本の中の中学生 (1時間)

指導目標 読書が、知識や情報を得たり、自分の考えを広げたりすることに役立つことを理解することができる。(知・技(3)オ)
文章を読んで理解したことに基づいて、自分の考えを確かなものにすることができる。(思・判・表C(1)オ)
言葉がもつ価値に気づくとともに、進んで読書をし、我が国の言語文化を大切にして、思いや考えを伝え合おうとする。(学びに向かう力、人間性等)
学校図書館などを利用し、多様な情報を得て、考えたことなどを報告したり資料にまとめたりする。(思・判・表C(2)ウ)
リード文や「学習の見通しをもとう」で本教材のねらいを確認し、学習の見通しをもつ。
学習活動 1
「本の中の中学生」の作品を読む。
考えていることや悩んでいることが似ている登場人物、友達になれそうな登場人物はいないか、探しながら読む。
2
気に入った作品とその理由を友達と共有する。
学校図書館地域の図書館に行って続きを読んだり、同じ作者が書いた別の作品や、他の作家が書いた同じテーマの本を読んだりするなど、実際に本を手に取るように促すとよい。
3
P90「本の世界を広げよう」を参考に、今後読みたい本を考える。
P93「コラム 本との出会い」を参考に、夏休みの課題として、「本の中の中学生」等のテーマを設定して、推薦文を書かせてもよい。書いた推薦文は、展示したり、それを基にスピーチをしたりして、友達と交流させることもできる。
P92「私の一冊」
P93「本との出会い」
P284「読書感想文の書き方」
P286「文章の推敲・原稿用紙の使い方」
P290「幻の魚は生きていた」
P294「坊っちゃん」
前の教材「読書を楽しむ」と併せて指導することも考えられる。
評価規準

読書が、知識や情報を得たり、自分の考えを広げたりすることに役立つことを理解している。((3)オ)
読書が、知識を得たり、新しいものの見方や考え方を知ったり、自分の考えを広げたりすることに役立っていることを理解している。




「読むこと」において、文章を読んで理解したことに基づいて、自分の考えを確かなものにしている。(C(1)オ)
文章を読み、理解したことを基に、自分の考えを形成している。
進んで文章を読み、理解したことに基づき、学習課題に沿って考えたことを伝え合おうとしている。
あと少し,もう少し /瀬尾まいこ 西の魔女が死んだ /梨木果歩 
注文の多い料理店/ 宮沢賢治 西遊記/ 呉承恩