聞き上手になろう
質問で話を引き出す(2時間)
指導目標 音声の働きや仕組みについて、理解を深めることができる。(知・技(1)ア)
必要に応じて記録したり質問したりしながら話の内容を捉え、共通点や相違点などを踏まえて、自分の考えをまとめることができる。(思・判・表A(1)エ)
言葉がもつ価値に気づくとともに、進んで読書をし、我が国の言語文化を大切にして、思いや考えを伝え合おうとする。(学びに向かう力、人間性等)
紹介や報告など伝えたいことを話したり、それらを聞いて質問したり意見などを述べたりする。(思・判・表A(2)ア)
「目標」や「学習の見通しをもとう」で本教材のねらいを確認し、学習の見通しをもつ。
学習活動 1
聞き方や質問のしかたを学ぶ。
P123上段の話を聞く(読んでもよい)。
二次元コード「質問のしかた」
P123の「聞き方の工夫」と「質問の種類」を読み、上段の話への質問を考える。
「絞る質問」から「広げる質問」の順に展開すると、答えやすくなることが多いことに気づかせる。
2
二人一組で対話の練習をする。
二人一組になり、話し手と聞き手に分かれる。
話し手が最近あったことを話す。(30秒)
聞き手は、聞き方や質問のしかたを工夫し、質問で話を引き出す。一問一答で終わらないやり取りを目ざす。(5分)
P122カギ「質問で話を引き出す」
P280「『学びのカギ』一覧」(話す聞く)
二次元コード「学びの地図」
役割を交代して繰り返す。
対話の後で、「相づち」「繰り返し」「引用」「言い換え」、「絞る質問」「広げる質問」など、どういった工夫をしたか、交流させるとよい。
3
学習を振り返る。
それぞれの立場から、気づいたことや考えたことを出し合う。
評価規準

音声の働きや仕組みについて、理解を深めている。((1)ア)
話す速度や声の大きさ、言葉の調子や間の取り方などに注意しながら話している。




「話すこと・聞くこと」において、必要に応じて記録したり質問したりしながら話の内容を捉え、共通点や相違点などを踏まえて、自分の考えをまとめている。(A(1)エ)
話し手の話に耳を傾け、質問のしかたを工夫しながら対話をし、話を十分に引き出している。
進んで質問しながら話の内容を捉え、学習したことを生かして話を引き出そうとしている。