少年の日の思い出 
[書く]別の人物の視点から文章を書き換えよう
漢字に親しもう5 7時間(読⑤書②)
指導目標 事象や行為、心情を表す語句の量を増すとともに、語句の辞書的な意味と文脈上の意味との関係に注意して話や文章の中で使うことを通して、語感を磨き語彙を豊かにすることができる。(知・技(1)ウ)
文章の構成や展開、表現の効果について、根拠を明確にして考えることができる。(思・判・表C(1)エ)
文章を読んで理解したことに基づいて、自分の考えを確かなものにすることができる。(思・判・表C(1)オ)
根拠を明確にしながら、自分の考えが伝わる文章になるように工夫することができる。(思・判・表B(1)ウ)
言葉がもつ価値に気づくとともに、進んで読書をし、我が国の言語文化を大切にして、思いや考えを伝え合おうとする。(学びに向かう力、人間性等)
小説を読み、考えたことなどを記録したり伝え合ったりする。(思・判・表C(2)イ)
小説を書き換えるなど、感じたことや考えたことを書く。(思・判・表B(2)ウ)
「目標」や「学習の見通しをもとう」で本教材のねらいを確認し、学習の見通しをもつ。
学習活動 1
作品を通読する。
注意する語句・新出漢字を調べる。
二次元コード「漢字の練習」
文章の中での語句の意味に注意させる。
2
作品の展開を捉える。(課題1)
語り手の変更に注意しながら、全体が前半と後半の二つに分かれていることを確認する。
時間、場所、出来事に着目しながら、後半を幾つかの場面に分け、それぞれ短くまとめる。
3
表現に着目して、「僕」の心情の変化をまとめる。
「僕」から見たエーミールの人柄を端的に表している語句や表現を抜き出す。(課題2-①)
クジャクヤママユのうわさを聞いてから、それを盗み、壊してしまうまでの「僕」の心情の変化をまとめる。(課題2-②)
収集したちょうを押し潰してしまった「僕」の行動の意味を考える。(課題2-③)
作品に使われている「熱情」という言葉について考え、読み取りの手立てとするとよい。
P221言の葉
4
別の人物の視点から文章を書き換える。(課題③)
誰の視点から、どの場面を書き換えるかを決め、作品の展開に沿って書き換える。
P221カギ「語り手の視点に着目する」
P276資「『学びのカギ』一覧」(文学)
二次元コード「学びの地図」
「母」「エーミール」以外にも、「作品前半の語り手」など、幾つかの視点を与えるとよい。
書き上げた文章を読み合い、気づいたことを発表し合う。
5
学習を振り返る。
どの語句や表現から、語り手や語り手から見た他の登場人物の人物像が伝わってきたかを挙げる。
「僕」のものの見方について、自分との共通点相違点はどこか、自分の言葉でまとめる。
別の登場人物の視点も踏まえて読むことで、自分の考えや作品の印象はどのように変わったかを挙げる。
評価規準

事象や行為、心情を表す語句の量を増すとともに、語句の辞書的な意味と文脈上の意味との関係に注意して話や文章の中で使うことを通して、語感を磨き語彙を豊かにしている。((1)ウ)
行動描写や情景描写、心情を表す言葉に着目している。




「読むこと」において、文章の構成や展開、表現の効果について、根拠を明確にして考えている。(C(1)エ)
時間・場所・出来事・語り手に着目して作品の構成や展開を捉えたり、具体的な表現を挙げてその効果について自分の考えをまとめたりしている。
「読むこと」において、文章を読んで理解したことに基づいて、自分の考えを確かなものにしている。(C(1)オ)
登場人物のものの見方について、自分の考えをもっている。
「書くこと」において、根拠を明確にしながら、自分の考えが伝わる文章になるように工夫している。(B(1)ウ)
読み深めたことを基に、別の人物の視点から出来事や心情を捉え直して、作品を書き換えている。
文章の構成や展開、表現の効果について積極的に考え、学習の見通しをもって別の人物の視点から文章を書き換えようとしている。 

指導目標 学年別漢字配当表に示されている漢字に加え、その他の常用漢字のうち300字程度から400字程度までの漢字を読むことができる。また、学年別漢字配当表の漢字のうち900字程度の漢字を書き、文や文章の中で使うことができる。(知・技(1)イ)
言葉がもつ価値に気づくとともに、進んで読書をし、我が国の言語文化を大切にして、思いや考えを伝え合おうとする。(学びに向かう力、人間性等) 
学習活動 6
P222「漢字に親しもう5」に取り組む。
二次元コード「漢字一覧表」
P19「言葉を調べる(漢和辞典)」
P260「小学校六年生で学習した漢字一覧」
P308「一年生で学習した漢字」
P321「一年生で学習した音訓」
言葉の意味がわからないときは、国語辞典等で調べさせるとよい。
P257「[練習]小学校六年生で学習した漢字」に併せて取り組み、これまでに学習した漢字の書き取りをさせてもよい。
他の四字熟語を、その意味とともに紹介するとよい。
評価規準

学年別漢字配当表に示されている漢字に加え、その他の常用漢字のうち300字程度から400字程度までの漢字を読んでいる。また、学年別漢字配当表の漢字のうち900字程度の漢字を書き、文や文章の中で使っている。((1)イ)
小学校で学習した漢字を使って文章を作ったり、中学校で学習する漢字の読み方について理解したりしている。
学習課題に沿って、積極的に漢字を読んだり書いたりしようとしている。