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【コラム】伝えにくいことを伝える 6時間(話・聞⑥)

指導目標 思考に関わる語句の量を増し、話の中で使うことができる。(知・技(1)オ)
互いの立場や意図を明確にしながら計画的に話し合い、考えを広げたりまとめたりすることができる。(思・判・表A(1)オ)
言葉には、相手とのつながりをつくる働きがあることに気づくことができる。(知・技(1)ア)
目的や意図に応じて、日常生活の中から話題を決め、集めた材料を分類したり関係づけたりして、伝え合う内容を検討することができる。(思・判・表A(1)ア)
学習活動 1
学習の見通しをもつ。 
これまでの学校や地域の行事を想起する。
「問いをもとう」「目標」を基に、学習課題を設定し、学習計画を立てる。
2
議題を確かめる。 
活動の目的や条件をはっきりさせ、話し合いの見通しをもつ。
3
自分の考えを明確にする。 
P142「考えを書き出した例」を参考に、主張、理由、根拠に分けて、考えを整理する。
4
グループの中で役割を決め、進行計画を立てる。 
司会や記録係などの役割を決める。
P142「進め方の例」を参考に、進行計画を立て、時間配分を決める。
5
話し合いで気をつけることを考える。 
P143「考えを広げる話し合いのときは」やP144「考えをまとめる話し合いのときは」、P143の二次元コードから視聴できる動画「話し合いの様子」を参考に、どのようなことに気をつけて話し合うとよいかを考える。
P146「伝えにくいことを伝える」を参考に、話し合いでの発言のしかたについて考える。
6
進行計画に沿って、話し合う。 
P143「話し合うときに意識すること」を参考に、話し合いの目的や、それぞれの考えの共通点・相違点、利点・問題点などを明確にする。
進行計画に沿って、考えを広げる話し合いと、考えをまとめる話し合いを区別しながら活動を進める。
話し合いの過程を共有できるように、記録係を中心に記録を取り、整理しながら進める。
話し合いで決まった仮の結論を実際に試し、問題点や改善点が生じた場合には、考えを広げる話し合いとまとめる話し合いを繰り返す。
7
学習を振り返る。 
「ふりかえろう」で単元の学びを振り返るとともに、「たいせつ」「いかそう」で身につけた力を押さえる。
8
話し合ったことをクラスで共有し、感想を伝え合う。 
話し合いの結果だけでなく、話し合いのしかたのよかった点も伝え合う。
評価規準 知技
言葉には、相手とのつながりをつくる働きがあることに気づいている。((1)ア)
思考に関わる語句の量を増し、話の中で使っている。((1)オ)
思判表
「話すこと・聞くこと」において、目的や意図に応じて、日常生活の中から話題を決め、集めた材料を分類したり関係づけたりして、伝え合う内容を検討している。(A(1)ア)
「話すこと・聞くこと」において、互いの立場や意図を明確にしながら計画的に話し合い、考えを広げたりまとめたりしている。(A(1)オ)
粘り強く考えを広げたりまとめたりし、学習の見通しをもって話し合おうとしている。