法隆寺

法隆寺は世界最古の木造建築です。聖徳太子と推古天皇が創建したといわれています。東院と西院からなり、火災で一度焼失していますが、7世紀末に再建が始まり、8世紀にはほぼ現在の姿になったようです。日本で初めて、世界文化遺産になりました。



中門(西院伽藍の正門)
飛鳥時代の粋を集めた建築で、柱は中央が少し大きくなったエンタシスです。
左右に立つ塑像の金剛力士像(奈良時代)は、現存最古の仁王像です。





五重塔
飛鳥時代のもので、日本最古の五重塔です。
高さは34.1mと金堂の約2倍だそうです。





金堂
法隆寺のご本尊を安置する法隆寺の中でも特に古い建物の一つです。
聖徳太子のために作られた「金銅釈迦三尊像」をはじめ、
日本最古の四天王像など、多くの仏像や天蓋に目を奪われました。


上層の軒の四隅には江戸時代に支柱が加えられ、
龍の彫刻が施されています。


法隆寺を訪れたのは二度目、22年ぶりです。
門前にのどかな風景が広がっていた前回に比べ、とても賑やかになっていました。
西院伽藍から東院伽藍に移動する時、
観光客が多くて、連れ合いとはぐれてしまいました。(笑)
そのあと急いだこともあって、「夢殿」を始め東院の写真は一枚も撮らずじまいです。\(^o^)/
夢殿の秘仏「救世観音像(飛鳥時代)」は開帳されていたので拝観しましたが、
暗くてほとんど見えませんでした。
一番印象に残った仏像は、何と言っても「百済観音像(飛鳥時代)」です。
(明るくてよく見えた、ということもあるのでしょうが・・笑)
すらりとした長身と慈悲深い顔立ちは見るものを魅了します。
日本の仏像のイメージが一新されるくらいでした。
古刹が好きなおたくさ、今回の旅で一番楽しみにしていたのが法隆寺でした。
でも、数時間で見学出来たところは、ほんの僅かです。
下調べをしたメモ書きには一度も目を通さず、
“あ〜あ〜”です。


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