自分だけの詩集を作ろう
4時間(書②、読②)

指導目標 幅広く読書に親しみ、読書が、必要な知識や情報を得ることに役立つことに気づくことができる。(知・技(3)オ)
相手や目的を意識して、経験したことや想像したことなどから書くことを選び、集めた材料を比較したり分類したりして、伝えたいことを明確にすることができる。(思・判・表B(1)ア)
文章を読んで感じたことや考えたことを共有し、一人一人の感じ方などに違いがあることに気づくことができる。(思・判・表C(1)カ)
学習活動 1
3編の詩を読んで、それぞれの「月」の様子を思い浮かべ、感じたことを伝え合う。
3編の詩から想像される「月」が全く違うものであることや、自分と友達との感じ方に違いがあることに気づき、同じテーマで複数の作品を読むことの楽しさや感想を交流することのよさを知る。
テーマを決めて自分だけの詩集を作ることへの意欲をもつ。
2
テーマを決めて、詩を集める。
テーマとなる「共通点」を意識しながら、たくさんの詩を読む。
言葉の使い方や書かれ方に目を向け、集めた詩とその理由をノートに書き出す。
3
集めた詩の中から自分の詩集に載せる詩を選ぶ。
自分の意図するテーマが明確になるように、集めた中からどの詩を載せるか検討し、載せる順番を考える。
4
詩を選んだ理由を最後のページに書き、表紙や目次を付けて、本にする。
自分の意図するテーマについて、最後のページで説明をする。
5
できあがった詩集を読み合う。
友達と詩集を読み合い、テーマが伝わるかどうかや感じ方の違いについて交流する。
出典
書名 作者名 出版社
 まんげつ
みずかみかずよ全詩集-いのち
みずかみかずよ 石風社
少年少女詩集-さんかくじょうぎ
こやま峰子 教育出版センター
上弦の月
詩選集-子どもへの詩の花束
堀田美幸 竹林館
評価規準 知技 幅広く読書に親しみ、読書が、必要な知識や情報を得ることに役立つことに気づいている。((3)オ)
思判表
「書くこと」において、相手や目的を意識して、経験したことや想像したことなどから書くことを選び、集めた材料を比較したり分類したりして、伝えたいことを明確にしている。(B(1)ア)
「読むこと」において、文章を読んで感じたことや考えたことを共有し、一人一人の感じ方などに違いがあることに気づいている。(C(1)カ)
態度 学習の見通しをもって、自分だけの詩集を作り、進んで読み合って感じたことや考えたことを伝え合おうとしている。
この本読もう
書名 作者名 出版社 ISBN
ぴかぴかコンパス   こやま 峰子  大日本図書  9784477000664
天のたて琴 のろ さかん  銀の鈴社 9784763243638
カリキュラム Topへ   学年年間 一覧表へ