情報を整理して説明しよう
発見したことをわかりやすく書く(4時間)

指導目標 比較や分類、関係づけなどの情報の整理のしかたについて理解を深め、それらを使うことができる。(知・技(2)イ)
目的や意図に応し?て、日常生活の中から題材を決め、集めた材料を整理し、伝えたいことを明確にすることができる。(思・判・表B(1)ア)
書く内容の中心が明確になるように、段落の役割などを意識して文章の構成や展開を考えることができる。(思・判・表B(1)イ)
言葉がもつ価値に気づくとともに、進んで読書をし、我が国の言語文化を大切にして、思いや考えを伝え合おうとする。(学びに向かう力、人間性等)
本や資料から文章や図表などを引用して説明したり記録したりするなど、事実やそれを基に考えたことを書く。(思・判・表B(2)ア)
「目標」や「学習の見通しをもとう」で本教材のねらいを確認し、学習の見通しをもつ。
二次元コード「書くことのミニレッスン」 
授業の導入として、「書くことのミニレッスン」に取り組ませるとよい。 
学習活動 1
情報を集め、整理する。
 ・ 取り上げる題材(道具)を選ぶ。
二次元コード「表現テーマ例集」(「書くことのミニレッスン」内)
道具を観察したり、試しに使ったりして、気づいたことを書き出し、整理する。
説明に必要な情報を絞り込む。
P55カギ「情報を集めて取捨選択する」
P280「『学びのカギ』一覧」(書く)
二次元コード「学びの地図」
P9「思考の地図」
2
構成を考える。 
選んだ情報をどういう順序で提示するとわかりやすいかを考える。
3
文章にまとめる。 
P57の文章の例を参考に、300~400字程度で文章にまとめ、わかりやすい文章になるように推敲する。
タブレットなどを使って文章を作成すると、推敲しやすい。
P56言の葉
P56「達人からのひと言」
4
交流する。 
友達と読み合い、内容や説明のしかたについて、わかりやすいと思った点を伝え合う。
5
学習を振り返る。 
集めた情報を、どんな方法で整理したか、自分の言葉でまとめる。
どのような目的で、どのような工夫をして情報を取捨選択したか、自分の言葉でまとめる。
わかりやすく説明する工夫の中で、次に生かしたいことを挙げる。
P54「生かす」を読み、学んだことを今後どのように生かしていきたいかを考えさせるとよい。
評価規準

比較や分類、関係づけなどの情報の整理のしかたについて理解を深め、それらを使っている。((2)イ)
集めた情報を、観点に沿って比較したり、共通点を見つけて分類したりして整理している。




「書くこと」において、目的や意図に応じて、日常生活の中から題材を決め、集めた材料を整理し、伝えたいことを明確にしている。(B(1)ア)
目的や相手を意識して、情報を集めて整理し、説明に必要な情報を取捨選択している。
「書くこと」において、書く内容の中心が明確になるように、段落の役割などを意識して文章の構成や展開を考えている。(B(1)イ)
わかりやすく説明するために、まとめ方や順序を工夫している。
集めた材料を粘り強く整理し、学習の見通しをもってわかりやすく説明する文章を書こうとしている。