国語の学びを振り返ろう
「国語を学ぶ意義」を考え、コピーを作る(4時間)(話聞①書③)
指導目標 意見根拠、具体と抽象など情報情報との関係について理解することができる。(知・技(2)ア)
互いの立場や考えを尊重しながら話し合い、結論を導くために考えをまとめることができる。(思・判・表A(1)オ)
表現の工夫とその効果などについて、読み手からの助言などを踏まえ、自分の文章のよい点や改善点を見いだすことができる。(思・判・表B(1)オ)
言葉がもつ価値を認識するとともに、読書を生活に役立て、我が国の言語文化を大切にして、思いや考えを伝え合おうとする。(学びに向かう力、人間性等)
それぞれの立場から考えを伝えるなどして、議論や討論をする。(思・判・表A(2)イ)
多様な考えができる事柄について意見を述べるなど、自分の考えを書く。(思・判・表B(2)ア)
「目標」や「学習の見通しをもとう」で本教材のねらいを確認し、学習の見通しをもつ。
学習活動 1
対話を通して考える。
1年間の学習を振り返り、できるようになったことや、自分が変わったと思うことを語り合う。
「国語を学ぶ意義」を考える。
P6「学習の見通しをもとう」を開いて学習した内容を振り返らせるとよい。
P233カギ「これまでの学びを価値づける」
P234言の葉
P280「『学びのカギ』一覧」(話す・聞く/書く)
二次元コード「学びの地図」
2
コピーにまとめる。
自分が考える「国語を学ぶ意義」を、コピーにまとめる。
3
コピーの説明を書く。
そのコピーを付けた意図や理由を、200~300字程度で説明する。
4
クラスで共有し、交流する。
作品を読み合い、学びの価値づけ方や解説のしかたについて、よいと思った点やもっと知りたい点などを伝え合う。
タブレット端末などのコメント機能を活用して、交流させてもよい。
P341「ICT活用のヒント」
5
学習を振り返る。
1年間の学びを振り返る際に、具体的な変化をどのように抽象化してまとめたか、確かめる。
対話の際に、互いの考えを尊重しながら、さらに考えを深めるために、どのような点を心がけたか、自分の言葉でまとめる。
作品に付いたコメントから見いだした、自分の文章のよい点や改善点は何か、挙げる。
友達の作品を読み、さらに考えが深まったことや新しく気づいたことを挙げる。
P232「生かす」を読み、学んだことを今後どのように生かしていきたいかを考えさせるとよい。
評価規準

意見根拠具体と抽象など情報情報との関係について理解している。((2)ア)
これまでの学習活動における具体的な変化を抽象化してまとめている。




「話すこと・聞くこと」において、互いの立場や考えを尊重しながら話し合い、結論を導くために考えをまとめている。(A(1)オ)
互いの考えを尊重しながら対話し、それを通して自分の考えを整理したり、価値づけたりしてまとめている。
「書くこと」において、表現の工夫とその効果などについて、読み手からの助言などを踏まえ、自分の文章のよい点や改善点を見いだしている。(思・判・表B(1)オ)
自分の作品の読み手からのコメントを通して、自分の文章のよい点や改善点を見いだしている。
粘り強く国語を学ぶ意義を考え、今までの学習を生かしてコピーにまとめてクラスで交流しようとしている。