未熟故、言葉が足らず。未熟故、表現に不手際もあり。
時に、誤解を招く表現もあれど、本人に悪意はありませぬ。




店主:ten.の
日々雑感

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20160229
一年は365.242199日、この積み重ねの端数が累積して4年に一度の閏日となります。閏年の話で特に思い出深かったのは西暦2000年の閏年でした。閏年は通常4年に一度です。さらに西暦が100で割れる年には閏年ではありません。でも400で割れる年は閏年となります。つまり西暦2000年は400年に一度の閏年だったことを思い出しました。ただ私生活では4年に一度この日が平日だと....今日の仕事はきつかったです。閏日は....一日得したのか損をしたのか分かりませんねぇ。....と4年前にも同じような事を記載したような気がします(苦笑)。


20160228
その「ビクセン」は現在開催されているCP+2016(カメラと映像関連機器の総合展示会)でも元気いっぱいの様子です。遠方で開催されているのでten.が実際に見たわけではありませんが、鏡筒や赤道儀や経緯台、パーツ類やグッズも充実の展示だそうで、ウェブ上でサラリと検索しただけでも興味湧くものばかりでした。例えば....星空雲台ポラリエの北極星確認穴に挿し込んで使う超小口径極軸望遠鏡や、軽量ポルタとの位置付けで新型経緯台の展示があっていたり、かと思えば重量級のエンコーダー装着可能にした超高精度赤道儀「AXJ赤道儀」の参考出品があったり、小口径の屈折もアクロマートだったりフローライトの復活(兆し?)だったりと話題満載の展示をしているようです。ten.的には....AP赤道儀のオプションパーツ「APシリーズ目盛環ユニット」と「接眼ターレット(試作品)」そして超高倍率用接眼レンズ「HRシリーズ(1.6mm、2.0mm、2.4mm)」という解像力を重視した惑星用ハイレゾアイピースの発売(2016年3月10日発売)に興味を持ちました。もちろん、お値段も高価ですが....興味津々で....誰か購入しないかなぁ。(笑)


20160227
帰宅途中に何気なくコンビニエンスストアー「7−11(セブンイレブン)」へ立ち寄りました。ジュースとお菓子を手に取ってレジへ行こうと店内を歩いた時に目に入ってきたものに釘付けになりました。何とコンビニにビクセンの「星座早見盤LEDコンパスセット」が販売されていました。ビクセンのLEDオイルコンパスは2014年4月24日に発売開始されていたのは知っていました。実売価格は870円〜900円前後です。このLEDコンパスに星座早見盤がセットされて販売するあたり「ビクセンらしいなぁ。」と思いましたが、一番の驚き(+嬉しさ)はコンビニエンスストアーで販売しているという営業戦略(?)です。もちろん....そのままレジへ持っていき即購入ですよ。お値段も¥815円と若干のお買い得感がありました。帰宅してマジマジと商品を確認しましたが、取扱説明書が簡潔に書かれている上に非常に分かりやすく、これもまた「ビクセンらしい」です。初心者向けに書かれていると思った取扱説明書ですが、ten.的に知らない言葉もありました。ネタバレになりますが「正直」知らなかったです。正直って何?っておっしゃる方、是非とも815円でコンパスセットを購入なさってご確認ください。私、凄く勉強になりました。(罠ですよ、罠!笑)


20160226
新年耐寒なべ会報告は本日でラストです。新しい機材....というよりも新年耐寒なべ会では、年明け早々に新調した防寒着のフィールドテストの良い機会となりました。「フリースフルジップジャケット・ウルトラライトダウン・ダウンジャケット」の重ね着は気温4度+風の中でも極端な寒さを感じることが少なかったです。特にアウターのダウンジャケットにはダウンのフードが付いており、これを頭から被ると背中から首の冷気シャットダウンしてくれて凄く良かったです。気温も下がってある程度人数が少なくなった午前5時頃、体力の回復のために一旦寝る事にしました。車の中で2時間ほどの睡眠を取りましたが、ダウンジャケットが暖かく、準備していたシュラフは使わずに下半身に別のジャケットを掛けるだけで安眠でき防寒着のフィールドテスト結果としては高得点(合格点)をあげたいと思います。起床してからは朝食代わりのお菓子とお茶をいただきました。天気は快晴。朝日の温かさに心地よさを感じながらゆっくりと片付けを行い、今年も無事に新年耐寒なべ会を終えることができました。また来年のなべ会を楽しみにしたいと思います。


20160225
今夜も引き続き新年耐寒なべ会報告cube1350お披露目編その2です。こと座ε(ダブルダブルスター)の分離に成功したのは嬉しい誤算でした。cube1350は本来、光軸調整もせず組みっぱなしの状態で「パッと出してサッと見る」望遠鏡という位置づけだからです。その状態で色々な天体を見てそれなりの性能が出ていたので、収納するときに初めて光軸を確認しました。すると....光軸はほぼ合っている状態でした。つまり、前回の観望時に合わせた光軸が、組み上げの度にあまり狂わないのかもしれないのかも?と考えます。それは、ここ数回の組立時の手順をほぼ一定化するようにして光軸のズレがどのくらいなのかを確認した後に都度光軸の修正をしています。複数回繰り返すと観望開始の組立手順に慣れて光軸の修正量がずいぶんと少なくなってきていたのも実感していました。今回、お披露目するにあたり「組みっぱなしで観望、みなさんに見たままの感想をお聞き」し、光軸の検証を行うことで組みっぱなしの観望で普段の観望に耐えうる性能を出せればそれで良しなのです(はっきり言ってズボラしたいのです。笑)。


20160224
さて、今夜の新年耐寒なべ会報告はcube1350お披露目編です。「ねぇ、ちょいと例の作った奴が完成したから見てよ....車から出してくるから....」と取り出したのは収納状態のcube1350です。これまでスタパーとか拙HPの掲示板では組み上げた状態を紹介していましたが、はっきり言ってcube1350の収納状態は笑いを誘います....。「へぇー、なんだか●●みたい!」なんておっしゃる声もありますが....収納状態のウケは上々でした。夜半を過ぎた頃、雲の切れ間に満月前の月と木星がチラホラ見え始めたのでcube1350の組み上げに入りました。ugemさんからは「へぇー、これ組み上げるのにどのくらいの時間が掛かるの?」と言う質問がありましたが、「んー、BOXDOB1580と同じくらいですかねー。」と言ってしまいました(これで組み上げ時間をゆっくりする訳にはいかなくなりました。笑)。今回は組みあがってから素の状態(光軸未調整)での観望をしました。これは各地観望会などで光軸調整をしないままで観望モードに突入することが多いからという想定でお披露目観望をしていただこうと考えたからです。月を見て、木星を見て、二重星を見て....ten.的に充分見えている感触を得ました。当夜の観望は8mm接眼レンズ(81倍)のみを使用、月のクレーターはちゃんと見えていました。木星も縞だけでなく大赤斑も見えました。二重星は....星見人さんが導入してくれた一般的な二重星はちゃんと二重星に見えました。ten.的に嬉しかったのは午前3時ころに見たこと座ε星(ダブルダブルスター)が81倍でちゃんとダブルダブルに見えていたことです。これが分離できれば性能的にも充分だと考えていただけに嬉しい誤算です。なべ会参加の人達から望遠鏡としての評価をいただいたことで....「これは望遠鏡です」と言えるようになりました。だって....収納状態だと「え?●●だと思ってた....」と言われそうだし....(笑)。あー、そうそう!懸案だった安全装置も一定の評価を得ました。これで....春のスタパーで堂々と望遠鏡としてお披露目できます。


20160223
新年耐寒なべ会への参加者が続々と集まったのは21時前のことでした。「来たよー♪」のあいさつから始まり、炭火のおすそ分けをして持参のイスに座る。ここではごく普通の光景です。いろいろな話題を持ってきてくれる人達ばかりです。機材的には、錯乱円さんが昨年に引き続いて、購入なさったばかりの新アイピースをお披露目に持ってきていました。焦点距離19mmの接眼レンズです。また、社員Iさんはチョット前に購入していた「フォールディングチタンマグカップ(シングル)」を持参、ten.の所有する物と同じ品物です。ちょっと違うのは焼け色です。社員Iさんのはまだ真新しいチタン色ですが、ten.の物は....かなり汚れて見えます(、いや、正確に言うとten.のはバーナーで焼き色を付けているだけです。笑)。そして、ten.のお披露目は....cube1350です。昨年秋のスタパーではファーストライトが出来たものの、未完成で不具合も多くて扱いづらい物でした。今回は春のスタパーを前に、完成形としてみんなにお披露目が出来ました。その状況は....明日に続きます。(汗)


20160222
新年耐寒なべ会の会場である川原大池公園駐車場に到着後、直ぐに備長炭の火熾しをしました。くまんたけの主が到着した後はタープ代わりのブルーシートを張る作業です。さすがくまんたけの主、今年も美しいタープが出来できました。参加のみんなが集まるまでの間には....蒸し器で温められたシューマイやらショウロンポウやらが出てきます。さらに炭火焼きのピザも出てきます。これらみんな美味しいこと美味しいこと。21時過ぎてほとんどの参加者が集まったようなので....本格的に鍋をいただきます。更に小長井の牡蠣やら現地で炊いた「炊き込みご飯」やらで胃袋を鷲掴みにされます。更に更に....くまんたけの主さんの娘さんが作ってくれた「クリームデュフレ」やらの手作りお菓子が血糖値を刺激します。飲み物についてはくまんたけの主が2日かけて落とした水出し珈琲が....これがまた絶品!冷たいまま飲んでも温めて飲んでも香りが良くて幸せでした。また、日本酒の方も「出羽桜」の飲み比べセットが華やかな香りで....いやぁー....んまかったです!(明日へ続く)


20160221
強い風に悩まされながらも、今年も恒例の「新年耐寒なべ会」が無事開催されました。最低気温は5℃前後だったと思われますが、風のせいで体感温度はずっと寒く感じました。「びゅぅー(風の音)」「寒っ!!」....風が止まったら....「暖かいよね....。」なんて言う始末。風が吹けば寒いのは我慢しなきゃですね。それでも美味しい食べ物が胃袋に納まると体が温まり、舌鼓と共に会話も弾みます。今回の耐寒なべ会には残念ながら参加できなかった方が数名いますが、非常に残念ですが、すごーく美味しかったです....と報告いたします。(明日もこの話題で続きます。)


20160219
明日の日々雑感はお休みします。新年耐寒なべ会でガッツリ遊んでいるからです。今年18回目の新年耐寒なべ会はどうなるのでしょう?とにかく体に気をつけて参加してきます。(笑)あー、そうそう。怖いもの見たさでも興味がある方は是非お立ち寄りくださいませ。長崎市宮崎町(旧:西彼杵郡三和町宮崎)の川原大池公園駐車場に夜から朝までワイワイやっています。


20160218
家電量販店で断線したPCのコンセント部品を購入した昨日、コンセントの部品と共にten.がレジへ持っていった物は¥500円程度のLEDライトです。直径2cm×高さ5cmほどの小さな円筒形のものです。円筒の両端にLEDがあり、一方は白色で、もう一方は赤色です。はじめは「こんな小さなLEDライトはどこにでもあるから興味なし!」と思っていたのですけど、試しにスイッチを押してみると白色LEDが点灯。ライトを消そうともう一度押すともう一方の赤色LEDも点灯し両端の白色・赤色が点きました。さらにもう一度スイッチを押すと赤色LEDのみ点灯し、もう一度押すと赤色LEDが点滅し始めました。(こんな小さなボディに白・白赤・赤・赤点滅の4パターンとはナカナカやるな....)と思った瞬間に「ワンコインだし小さくて邪魔にならないし、買っとくか。」何だかわからないうちにフラフラとご購入....。いやぁー、光物(ひかりもの)には弱くってねぇ。(苦笑)


20160217
昨日のPCの不調の原因は....コンセント部分の断線でした。以前から調子がわるいなぁと思っていたけど、断線部分が火事になると怖いので電気屋さんでコンセント部分を購入してチャチャッと修理しましたので暫くは大丈夫です(笑)。今日は仕事帰りの途上で耐寒なべ会の打ち合わせということで「くまんたけの主」と業務連絡しまして、食材・飲み物・木炭・燃料などの準備に関わる部分をお伝えし、あとは当夜を待つのみであります。当夜の天候は?といえば今のところ大丈夫でしょ。幾分、冷え込みは厳しいかもしれませんが、炭火の準備も万端ですのでイスとマイカップ、マイ器、マイ箸をご準備くださいませ。おっと、会費もねー。ちなみにten.はcube1350のお披露目も予定しております。


20160216
日々雑感をこの掲示板に記載するということは....そう、PCの不調です(爆)「またか....。(苦笑)」と苦笑いしている皆さん方の表情が思い浮かびます。今回の不調はPCそのものではなく、コンセント部分の断線と思われますので何とかどうにかなるでしょう。ということで今夜の日々雑感でありますが、既に過ぎ去った昨夜の話題です。ten.が住んでいる地域では曇り〜小雨または小雪という天候だったので見ることが出来なかったのですけど、昨夜の22時頃は「月面X(エックス)」の半月でした。Twitterやウェブ上では様々な人たちが思い思いに月面Xを撮影していました。カメラレンズだったり望遠鏡だったり双眼鏡+コンパクトデジカメだったりと月面に浮かぶX(エックス)の文字を撮影し、それらをウェブ上に情報発信しているのです。おかげさまでten.もお腹いっぱい見られました。月面Xが話題になったのはここ数年(4〜5年?)の事ですが、非常に多くの人たちが既知の現象として認識しており「空を見上げる・月を見てみる・撮影にチャレンジしてみる」という行動が一般化したように感じます。気づいたら見てみて、いろんな人たちへ情報発信して、情報を共有した人たちが更に他の人たちへ情報発信すると累進的に夜空を眺める人たちが増えると思います。「月面X」をきっかけに「月を見る楽しみ」をいろいろな人たちへ発信するのは....月を見た(撮影した)貴方ですよ。【掲示板への投稿分】


20160215
新年耐寒なべ会が近づくと色々な準備に取り掛かりますが、同時に以前のなべ会はあーだったこーだったと思い出すことがあります。昔、使っていたのに今は使っていない物としてten.の所持品で考えてみると....「オプティマス8R」があります。鍋を作るのにはくまんたけの主が所有するガスカートリッジのストーブですし、その他のものは炭火で調理したり、最近はお茶を温めるのにアルコールストーブ(空き缶での自作品)を使うことが多くなりました。使わなくなったとはいえオプティマス8Rは風にも強いです。燃焼音はうるさいほど力強く、火を消すと淋しくなるほどです。燃料については基本はホワイトガソリンですが、赤ガス(自動車用ガソリン)も使用可能だったのでバイクツーリングの時にも心強かったのを憶えています。逆に使う頻度が少なくなったのも燃料がガソリンだったためです。バイクではなく車での生活に慣れてくるとガソリンを車内に保管する訳にもいかず、ガソリン専用のボトルに入れて自宅の冷暗所に保管をしていました。ホワイトガソリンを使いきってからというもの、使用頻度が少なくなっているのにホワイトガソリンを仕入れる気持ちにならず....8Rを使うことが少なくなってしまいました。ただ、8Rはシンプルな造りである故、メンテナンスが楽な上に故障も少なく、親子2代にわたって愛用する人も多いと聞きます。ten.の所有する個体もまだ所有し続けていくのでしょうね。燃料は無いけど久し振りに新年耐寒なべ会にオプティマス8Rを持っていってみようかなぁ。(いや、やめておこう。笑)


20160214
本日の日々雑感は重要事項の業務連絡です。新年耐寒なべ会の開催場所が決定しました。今年の会場は「川原大池駐車場」です。万難を排してご参加の程よろしくお願い致します。会費は1500円。開催開始は20〜21時頃になると思います。開催時刻が曖昧なのはタープを張ったり炭火の火熾しやらの準備が済み次第、なべの準備に取り掛かるためです。例年の如く「雨天決行、中止無し」ですので、お問い合わせは不要ですが不明な点などありましたらten.の方までお問い合わせくださいませ。また、参加人数の把握を行いたいので、参加表明が済んでいない人は私までご連絡いただくか、拙HPの掲示板をご利用いただき参加表明をお願い致します。


20160213
みなさん、天体観望時の照明はどのようになさっていますか?スタパーなどのユルユルな観望会では白色LEDを使っているten.です。ただ、通常の天体観望会や周りに観望をされている人が多い場所であれば、なるべくならば暗順応してしまった瞳孔に影響しないような赤色の明かりを使うようにしたいですね。赤色ライトといえば、懐中電灯に赤いセロファンを被せたり、赤色LEDで自作したりするのが多い中、天体望遠鏡メーカーの「ビクセン」が「Night Vision Light」というスマートフォンアプリを無料でリリースしました。ten.も早速ダウンロードしてみましたが、使い方は極めてシンプルです。スマートフォンの画面が全面赤くなるのです。そして画面を上下にスワイプすると照度が変わります。一番明るくしても眩しくありません。ちょっとした明かりが欲しい時に暗順応を妨げない赤色ライトが無いときには丁度良いアプリです。


20160212
来週2月20日〜21日の新年耐寒なべ会に備えて、ten.の主要な機材は実家に保管されて現在は手元にありません。でも「こんなときに晴れるなよ?」なんて思わないように撮影機材以外の必要最低限機材は手元に置いています。「カメラ三脚+cube1350、双眼鏡、フィールドスコープ+TG経緯台、ミニマム飲茶セット、イス、ミニマムテーブル、ミニ七輪、七輪」などを準備しています。中には七輪や焚き火台など必要最小限ではない、なべ会用の機材(?)は豊富です(笑)。ちなみに今週末の天候は絶好のなべ会日和(....つまり大雨。笑)です。来週末の天候はどうなるのでしょうかー?ここ数年のなべ会は晴れているだけに、気になるところです。ま、例年、新年耐寒なべ会は雨でもやりますけどね。「雨天決行中止なし!」です!


20160211
次にcube1350を組み上げて天体を見るのはいつになるのでしょう。出来るだけ早い時期に見たいと思っています。EF−27mmを試してみたいのもありますし、もうひとつはLE7.5mmを試してみたいのもあります。フォトンED8mmが来たのでLE7.5mmをcube1350に使うのは少なくなりますが、像質の違いなどがあれば一度確認しておきたいと思うのは致し方ないところ。できれば短焦点アポ屈折やBD1580にもとっかえひっかえして見ておきたいなぁ。フォトンED8mmとLE7.5mmの価格差は倍ほどありますが、性能がどう違うのか?って気になりますよね。ね。ね。んー、もちろんcube1350との相性も知っておきたいのが一番なんですけど....でも、費用対効果って気になりますよね。(びんぼー症)


20160210
今日は日中に色々と動き回りました。お昼にはほうき星さんの所で(僅かな時間でしたが)太陽望遠鏡で太陽を見せていただきました。その後、市内に戻ってお外で珈琲をしたり、夕方近くには実家へ戻って新年耐寒なべ会に使用する備長炭を使いやすい大きさへ折る作業を行いました。昨年は備長炭の使用量が少なかったのか、準備はほとんど去年の物を折ってしまいました。先日購入した今年の分は4分の1ほどを処理し、あとは現地で考えようと思います。お昼過ぎにお外で珈琲をした時に「自分ひとりならシンプルかつミニマムな荷物で済む」のも理解できました。ミニテーブル、アルコールストーブ、五徳、風防、コーヒーカップ、ドリッパー、ミニケトル、珈琲ミル。これらのほとんどは厳選したミニマムサイズのものでばかりで、エコバックに収まってしまうほどお手軽です(イスを除く)。耐寒なべ会の時にはゴッソリと荷物が増えますけど、なべ会は年に一度の楽しみなので荷物は減らさず、めいいっぱい楽しもうと思っています。ご参加予定のみなさま、準備は如何ですか?(微笑)


20160209
星空を楽しみにお出かけする際に、必要なカテゴリーとしては、1.観望用具(光学系)、2.防寒具、3.くつろぐ道具(イス・テーブル)、4.飲む食べる....などが考えられます。スタイルは人それぞれで、1のみで観たら帰宅するとか、3.ばかりでゆったりするのも良いでしょう。ただ、これら全てをやろうとすると....荷物満載の状態になりますね(どきっ!笑)。例えば3.くつろぐ道具についてはゆったりと座るイスを使うのか、とりあえず腰をかけられるイスを持っていくのかで荷物の嵩が大きく違いますし、テーブルもそうです。また、4.飲む食べるについてもお茶珈琲だけにしても何杯淹れるかでケトル(やかん)の大きさが変わりますし使用するストーブ(火気類)の選択が必要です。ten.の悪い癖で「状況が変わっても対応ができるように....」と考えると独り用から3〜4人に対応する物を準備してしまい、これがまた種類が増えてしまいます。自分ひとりだけなら空き缶で作ったアルコールストーブだけで充分なのに、数人となるとガスカートリッジを使用するガスストーブの両方を使うこともあります。また、お腹が空いた時に土鍋で御飯を炊けるようにとか、パスタを茹でようとか、炒め物をしようとか....いろいろと揃えてしまって....自分ひとりならカップラーメンのお湯を沸かすだけで充分なのに、数人となると調理器具が増えてしまうこともあります。できるだけシンプルにしたいと思いつつも、いろんなことに対応したいと欲張っているんでしょうねぇ....。だって、複数人で星を見るのって楽しいんですもの。(と、自分に言い聞かせるだけで荷物は減らない....っと。笑)


20160208
ten.の職場異動に伴って、今まで出来ていたのに出来なくなった事が多く有ります。その一つが工作と工作時間の確保です。ちょっとした物を作ろうと思っても工作する環境が確保できていませんで、これからcube1350の三脚を作ろうと考えていたのにどうにも工作スタートの目処がたちません。もう一つの問題は「工作のアイディアが頭の中にある場合」、その記憶の引き出しを開けるのも難しくなります(つまり忘却してしまう....)。あれ?何をどうやって作ろうとしてたっけ?なんて台詞が多くなると....自作品はいつまで経っても完成しませんよね。困ったもんだ。(苦笑)


20160207
そうそう、新年耐寒なべ会の開催においては掲示板のみならず、それぞれten.に連絡をいただき例年どおりの参加者人数となりそうで、新規の参加者も怖いもの見たさで参加希望の際はten.(もしくは拙HP掲示板)までご連絡をお願い致します。ten.も既に開催のための準備を少しずつ進めています。そのひとつが「木炭の入手」です。七輪や火鉢、焚き火台などに使用する木炭の入手は終了し、次は使いやすい大きさへ折っておく作業が待っています。あとは....ガスカートリッジとお酒と飲み物の準備(入手)をするのと、開催地の打ち合わせを行うのが必要事項かなぁ。そうそう、一番重要なのは当日に仕事にならないように前後の調整を行うことです。参加予定のみなさんはいかがですか?


20160206
「到着した接眼レンズを早くつかってみたい。果たしてバランスは合うのか?ピントは大丈夫か?」とオモチャを手に入れた子供のように使ってみたい衝動に駆られました。昨夜の天気予報によると明日(つまり今夜)は曇りなどで星空が見られにくいようだったので、一時間だけcube1350を組み上げて8mm接眼レンズを使って木星を見ました。cube1350は組み上げただけで直ぐ観望したので温度順応も光軸調整は無しの状態です。素通しのファインダーを「てきとー」に調整し、木星を導入、ピントを合わせます。ををっ?ちゃんと木星の縞が見えます。それも楽に4本も。cube1350でまだ土星は見ていませんがこれなら土星の環も楽勝でしょう(カッシーニの空隙は難しそう....)。その他、鏡筒のバランスはどうだったか?というと、これも大丈夫でした。これなら低倍率用の接眼レンズをEF−27mmにしても良いかもしれません。EF−27mmだと倍率は24倍となりますねぇ。ひとみ径が5.4mmとten.の好みよりも少し大きくなるけど、これは次回に試してみようと思います。


20160205
昨日、cube1350の高倍率用の接眼レンズがSHOPより到着しました。cube1350は子供が使って遊べるようなフリーストップの経緯台で、全体的に背を低くしていますしファインダーも直感的に好きな方向に向けられるように素通しのパイプ(等倍ファインダー)を装着しています。低倍率側の接眼レンズは焦点距離25mmのもので26倍としました。今回、SHOPへ注文して到着した高倍率側の接眼レンズは8mm(約81倍)です。この製品を選んだ理由とは....1.子供が見やすいようにアイレンズが大きめなもの。2.同じ理由でアイレリーフが比較的長めのもの。3.一般的に8mmあたりの接眼レンズは小さく軽いので大き目の25mmレンズと比較して重量の差が少ないもの。4.天体を手動で追尾するため、導入した天体をロストしにくいようにみかけ視界が広めのもの。5.ビンボーなten.が何とか購入できる価格帯であること。ということで、購入した8mm接眼レンズは国際光機の「フォトンED8mm」です。アイレンズが比較的大き目で、アイレリーフが13mmあれば充分見やすい部類でしょう。ツイストアップ見口になっているのもポイントが高いです。みかけ視界も60度と充分に広いし価格も福澤先生からお釣りがあるというのが選択の理由です。もう一つは、将来的に(おそらくないと思いますが)同じフォトンEDの25mmも(いつか)選択肢に入れています。8mm(81倍)と25mm(26倍)が同じみかけ視界というだけでなく....この二つの接眼レンズは重量も同じなのです。つまり、接眼レンズの付け替えをしても鏡筒のバランスが崩れないという大きな特徴があります。25mmもいつか入手したいと思いつつも....いつになるやら。(笑)


20160204
日々雑感を通常モードに戻したのは、毎年恒例の「新年耐寒なべ会」の告知を行うためでもあります(ten.的自作反射望遠鏡の遊び方はまたの機会にでも....)。えー、今年もやるそうです。日時は2016年2月20日(土)午後20時前後開催開始予定〜翌21日朝終了(解散は各自の都合でどうぞ)です。過去に参加なさった方はご理解していただいていると思いますが、参加ご希望の方がいらっしゃればten.まで連絡をいただくか、拙HPの掲示板へ書き込んでいただければ詳細をご案内いたします。....んー、現在のところ、まだ開催場所は未定ですが、例年通り基本的に「くまんたけ駐車場」、もしくは「川原大池駐車場」のどちらかになると思います。今年は参加費用1500円ほどをご負担いただきたく宜しくお願い致します。開催場所が決定したらここ日々雑感と拙HPの掲示板にてお知らせいたしますのでチェック宜しくお願い致します。>関係各位さま


20160203
迷走する「ten.的自作反射望遠鏡の遊び方」の....「ファインダー編」と題して今夜は話を展開します。ファインダーまで自作するのも市販のファインダーを使うのも、それは自作する人の感覚で良いと思います。また、サイトファインダー(等倍)と光学式ファインダーを並列するなど複数のファインダーを使うのも人それぞれですね。6倍が良いとか8倍が良いとか実視界が広いほうが良いとか口径があった方が良いとか....それもまた人それぞれです。ただ....問題があるとすれば鏡筒前後のバランス問題です。市販のチューブ式(パイプ)の鏡筒であれば鏡筒バンドを緩めて前後のバランスを調整するだけで問題は解決しそうなのですけど、ドブソニアン式や予め鏡筒を固定する場所を決めてしまった場合は設計や工作の段階でバランスを考慮したファインダーを選択した後にバランスを取る方法が結果として楽です。ten.のcube1350の場合、ファインダーが決まった状態で若干のリヤヘビー(上部が少し軽い状態)で工作しました。これは接眼レンズの重さがオーバーした場合にバランスが取れなくなるしれないからです。また、将来に向けて光学式ファインダーへ変更をしたくなったときに重量バランスがトップヘビーになるため、耳軸の位置を若干変更できるようにも追加工しています。ドブソニアンなどの鏡筒前後のバランスを取るのが重要な鏡筒を作る際は耳軸からの距離が短い方を若干重めに作ると後が楽です。例えば「TOPリング−耳軸−ミラーボックス」の並びはほとんどの場合はミラーボックスが重くて、TOPリングと耳軸の距離よりも耳軸とミラーボックスの距離の方が短いです。シーソーと同じですから支点である耳軸から距離がある方が重ければ、支点からの距離が短い方には数倍の重さが無いとバランスが取れません。アンバランスな鏡筒問題として耳軸からの距離が短いリヤ側を少し重くしておくとバランスを取るためにTOPリング側に搭載するカウンターウエイトはリヤ側の数分の一で済むことになります。本日のお題目、ファインダー編では....所持する(もしくは使用する予定の)ファインダーの中で「一番重いものを選んでおく」と楽になります。また、接眼レンズの重量増やファインダーの増設に備えてとりあえず「リヤヘビー」にしておいてカウンターウエイトはTOPリング側で調整するのが良いんぢゃないかなぁ....と勝手なことを呟いておきます。おっと、今夜はまだ迷走していなかったですね。ドブソニアンなどのバランスが重要な鏡筒へ後で凄く重たいファインダーを追加する場合の一番の解決策を書いておきます。それは....「支点である耳軸に取り付けること」です(爆)。かなり低い位置になりますけど、これならバランス問題は関係ないですもんねー(汗)。....明日の日々雑感は....そろそろ通常モードに戻りますよー(笑)


20160202
「ten.的自作反射望遠鏡の遊び方」の「主鏡セルの周辺編」と題して....市販の望遠鏡の主鏡周辺って、結構スペースが無いんですよね。ミラーを押さえる部分の直ぐ外側には鏡筒があり....それが鏡筒上部へとそのまま繋がっていくパターンです。良く言えば鏡筒が太くなるのを防ぐための省スペースと言えます。細ければ良いのか?と言われれば....どうなんでしょうねぇ?ten.的には工作に支障がなければ....少々のスペースがあって良いのでは?と思っています。自作のドブソニアンなどで言えば、ミラーボックスの底面(ミラーを置いている底の部分)が広いと「懐が広い」ので....物が置けます(笑)....いや、これは冗談ですけど、例えば、主鏡の口径とあまり変わらない径を持つ細い鏡筒だと(特に冬場)温度順応をしていくまでの時間は主鏡から立ち上る空気の通り道となって筒内気流が発生して星像が揺らぎます。鏡筒が太ければ筒内気流が発生しないのではなくて立ち上っていく「空気が光路へ入らない」と思われるので筒内気流の影響が少ないと言えます。ちなみにトラスフレーム式などのオープンフレームの場合は筒内気流はほとんど分かりません。温度順応していない時間帯にはミラー表面を滑るように立ち上っていく気流が分かる程度で筒内気流のような揺らぎは目立ちにくいです。そう考えると、ミラーセルから鏡筒の内壁までの距離がある方が良い(ように思います)みたいで、ミラーセルの周辺スペースに余裕があると、そのスペースは斜鏡から見える範囲になり、迷光の処理もし易くなるかもしれません。これはBD1580を自作したときに気付いた事です。主鏡口径150mmに対してミラーボックスの内寸は200mm×200mmでミラー端からミラーボックス内壁まで25mmもの余裕があり、小さい斜鏡と相まって、主鏡方面からの迷光がほとんど感じられない鏡筒となっていました(ちなみにcube1350の場合は斜鏡も若干大きめだったことから、主鏡口径130mmに対してミラーボックス内寸はBD1580と同じ200mm×200mmと懐に余裕を持たせた設計にしました。笑)。でも....鏡筒上部の斜鏡からドロチューブまでの距離はなるべく少ない方が良いのにミラーボックス周辺はなるべく大きめにした方が良いという矛盾した状態になり、この寸法をどのように解決するかが自作望遠鏡の味付け的な腕の見せ所だと思います。本日のお題目、ミラーボックス(主鏡周辺)編では....「やはり人間も望遠鏡も懐が広い方が良いのか?笑」的なオチを付けまして....頭は小さくお尻は大きくという光路上の矛盾した問題を味付けするのが....次のお題に影響します。....明日の日々雑感は....「ファインダー編」と題して....(どんどん迷走していきます。悩)


20160201
ten.的自作反射望遠鏡の遊び方の「主鏡保持編」と題して雑文を記載します(笑)。20cm以上の大口径ニュートン式反射望遠鏡の主鏡を保持するに主鏡セルの多点支持を考えている人が多いです。口径の1/10の厚さのシンミラーと呼ばれる薄い鏡であれば鏡の自重による歪みを少なくするために3点支持や9点支持の主鏡セルを採用する場合が多いと思います。こうなると主鏡セルの構造が複雑になりますし、主鏡の鏡周を押さえる主鏡押さえの締め付けによって星像(エアリーディスク)が三角になる事もあります。ten.も以前に市販の反射望遠鏡を洗浄した際に主鏡押さえのネジをほんの軽〜く締めたつもりが星像に悪影響を及ぼした経験があり、以来、主鏡押さえは鏡に接しない程度に締めるようになりました。また、9点支持のセルは3点ずつの支持プレート自体も比較的自由に動かせるようになっていたと思いますが、それ故、鏡が横にスライドしないように鏡周の保持も考慮した構造が必要になってきます。では10cm〜15cmのミラー保持はどう考えれば良いのでしょうか?まず、鏡の厚さが口径の1/6程度の厚さであれば....(乱暴な考え方ですが....)厚紙やゴムシート、エアマット(プチプチシート)を敷いて「セルにベタ置き」しても良いのでは?と考えました。何故なら、過去に主鏡を洗浄した市販の望遠鏡がそのようになっていたからです。コルクシートを3点に置いていたものもありました。また、主鏡が横にスライドしないように主鏡とセルの間にボール紙を敷いていたものもあったなぁ....。で、鏡がセルから外れないように3ヶ所の主鏡押さえがあって....これを締めすぎると鏡を歪ませる....。それならば、歪みの原因になる主鏡押さえを締めずに主鏡がスライドせず、尚且つ鏡がセルから落ちなければ良いのではなかろうか?....出した答えの一つは「10円玉程度の大きさの円盤にした両面接着シートでセルと鏡を接着してしまう」という極めて乱暴な答えです(笑)。使用した両面接着シートは厚さ1mm程度の柔らかいモノで「一平方センチメートルあたりの保持重量600g」と書かれた超強力接着シートでした。別に上下逆さにひっくり返して持ち運びする訳でもなく、鏡筒を水平に(鏡が垂直に)したときに外れなければ良い。更にバランスが取れた3ヶ所に10円玉大の超強力接着シートがあれば鏡は落ちまいし、鏡周を押さえる事がなければ星像の歪みも無いだろうと考えて出した結論でした。もちろん、口径があって重量もある薄いミラーにこの方法はお奨めできませんが、「ズレない・落ちない・歪まない」ために使用する主鏡セルを複雑化するよりも(工作能力の少ないten.の場合は)シンプルに作って問題が露呈すれば作り直せば良い程度の考えで作ったら歪みも無く主鏡を保持できた....というお話でした。この乱暴な話には続きがありまして....ミラーを洗浄する時には「ミラーとセルを一緒に洗う」というオチもありまして....ね?乱暴な話でしょ?本日のお題目、主鏡保持編では....「メーカー製のミラーセルでも口径によっては単純な造りのものもある」という事です。ひょっとするとミラーって厚みによっては思ったよりも歪まない(のかもしれない)のかなぁ。駄目なら作り直すくらいの気持ちで簡素化するのも一つの方法程度に考えると自作のハードルを低くできるかもですよ?(笑)....明日の日々雑感は....ミラーボックス編(主鏡周辺)と題して....(アンバランスな展開になります。苦笑)




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