未熟故、言葉が足らず。未熟故、表現に不手際もあり。
時に、誤解を招く表現もあれど、本人に悪意はありませぬ。




店主:ten.の
日々雑感

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20100531
高校生の頃から「中古は出会った時が買い時。次に買おうと思ったら縁がないのだと思え」と刷り込まれてきました。ten.は光学製品を中古で購入するのは抵抗がありません。むしろ中古のものは安く買えるので大好きです(笑)。今日、行きつけのカメラ屋さんへプリントをいただきに伺ったところ、中古ブースにオーラが射していました。数日前から中古ブースにあったそのブツを見ていると、ついに心が抵抗出来ませんで、思わず財布の中の大枚を叩いてしまいました。「う〜む、いかんなぁー。いかんぞ。これはいかん。」と独り言をしながらの帰宅。帰宅直前の車庫で例のブツのキャップを取って覗き込んで見るとコーティングが綺麗な事。「....いかん。暫くはレンズものを見るのはやめておこう。」購入したブツに記載されている金色の文字「30×wide」....72°の魅力に負けたten.でした。実は今月の仕事がうまくいかなかったので、自分を奮い立たせる意味もありご購入です。さて、来月から頑張ろう....“いや、頑張らざるを得ないぞ。”(2010.05.31 113682)

20100530
撮影したポジフィルムをラボへ持参してプリントをお願いしてきました(4切3枚・6切6枚)。ビンボーなten.にはかなり痛い出費なのですがプリントしてみて初めて分かる事もありますし、何より形に残るのが今は大切なのかもしれません。ところがいつもお世話になっているラボのお兄さんから衝撃のお知らせがありました。「あ〜....ten.さん、もちろんプリント関係は大丈夫なんですが、実はうちの現像機が故障して、これから先はネガフィルムの現像がうちでは出来なくなってFUJIさんに出さなきゃならなくなりまして、もし現像をお預かりすると暫く掛かるようになりました。で、この辺りならば●●●(←ライバル店)さんは即日現像が出来るそうなので良ければそちらを利用してもらえたら....。」....あらら。FUJIさんに出しても良いからココを利用しますよ〜。とは言ってみたものの、銀塩文化は衰退の一途を辿ります。ラボのお兄さんも苦渋の選択で言っていただいた事もあり、地元のラボ減少を防ぐために●●●さんを利用するか....とても悩んでいます。あ、もちろんプリントはラボのお兄さんにお願いするのは変えませんよ。

20100529
一日中、家にいて外出すらしませんでした。なので今夜の日々雑感はネタがありません(苦笑)。と、いうのも、昨夜は遅くまで自転車で走っていたので、今日はそれが原因で軽い筋肉痛で休んでいます。夜中に真っ暗な中で走るのは怖いものですが(私の自転車は無灯火ではありませんよ)、この時期、気温も丁度良くて夜に走るのは気持ちいいのです。さらに昨夜の夜空は満月だったので、夜目が出来たらうっすらと道路や景色が見えるのです。昨夜は長崎市の西海岸を走って市内中心部へ帰ってきましたが、果たして今回の夜のロケハンになったかどうか....。走るだけで一生懸命だったような気がします。昨夜走ったルートですか?地元の人なら分かるでしょうけどね。え〜っと、【小江原−式見−福田−飽の浦−稲佐】ルートで、31.3kmの走行です....。

20100528
「さて、そろそろ出そうかな。」平面化していたポジフィルムをラボに出そうかと。お気に入りのコマは当然ながらプリントし、プリントしようかしまいか悩んでいるコマはとりあえず六切あたりに焼いておこうかどうか....。ちなみにお気に入りのコマは掲示板にも貼っていませんが、タイトル「んでもって、露出オーバー。」の画像に近い雰囲気で、レンズが24mmで撮影したもの。掲示板に貼り付けた35mmレンズでの撮影はf2.8で10分露光で露出オーバーでしたが、光量が同じはずの24mmレンズf4.0絞りで20分のコマは相反則不規の影響か丁度良い雰囲気だったのです。ま、実際にはラボで濃度調整が出来るので双方とも焼いて良いのですが、ten.的に広い写野の方が好みなので24mmレンズ撮影分をメインにしようと思いました。

20100527
最近は、twitterで呟いているが多いですね。ten.は「ここ」で呟いて(てか、ボヤいている。笑)いるのでtwitterでは呟きませんが、教えていただいたつぶやきの中でten.のハートを鷲掴みにしたのが「イカロス君(http://twitter.com/ikaroskun)」の呟きです。ここで言う「イカロス君」とは、5月21日にH−UAロケットで打ち上げられた金星探査衛星あかつきと同時に打ち上げられた小型ソーラー電力セイル実証機「IKAROS」の事です。このイカロス君のツィートがまた可愛いのです。「帆を開くのはまだまだ先だよ 今は開く前の準備運動をしてるところ」とか「向きと回るスピードをちょっとだけ直したよ 準備運動準備運動〜 」などなど、JAXAが発表した文言「種子島宇宙センターから打ち上げられたIKAROSの初期動作チェックを終了しました。」よりもかなり柔らかい表現です。みなさんはもう「イカロス君の呟き」を見られましたか?

20100526
自分はつくづく小口径・低倍率好きな人間なのかも?と思う事が多々あります。もちろんten.自身を直接ご存じの方はそう思うでしょう。その行動の一端に、車の中から「ヒョイ!」と取り出される低倍率光学系の類です。「あ、あれをちょっと見てみましょうか。ちょっと待っててね。」と車のトランクから出てくるのは双眼鏡(6倍口径30mm・7倍35mm)、時には組立天体望遠鏡(16倍口径40mm屈折)、またある時にはクローズアップレンズ流用望遠鏡(10倍口径50mm望遠鏡)、はたまたTSA80SS(80mmF4屈折望遠鏡)だったりします。「何か言ったら、すぐに望遠鏡の類が出てくるのが面白いよね。」はい。せいぜい7倍〜13倍程度の倍率で楽しめる事が面白くて、あれやこれや車載しています。中でも「10分で完成!組立天体望遠鏡」については、その場で「これ、欲しい」とおっしゃる人が多いのでSHOPにお願いして販売用のブツを車載したいくらいです(爆)。....やっぱり変な人なんだなぁ....。<私

20100525
現像が終了して、掲示板にアップしたポジフィルムの平面化がそろそろ終了しそうです。天体写真の現像は露出不足系なのでラボからの返却は「長巻きのまま」で返ってきます。ロール状態のフィルムに自分でハサミを入れてネガシートに収めるのですが、現像直後はロールがきつくて丸まってしまうのです。ten.はネガシートに入れて雑誌などに挟んで数日ほったらかし、フィルムが平面になってから行きつけのラボにプリントをお願いに行きます。さて、今回の撮影分も2〜3枚くらいはプリントしてみようかな。

20100524
日々雑感20100520に於いて屈折望遠鏡のカビの心配をしましたが、今のところ対物レンズキャップの内側にはシリカゲルを貼り付けているので大丈夫だと思っています。今、気にしている(気になる)のは、鏡筒後部レンズ群と2インチミラー、そしてカメラレンズ類の除湿です。鏡筒後部レンズ群についてはレンズ間には何も出来ないのが難点で、最後尾の玉から接眼部までの僅かな空間をどのようにするか(そのままにするか)、そして2インチミラーには乾燥剤が必要なのか?と言った疑問が生じています。また、カメラレンズを保管しているのは密封できないソフトカメラバックなのですが、レンズ類を乾燥剤と共にビニール袋に密封するか、それとも今までのままで大丈夫なのかという事です。簡易的で安価な除湿プラケースを購入してもいいのですが、クッションも無いのが使いたくない理由の一つです。やはり真面目にコツコツとビニール袋に乾燥剤の方が効果があるのかなぁ....。(悩)

20100523
九州各地で豪雨のニュースがアナウンスされています。ここ長崎の市内では運動会シーズンらしく、「本日の運動会は中止し、翌日(翌週)に延期します」などのお知らせが飛び交ったようです。かくいうten.はこの豪雨の中、伊王島の温泉へ向かいまして、命の洗濯(温泉に入ってきました)なんぞをやってまいりました。島にあるホテル「やすらぎ伊王島」では、以前に星空観望会を開催したこともあり、スタッフにも面が割れているten.ですが(笑)、さすがにこんな天候だと星空観望会の話題すら出ないようです。またいつかご縁があれば観望会を行う事があるかもしれませんね。

20100522
夏の天の川は、一応ちゃんと写っていたので(レベルは低いんですけどー。)ヨシとした先日の撮影結果。最近の撮影は、新月で透明度良だったり月明かりでの撮影だったりと撮影の度に条件がコロコロと変わります。で、今回はヌケの悪い空だった訳ですが、以前の経験を思い出しきれず、カメラレンズでの撮影分は露出オーバーのコマを量産してしまいました。まだまだ精進しなきゃだめですねー。(苦笑)

20100521
先週金曜日に撮影したポジフィルムの現像が仕上がりました。当夜はモヤっぽくて眠い空だったのですが、天の川は「それっぽく」写っています。今回はいつもの20mmレンズだけではなく、24mmレンズや35mmレンズが久々の登場をしました。また、あのクソ重たい(笑)マミヤユニバーサルプレス(6×7)のガイド撮影も行い、画角周辺像の確認も出来ました。撮影結果としては最高の仕上がりとは言えませんでしたが、ten.的には非常に満足した成果が上がりました。

20100520
今日は一日中、霧の長崎でした。小雨が降っていたのではなく霧。仕事が終わって帰宅しようと車に乗ったら、既にウィンドウの内側が結露していました。「え?乗車してもいないのに何故に結露?」と思いましたが、おそらく朝に入った車内の空気が夕方の冷気で冷えたのでしょう。湿度が非常に高いこの季節、レンズ類のカビ対策をせねばなりません。さすがに”てきとーなten.”でも清水の舞台から飛び降りる思いをして購入した85mm屈折にはカビを生やす訳にはいきません。ついに去年からコツコツ貯めてきた海苔缶の乾燥剤が役に立ちます。あと乾燥剤を交換しておかなきゃいけないのはカメラレンズ類ですね。みなさんはどのように梅雨時期の対策をされていますか?

20100519
5月下旬から6月初旬にかけての撮影について、もう既にロケハンが終了しています。このロケハンは最近の調査ではなく去年〜一昨年のもので、以来現地を訪問していないのでまた雰囲気が変わっているかもしれません。仕事帰りにでも立ち寄ろうかと思ってはいるものの、最近は日没時刻も遅ければ天文薄明終了時刻も遅いのですよねぇ。5月下旬の天文薄明終了時刻を調べてみると20時55分....げっ、遅いぢゃん。んでもって、100歩譲って”航海薄明(海面と空との境が見分けられる程度の明るさ)”終了時刻だと20時19分となっています。う〜む、どちらにしても20時過ぎかぁ....。ten.にとって微妙な時間帯です....。(汗)

20100518
梅雨のハシリなのか、たまたまなのか今夕から雨が降っています。最近の空のヌケの悪さが少しでも良くなれば新月期の恵みの雨になりそうなのですが、大気のヌケが良くなるかの保障はどこにもありません。それでも最近の多忙な中で星空が見えれば気持ちが落ち着くのです....。

20100517
ヌケが悪いと言いながら、出撃をした金曜夜。気合い入りまくりで到着した某撮影地は気温は15℃で気持ちいい風が吹いていました。当夜の撮影は、翌日に現像して結果を確認出来るモノクロフィルムでの撮影は諦め、6×7カメラと円形写野アストロカメラの2台にそれぞれカラーポジを詰めての撮影。「二兎を追う者は一兔をも得ず」のお笑いネタを封印するために(出来るのか?笑)、メインのカメラを円形写野アストロカメラと決めて、6×7カメラはとりあえず撮影するだけの「てきとー撮影」に徹します。何せ、F値が大きい(暗い)レンズなんで、一コマあたり最低でも30分の露光を必要とするだけに放ったらかしと判断した訳です。朝まで「てきとー撮影」された2台のカメラが生み出した2本のフィルム。現像が仕上がってくるのは今週末になりそうです。

20100516
久々の天文現象「月と金星の大接近」を見ました。今回の現象は西の方ほど条件が良く、日本の南側、東南アジアでは金星食になるようで、この月と金星の大接近、月没まで見ましたが本当によく接近していました。肉眼でも楽に見える大接近が晴れて良く見えたので沢山の人が眺めたのではないかと思いました。ten.も先ほど、コンパクトデジカメで「てきとー撮影」しました。後ほど掲示板にでも貼り付けようかと思います。

20100515
「ヌケは悪いけど、一応快晴。んでもって、この晴れ間を逃すと来週はずっと雨。さらにその先は月夜が続く。こりゃ、ヌケていなくても出撃しておこうかなぁ....」と結論付けて準備をし始めたのが昨日の21時です。日々雑感20100512のラストに「綿密な撮影計画が必要」と書きましたが、結局のところ、晴れ間を見て出撃を決めた瞬間に”綿密な計画”どころか、どの機材をどう使うかも決めずに出撃してしまいました。nobさんに電話をしてみると「うん、撮影に出るつもりだけど、何処に行く?」と聞かれたので、「明日の朝まで天気が持つかどうか分からないし、行ってすぐに曇ったら帰宅するのも大変なので近場でいきます。」とお答え致しまして、現地にてお会いしました。その現地の夜空が....「う〜ん、やっぱりヌケが悪いっす!輝星が滲んで見えるっす!」でした。以前なら撮影するかを悩んでしまう程の空でしたが、今夜は躊躇いなく2台のカメラの準備に掛かります。えらくまた今夜は積極的に撮影をしようとしているな?とお思いの方が多いかと思いますが、いやぁ〜ten.は4月の撮影テーマを来年に流してしまったので、「今月こそは!」と気合いが空回りしているだけなんですよ。(笑)

20100513
先日、自分のPC周りを片付けていたら、一枚のA4用の封筒が出てきました。中身は....「バーダープラネタリウム製アストロソーラーフィルタ」でした。いやいや、これはお宝ですわ。去年の今頃は2009.07.23皆既日食騒ぎで品薄になっていた商品でありますが、A4封筒にはその時のフィルタの残りが入っています。しかも、ほぼA4サイズ状態です。そういえば85mm屈折望遠鏡の太陽観望フィルタを作っていませんね。あれ以来、太陽を眺めるってやっていませんから、時間を見つけて85mm望遠鏡用のソーラーフィルタセルを作ってみましょうかね。

20100512
今週末は晴れないのだろうか?それとも晴れるのだろうか?とヤキモキしています。今の段階での週末天気予報は雨、週明けも曇りとなっています。「あぁ、期待出来ないなぁ....」今月の撮影予定はカラーポジ+モノクロです。去年のモノクロ撮影はある程度上手くいったのですが、それでもお笑いネタをやってしまいました(日々雑感20090622参照)。その雪辱を果たすための準備もやらなければならないのですが、そこはそれ、ten.の事ですから「てきとー」モード満載です。準備が必要なのは赤道儀が2台、カメラ三脚は1台、しかしながらメインのカメラは1台....。うーむ、それでいてカラーポジとモノクロの2本のフィルム(24コマ分)を消費するのにはかなりの時間が掛かりますねぇ。やはりこれは綿密な計画が必要ですなぁ。(苦笑)

20100511
「撮影には、時に”お遊び”も必要....」と言う訳で、変化していく撮影スタイルとは微妙に違いますが、今年に入ってから「蛇腹カメラ」での夜撮影でお遊びしています(2ヶ月に一度くらいの頻度ですが....)。15cm程度のミニミニ三脚とレリーズを使う超お手軽撮影で撮影する夜の風景もまた楽し。光害が多い長崎市内での撮影がメインになるのでISO100程度の低感度フィルムを使う事が多いので、星空の写りは悪くて文字通り「お遊び」な訳ですが、週末に出撃出来ないストレス解消にはうってつけだったりします。(笑)

20100510
撮影のスタイルはどんどん変化していくものです。このHPを始めた頃までは35mm判フィルム一眼レフ「FM2」に180mmレンズを使ってガイド撮影ばかりやっていました。仕上がりは長方形ですが、ちょうど双眼鏡で見たような画角だったからです。それが「ひのさわさんちのアストロカメラ(円形写野アストロカメラ)」を入手した頃からフィルムが120サイズ(ブローニー判)に替わり、レンズも135mm〜標準50mmの明るい物を使う事が多くなります。ガイド撮影には「P−2Z赤道儀」を使用していました。それが「H型赤道儀」を使い出してから赤道儀に見合った軽量でガイド許容範囲が大きい広角レンズが多くなり、画角に景色が入るようになってからガイド撮影時間がどんどん短くなり、景色をよりハッキリ写すために固定撮影が多くなってきました。去年から広角レンズだけでなく、短焦点屈折の直焦点撮影も開始しました。でも現在、これからの機材の使い分けにちょっと悩んでいます。それは最近になって広角レンズを用いた固定撮影の分野に6×7フォーマットの重量級カメラが入り込んできたからです。直焦点撮影と円形写野アストロカメラと6×7カメラの「使い分け」と「使い慣れ」で、なんだか頭が混乱しそう....。ただし、ten.はこれまでも、そしてこれからも「撮影は楽しく、観望も楽しく」やっていくのだけは変えません。それを基本にしていれば自ずから撮影スタイルも決まってくるのだろうと思いながら....天気も悪いし、頭の中も暫し休憩中。

20100509
その、太良観測所で再会したのはスタパーにも参加していただいた「S大学天文愛好会」の若人たちです。今回はメンバーの一人の父親が使用していたという「13cm反射望遠鏡」を発掘していました。その望遠鏡というのが非常に素性の良いもので、主鏡・斜鏡はホコリが被っていて要清掃の状態であったものの、欠品部品も少なく架台も堅牢な良い品でした。主鏡セルのネジが緩んでいたので光軸が大きく狂っていたのは仕方ありません。今回は主鏡・斜鏡にセンターマークが無いこともあり、簡単に光軸を合わせておきました(どちらにしても主鏡・斜鏡を清掃しなきゃいけませんからね。)。また、彼らには望遠鏡を扱うにあたっての基本となる「ファインダーの合わせ方」を教えしました。残念ながらten.は会場にいられる時間が限られていたのでそれ以上の機材調整をすることが出来ず非常に残念でしたが、「夏のスタパーで再会するのを楽しみにしてるよ〜」と一方的に言い残して帰途に向かったten.なのでした。

20100508
佐賀県天文協会の太良観測所にスライディングルーフ式の観測棟が併設され、その中にミカゲ光器製60cm反射望遠鏡が入りました。本日はその望遠鏡の「鏡開き」が行われ、併せて小惑星「太良町(6197)」も認定のお祝いが開催されました。スライディングルーフの観測棟も丁度良い広さでしたが、その中の60cm反射望遠鏡のでかい事!しかし、そのドでかい望遠鏡の赤道儀は駆動モータを変更しているらしく、ステッピングモータの小気味良い音とともにスムースに動いていました。同観測所は、冬の天の川が見られる素晴らしい観測地で、今後は佐賀県最大の望遠鏡を素晴らしい環境で活用されていく訳ですが、望遠鏡の譲渡や移設、スライディングルーフの建築など、それらの機会を得るまでの関係者の皆様の努力に敬意を表します。

20100507
沖縄地方が梅雨入りしたようです。そういえば今日は爽やかな風が吹いていますね。長崎は梅雨前線の北側に位置するので南にある梅雨前線に向かって冷えた空気が流れこんでいるためでしょうか?沖縄が梅雨入りしたとなると次は九州南部、そして九州北部地方が梅雨入りする訳ですが、これはまだひと月も先の話です。ただし、月回りを考えると明日辺りから始まる新月期を逃す訳にはいきません。今の時期は午前2時にもなればさそり座〜いて座を中心とする天の川が南中しています。ひと月後の新月期は天の川の南中時刻が2時間早くなる上、おそらく梅雨のまっただ中となっているはず。「さてさてあまのがわの撮影準備をしておかなければ。」と思い、モノクロフィルムの裏紙外しを一本やっておきました。もちろん、裏紙を外したカラーポジは在庫有りなんで〜「さあ来い!晴れ間!」と気合いを入れて....おかなきゃです....。(←なんか、消極的な気合いだったり....汗)

20100506
丁度一月前に白木峰で撮影した「満開の菜の花とサクラ」のポジからのプリントが仕上がりました。この作品は雑誌のフォトコンに送るでもなく手元に置いておくつもりの物です。何かの機会が無い限り、封印されてしまうのかもしれません。ten.には珍しくお蔵入りの写真にするつもりです。これと言って理由は無いのですが、日々雑感20100411に記載しているとおり「撮影に失敗はありませんでしたが、改めて見ると構図が気に入ったものが少ない」のですよ。ま、そういう事もありますわね。(汗

20100505
遅々として進まない金属加工をどうにかしようと、今日は頑張って加工に精を出しました。写真関係の知り合いから貸し出していただいた「リューター(3000〜13000rpm)」を使ってアルミニウム部品を削りました。アルミニウムの金属粉は出てくるけど、肝心の部品は削れたようには見えません。結局は3時間ほどリューターを使ってアルミニウム部品と格闘したのですが、全部は仕上がりませんでした。久しぶりの自作加工は「我慢が大事」と教えてくれたような気がします。

20100504
相変わらずフィルム一辺倒なten.が手を出してしまった「マミヤユニバーサルプレス(6×7フィルムホルダー)」を日中のスナップに使ってみました。レンズは6×7の標準レンズとなる100mm(F3.5)です。マミヤユニバーサルプレスはレンジファインダー機だからピント合わせは容易です。露出計は付いていませんが、勘露出は普段から蛇腹カメラ「BARON J」で慣れているので何とかなりました。スナップ撮影に使ってみた使用感ですが、レンズシャッター機なので「シャッターボタンの位置が慣れない」です。これはまだ使っていけば体が覚えるので良いとして....一番の問題は「重い、いや重すぎる」事です。と、いうわけで「マミヤユニバーサルプレスって、どのくらいの重量なの?」を調べてみました。「ユニバーサルプレスボディー+3型ホルダ+100mmレンズだと2670gだそうです。おえぇ〜!2kg超えですか。そりゃ重いはずです。1月、3月とten.は、このカメラを三脚に付けてフィールドを歩き回った訳ですが、この重さに汗をかいてゲッソリする訳ですよ。やっぱり円形写野アストロカメラ1台で撮影して回るのが楽だなぁ。(苦笑)

20100503
昨夜の県民の森天文台は....曇りました(泣)。少しの時間でも晴れれば土星だけでも見せる事が出来るのですが、残念な事に一面の曇り空は変わらず終了時刻を迎えました。県民の森天文台の一般開放は2名のインタプリタ(森の案内人)で高橋製作所の20cm屈折赤道儀を使ってお客さんに色々な天体を見てもらいます。昨夜は曇りだったのでお客さんが不在の間はもう一人のインタプリタの方と歓談していました。話題は当然、この20cm屈折望遠鏡の事です。「いやぁ〜それにしても屈折って良いよね〜低倍率から高倍率までホント綺麗だもん!」「あ、でも、二重星の色の対比はシャープすぎて苦手よね。」などなど。最終的には「この望遠鏡で見ることが出来るお客さんも幸せなんだけど、実際には扱う側の私たちが一番幸せなのかもしれないですよね。だって、こんな望遠鏡を購入するなんて普通のアマチュアには無理だもん」。はい、県民の森天文台の20cm屈折はええ仕事してまっせー♪(あとは扱う人間次第....苦笑)

20100502
さて、今夜は久々に県民の森天文台の担当さんです。天気が心配だけど、おそらく雨が降る事は無いでしょう。昨夜の土星が綺麗だっただけに県民の森の20cm屈折で見るのが楽しみです。今日の午後からちょっと曇りましたが、現在(17:50)は雲が少なくなって来ましたので、今夜の天文台は何とか大丈夫そう。では、イッテキマース!

20100501
黄砂が舞っているのか、大気の透明度が悪いです。一昨日の夜に、自転車で走っていると女神大橋のライトアップが夜空に伸びていました。黄砂っぽい夜は夜空に向けた投光が「光害の存在をアピール」しているようです。ten.のGW初日は親戚の家で子供達に土星を見せてあげました。85mm屈折にTG経緯台の組み合わせです。188倍で見る土星はとても動きが速いらしく、「土星がどんどん動いていくのが凄い!」と言っていました。この夜、一番ウケたのは「ふたご座のカストル」でした。カストルは二重星で「ダイヤモンドが並んでいるみたい!」と人気でした。今回のGWは満月期で星空は期待が出来なかったのですが、惑星や二重星は月夜でも良く見えます。今回、ちょっとした時間でも観望できて良かったです。





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