「言葉」をもつ鳥、シジュウカラ(5時間)

指導目標 原因と結果、意見と根拠など情報情報との関係について理解することができる。(知・技(2)ア)
文章の構成や展開について、根拠を明確にして考えることができる。(思・判・表C(1)エ)
言葉がもつ価値に気づくとともに、進んで読書をし、我が国の言語文化を大切にして、思いや考えを伝え合おうとする。(学びに向かう力、人間性等)
記録の文章を読み、理解したことや考えたことを報告したり文章にまとめたりする。(思・判・表C(2)ア)
「目標」や「学習の見通しをもとう」で本教材のねらいを確認し、学習の見通しをもつ。
学習活動 1
本文を通読する。
注意する語句新出漢字を調べる。
二次元コード「漢字の練習」
P131の二次元コードから、シジュウカラの鳴き声を聞かせ、興味づけを図るとよい。
二次元コード「シジュウカラの鳴き声」
2
文章の構成と内容を捉える。
提示された内容がどの段落に述べられているか、考えながら読む。(課題1-①)
仮説が書かれている段落を読み、筆者が、どのような事実を基に、どのような仮説を立てたかを簡潔にまとめる。(課題1-②)
「仮説仮定予想」「検証証明裏づけ」の言葉の意味や使い方の違いを考える。
P137言の葉
3
文章の構成や展開の効果を、根拠を明確にして考える。
仮説の検証12について、提示された観点で読み取り、表にまとめる。(課題2-①)
なぜ「仮説の検証2」を行う必要があったのかを考える。(課題2-②)
P133の実験の様子について、動画を見せるとよい。
二次元コード「実験の様子」
仮説1の検証結果から、さらに疑問が生まれ、新しい仮説2が生まれ、という展開になっていることに気づかせる。
筆者が「事実」をどう「意見」へと展開しているのか、形式段落の冒頭や文末表現に着目させ、読み取らせるとよい。
この文章の構成や展開の効果を、根拠を明確にしてまとめる。(課題2-③)
P137カギ「構成や展開の効果を考える」
P278「『学びのカギ』一覧」(説明文)
二次元コード「学びの地図」
P138「思考のレッスン1 意見と根拠」
4 文章を読んで、考えたことを話し合う。(課題3)
5
学習を振り返る。
この文章で示された事実は、筆者の意見とどのような関係にあるか、自分の言葉でまとめる。
この文章の構成や展開には、どんな効果があったか、「〇〇を根拠とすることで」という言葉を使って述べる。
仮説を検証する形で自分の意見を述べることの効果を挙げる。
評価規準

原因と結果、意見と根拠など情報と情報との関係について理解している。((2)ア)
筆者の意見とそれを支える根拠との関係を理解している。




「読むこと」において、文章の構成や展開について、根拠を明確にして考えている。(C(1)エ)
文章の構成や展開の効果について、根拠となる段落や部分を挙げて考えを書いている。
文章の構成や展開について粘り強く考え、学習の見通しをもって考えたことを文章にまとめようとしている。
動物たちは何をしゃべっているのか? にんじゃ シジュウカラのすけ
ソロモンの指環 子どもと一緒に覚えたい 野鳥の名前