特別名勝「兼六園」

日本三名園の一つ「兼六園」は、江戸時代に作られた林泉回遊式庭園です。加賀藩5代藩主・前田綱紀が1676(延宝4)年、蓮池御亭を建てその回りを作定したのが始まりです。「兼六園」という名前は、12代藩主・斉広から命名を依頼された奥州白川藩主・白河楽翁が、中国の詩人・李格非が書いた「洛陽名園記」の文中から宏大・幽邃・人力・蒼古・水泉・眺望の六勝を兼備するという意味でつけたそうです。



夕顔亭
園内で最も古く1774年(安永3)に建てられた茶室です。




ことじ灯籠
二股で支える姿が琴の糸を支える琴柱(ことじ)に似ていることから
この名前がついたと言われています。
水面を照らす雪見灯篭が変化したものだそうです。




霞が池
園内最大の池で、建物は「内橋亭」です。




唐崎松
13代藩主・斉泰が琵琶湖畔の唐崎から種子を取り寄せて育てた黒松です。
園内で最も枝ぶりが見事な木だそうです。
雪の重みによる枝折れを防ぐため、雪吊りがなされていました。


ライトアップされた兼六園




日本三名園の一つだけあって、広大な敷地でした。
ページ作りにパンフレットを覗くと、見ていないところがいっぱいあるようです。
気ばかり多くて、案内書を見ないという悪い癖がまた出ました。
下調べも、ちっとも役に立ちません。(>_<)
しかし、紅葉・雪吊り・ライトアップなど時期としては最高でした。\(^o^)/

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