ちょっと立ち止まって(3時間)

指導目標 比較や分類、関係づけなどの情報の整理のしかたについて理解を深め、それらを使うことができる。(知・技(2)イ)
文章の中心的な部分と付加的な部分、事実と意見との関係などについて叙述を基に捉え、要旨を把握することができる。(思・判・表C(1)ア)
言葉がもつ価値に気づくとともに、進んで読書をし、我が国の言語文化を大切にして、思いや考えを伝え合おうとする。(学びに向かう力、人間性等)
説明の文章を読み、理解したことや考えたことを報告したり文章にまとめたりする。(思・判・表C(2)ア)
「目標」や「学習の見通しをもとう」で本教材のねらいを確認し、学習の見通しをもつ。
学習活動 1
本文を通読する。
注意する語句・新出漢字を調べる
二次元コード「漢字の練習」
P50の吹き出しを参考に、共感・納得したところや発見・気づき、疑問点等を挙げる。
2
文章の構成に着目し、要旨を捉える。
文章全体を、序論・本論・結論に分け、さらに、本論を事例ごとに分ける。(課題1-①)
結論に書かれている内容に着目して、文章の要旨をまとめる。(課題1-②
P51カギ「文章の構成に着目する」
P278「『学びのカギ』一覧」(説明文)
二次元コード「学びの地図」
3
文章の構成に着目し、序論・本論・結論の役割を考える。
文章と図との対応に注意し、本論の図がそれぞれ何を述べるために示されているかをひと言でまとめる。(課題2-①)
結論を導くために、序論本論がどのような役割を果たしているかを考える。(課題2-②)
4
考えたことを伝え合う。(課題3)
筆者の主張を踏まえ、生活の中で、ものの見方や考え方が広がったと思われる体験や事例を発表する。
最初にもった疑問は解決したか、また学習の前には気づかなかった、新たな発見や疑問があれば、友達どうしで報告させるとよい。
本文から「見る」ことに関する言葉や慣用句を抜き出し、注目の度合いや、見る時間の長さの順に整理する。
P51言の葉
5
学習を振り返る。
筆者の主張と事例の関係を、どのような方法で整理したか挙げる。
文章の要旨を捉えるときには、どんな手順で進めるとよいか、自分の言葉でまとめる。
筆者はなぜ、「他の見方を試して」みることを勧めているのか、「ちょっと立ち止まって」という言葉を使って、一文にまとめる。
評価規準

比較や分類、関係づけなどの情報の整理のしかたについて理解を深め、それらを使っている。((2)イ)
筆者の主張と事例との関係を整理している。




「読むこと」において、文章の中心的な部分と付加的な部分、事実と意見との関係などについて叙述を基に捉え、要旨を把握している。(C(1)ア)
序論・本論・結論の段落のまとまりに着目し、要旨を捉えている。
進んで要旨を把握し、学習の見通しをもって考えたことを伝え合おうとしている。
不思議の部屋2 だまし絵百科 ふしぎなえ  毎月新聞