二十歳になった日(4時間)

指導目標 事象や行為、心情を表す語句の量を増すとともに、語句の辞書的な意味と文脈上の意味との関係に注意して話や文章の中で使うことを通して、語感を磨き語彙を豊かにすることができる。(知・技(1)ウ)
文章の構成や展開、表現の効果について、根拠を明確にして考えることができる。(思・判・表C(1)エ)
言葉がもつ価値に気づくとともに、進んで読書をし、我が国の言語文化を大切にして、思いや考えを伝え合おうとする。(学びに向かう力、人間性等)
随筆を読み、考えたことなどを記録したり伝え合ったりする。(思・判・表C(2)イ)
「目標」や「学習の見通しをもとう」で本教材のねらいを確認し、学習の見通しをもつ。
学習活動 1
作品を通読する。
注意する語句・新出漢字を調べる。
二次元コード「漢字の練習」
2
随筆の内容を捉える。(課題1)
心情を表す語句や表現などに着目し、筆者が「二十歳になった日」に感じたことを挙げる。
3
構成や表現の効果について考える。
構成で工夫されていると思う点を話し合う。(課題2-①)
筆者の思いや考えが伝わる表現について、「どう書かれているか」に着目して表現の効果を考える。(課題2-②)
P227カギ「表現の効果を考える」
P276「『学びのカギ』一覧」(文学)
二次元コード「学びの地図」
4
自分が考える表現の効果について語り合う。(課題3)
自分が注目した表現とその効果について、考えたことをグループで語り合う。
P228「構成や描写を工夫して書こう」の前段階の学習であることを踏まえて指導するとよい。
5
学習を振り返る。
特に印象に残った語句や表現を挙げる。
構成や表現の効果に着目することで、随筆のどんな特徴に気づいたか、自分の言葉でまとめる。
随筆を書くときに生かしたいことを挙げる。
評価規準

事象や行為、心情を表す語句の量を増すとともに、語句の辞書的な意味と文脈上の意味との関係に注意して話や文章の中で使うことを通して、語感を磨き語彙を豊かにしている。((1)ウ)
心情を表す語句や表現に着目し、感じたことを言語化している。




「読むこと」において、文章の構成や展開、表現の効果について、根拠を明確にして考えている。(C(1)エ)
本文中の具体的な記述を挙げながら、構成の工夫や表現の効果について考えている。
進んで心情を表す表現とその効果について考え、学習したことを生かして筆者のものの見方を捉え、随筆を読み味わおうとしている。
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