帯で回復するのかが鍵になりそうです。

20060304
昨夜、天気も透明度も良かったようだ。例によってメーリングリストには「出撃っ!」の文字と「明日も仕事だけど出るよ」の文が飛び交う。「行きたいなぁ〜」と思いつつも、早朝のポイマンスキー彗星の撮影と観望を行うとすると仕事に間に合いそうにないので断念と決めた(@22時)。今朝、ちょっと早めに起きて東の空を見ると....快晴!しかも空はヌケている。嗚呼、やっぱりうらやましい

20060303
「TSA102」について追記しておきます(マニヤねたでスミマセン)。「眼視と写真撮影それぞれで最高レベルの光学性能を目標に開発されたTSA102」のレンズ構成は、<クラウンガラスメニスカス凹−スーパーEDレンズ凸−クラウンガラスメニスカス凹>の構成らしい(インタビュー結果)。もちろん、良く見えるようなので、そんなことはどうでも良いのだが、そうらしい(笑)。「月刊天文4月号(P.1)」にも紹介されているが、「スーパーEDレンズ」は、いわゆるTAMRONなどで使用されている「SDレンズ」と同等で、スペックは「口径102mm、焦点距離816mm、口径比8.0」となっています。あっ!月刊天文の記事は「F6.0」になっている?ああ。これは間違いですよ(笑)。確かに、初期の設計では F6.0 と噂では聞いていましたが、 F8.0 になったのも「作りやすい」からと聞いた(誰?笑)。それにしても良く見えて非常にシャープなFS102と比較して「青〜紫(F線、g線のハロー)が1/3以下に(月刊天文より)」なっているのだから、価格は抑えられていると言わなければならないと思う。このような良く見える望遠鏡を開発する「タカハシ」の技術陣には敬服いたします。ten.にとっては、前モデルのFS102も素晴らしく良く見える望遠鏡ですから、私のような素人目では、その違いは判らないのだろうなぁ〜と思っている。

20060302
出たっ!TSAっ!  ....いったい何の事?とおっしゃるでしょう。今日は機材ネタです。「日々雑感060223」にて機材の高額化を嘆きましたが、フローライトアポFSシリーズやTOAシリーズに代表される、大変良く見える望遠鏡を供給する「タカハシ」から新型の望遠鏡が3月23日に発売されます。その名も「TSA102N(S)」です。対物レンズは一群三枚で中玉にEDレンズを配置し、その前後をクラウンガラスのレンズで挟んだトリプレットタイプ(三枚玉)です。同じ三枚のレンズでも分離式のTOAと違って密着式の対物レンズのようです。複雑な構造になり易い分離式レンズセルと違って密着式対物レンズであれば軽量になりそうですし、高価なEDレンズも一枚の使用に抑えているようですし(TOAは二枚)、研磨が難しいフローライトレンズと違ってコストも抑えられるのだろうと推察できます。価格も、前モデルのFS102と比較しても3万円ほどしか違わないので、性能を考えると割安感がある鏡筒だと思いました。TSA102は、東京で開幕される「フォトイメージングエキスポ2006(PIE2006)」で展示される予定で、発売日もPIE2006に合わせるための3月23日だそうです。もちろん、ここのお店も取り扱いますよね?>店長さん(微笑)

20060301
やはり、無線LANの調子が悪いようだと言っていたら、友人から「とりあえず使ってみれっ!」と無線LANカードが送られてきた(すまんこって....汗)。で、初期の設定を済ませた後、なんとか繋がりましたが、時間の経過と共に速度が落ち、断線し....の繰り返しです。無線LANカードを変えても同じ症状ということは、どうやら他に原因がありそうです。落ちたり繋がったりの狭間で、サーバーへは上手なタイミングでUPします。(苦笑)





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