情報収集の達人になろう 
コラム 著作権について知ろう 3時間(読②書①)

指導目標 原因と結果、意見と根拠など情報情報との関係について理解することができる。(知・技(2)ア)
比較や分類、関係づけなどの情報の整理のしかた、引用のしかたや出典の示し方について理解を深め、それらを使うことができる。(知・技(2)イ)
目的や意図に応じて、日常生活の中から題材を決め、集めた材料を整理し、伝えたいことを明確にすることができる。(思・判・表B(1)ア)
文章を読んで理解したことに基づいて、自分の考えを確かなものにすることができる。(思・判・表C(1)オ)
言葉がもつ価値に気づくとともに、進んで読書をし、我が国の言語文化を大切にして、思いや考えを伝え合おうとする。(学びに向かう力、人間性等)
本や資料から文章や図表などを引用して説明したり記録したりするなど、事実やそれを基に考えたことを書く。(思・判・表B(2)ア)
学校図書館などを利用し、多様な情報を得て、考えたことなどを報告したり資料にまとめたりする。(思・判・表C(2)ウ)
リード文や「学習の見通しをもとう」で本教材のねらいを確認し、学習の見通しをもつ。
学習活動 1
調べるテーマを決める。 
SDGsの17の目標を手がかりに、疑問に思ったことや、詳しく知りたいと感じた問題を書き出す。
二次元コード「SDGsについて考え、行動しよう」
P282「発想を広げる」
二次元コード「漢字の練習」
2
図書館やウェブサイトで情報を集める。 
P80「図書館情報を集める」「ウェブサイトで情報を集める」を読み、それぞれの場合での情報の集め方を理解する。
自分が決めたテーマについて、どのように調べるのがよいかを考え、実際に情報を集める。
3
情報を読み取る。 
資料から正しく情報を読み取る方法と、必要な情報を記録する方法を理解する。
P81の資料と記録カードの例を参考に、自分が図書館やインターネットで集めた資料から、必要な情報を探してカードに記録する。
4
行動宣言をまとめる。 
読み取った情報を適切に引用しながら、持続可能な社会の実現に向けて、自分がどんな行動をするかをまとめる。
出典の示し方に注意して「参考文献」を書く。
資料を引用する際には、P82の文例と「引用のルール」を参考にさせるとよい。
5
著作権について知る。 
著作権定義や、著作者の許可が必要ない場合について確認する。
P83「やってみよう」に取り組み、著作物を使用するときの留意点を確かめる。
6
学習を振り返る。 
情報の調べ方や読み取り方について、今回学んだことを挙げる。
今後、どんな場面で引用出典著作権について学んだことを生かせそうか、グループで話し合う。
評価規準

原因と結果、意見と根拠など情報と情報との関係について理解している。((2)ア)
考えを述べる際に、その考えを支える理由や事例が必要なことを理解している。
比較や分類、関係づけなどの情報の整理のしかた、引用のしかたや出典の示し方について理解を深め、それらを使っている。((2)イ)
本やインターネットで調べた情報の整理のしかた、引用のしかたや出典の示し方を理解している。




「書くこと」において、目的や意図に応じて、日常生活の中から題材を決め、集めた材料を整理し、伝えたいことを明確にしている。(B(1)ア)
調べたいテーマについて、本やインターネットを活用して情報を集め、整理し、伝えたいことを明らかにして書いている。
「読むこと」において、文章を読んで理解したことに基づいて、自分の考えを確かなものにしている。(C(1)オ)
読み取った情報を基に、自分の考えを書いている。
引用のしかたや出典の示し方について積極的に理解を深め、今までの学習を生かして収集した情報を基に考えたことを書こうとしている。