鷹川 恵一

 昭和34年(1959年)長崎市にて誕生。
 昭和50年4月に長崎県立東高等学校に入学、昭和53年3月同校卒業の第30回生。

 東高は、昭和51年9月に西山校舎から立山校舎へと移転しましたが、それは私が2年生のときのことです。
 丁度、高校生活の半分ずつを両学び舎で過ごすことが出来ました。
 在学中はブラスバンド部(現吹奏楽部)で活動していました。






 高校卒業後、東高ともご無沙汰していましたが、平成11年の吹奏楽部全国大会出場を機に、久しぶりに立山校舎に足を運ぶ機会が増え、新しく資料館“轍”が出来ていることを知りました。

 それは在学当時に、3年11組の教室だったところを改造された部屋でした。
 平成10年に東高創立50周年を迎えて出来たその部屋は、当時の1年女子生徒によって「轍」と名づけられたそうです。

 そこには東高在学当時を偲ばせる多くの資料が保管されています。
 例えば、「西山校舎の模型」は昭和51年当時の校舎を厳密に再現されていますし、『長崎東高新聞』や生徒会編集発行の『ひがし』を読むと、少しずつ高校生活の様子が思い出されます。
 他にも、郷土史部『長崎』、生物部『染色体』などの古い資料から、創立50周年記念事業で作られた「東龍(とうりゅう)」などの新しいものまで、見所満載です。

 一人でも多くの同窓生に、この資料館を訪れていただくことを願う次第です。


戻る