指導目標 |
◎ |
作品の特徴を生かして朗読するなどして、古典の世界に親しむことができる。(知・技(3)ア) |
◎ |
現代語訳や語注などを手掛かりに作品を読むことを通して、古典に表れたものの見方や考え方を知ることができる。(知・技(3)イ) |
◎ |
文章を読んで理解したことや考えたことを知識や経験と結び付け、自分の考えを広げたり深めたりすることができる。(思・判・表C(1)オ) |
◎ |
目的や意図に応じて、社会生活の中から題材を決め、伝えたいことを明確にすることができる。(思・判・表B(1)ア) |
◎ |
表現の効果を考えて描写するなど、自分の考えが伝わる文章になるように工夫することができる。(思・判・表B(1)ウ) |
◎ |
言葉がもつ価値を認識するとともに、読書を生活に役立て、我が国の言語文化を大切にして、思いや考えを伝え合おうとする。(学びに向かう力、人間性等) |
★ |
古典作品などを読み、引用して解説したり、考えたことなどを伝え合ったりする。(思・判・表C(2)イ) |
★ |
随筆を創作するなど、感じたことや想像したことを書く。(思・判・表B(2)ウ) |
「目標」や「学習の見通しをもとう」で本教材のねらいを確認し、学習の見通しをもつ。 |
学習活動 |
1 |
「枕草子」を音読し、古文を読み味わう。 |
・ |
新出漢字を調べる。 |
→ |
二次元コード「漢字の練習」 |
・ |
現代語訳を参考に情景を想像し、古文を音読する。 |
→ |
二次元コード「朗読音声」 |
◇ |
心に残った季節の一節を暗唱させてもよい。 |
◇ |
関連図書などを活用するとよい。 |
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2 |
作者のものの見方や感じ方を読み取る。 |
・ |
冒頭を読み、作者が四季のどんなところに趣を感じているのかを整理し、自分が感じる四季の趣と比べる。 |
・ |
P38の章段を読み、作者が「何」の「どんな」様子を「どう」感じているのかについて整理する。 |
◇ |
P39のコラム「枕草子」を参考にしながら、「枕草子」の特徴を捉えさせる。「徒然草」の学習と関連させてもよい。 |
→ |
P154「仁和寺にある法師」 |
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3 |
自分流「枕草子」を書く。 |
→ |
P39「自分流『枕草子』を書こう」 |
・ |
「枕草子」の形を借りて、自分ならではの季節感を表す文章を400字程度で書く。 |
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4 |
学習を振り返る。 |
・ |
作者のものの見方や考え方について、印象に残っているものを、理由とともに挙げる。 |
・ |
書いた「自分流『枕草子』」を、友達と読み合い、感想をまとめる。 |
◇ |
自他の季節の捉え方の共通点や相違点を明らかにしながら感想をまとめさせる。 |
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評価規準 |
知
・
技 |
・ |
作品の特徴を生かして朗読するなどして、古典の世界に親しんでいる。((3)ア) |
→ |
古典の文章独特の調子やリズムを意識して音読している。 |
・ |
現代語訳や語注などを手掛かりに作品を読むことを通して、古典に表れたものの見方や考え方を知っている。((3)イ) |
→ |
現代語訳や語注を手掛かりに「枕草子」を読み、作者のものの見方や考え方を捉えている。 |
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思
・
判
・
表 |
・ |
「読むこと」において、文章を読んで理解したことや考えたことを知識や経験と結び付け、自分の考えを広げたり深めたりしている。(C(1)オ) |
→ |
作者の考えと自分の考えとを比較し、感じたことをまとめている。 |
・ |
「書くこと」において、目的や意図に応じて、社会生活の中から題材を決め、伝えたいことを明確にしている。(B(1)ア) |
→ |
生活を振り返って、自分ならではの季節感を表すものを見つけている。 |
・ |
「書くこと」において、表現の効果を考えて描写するなど、自分の考えが伝わる文章になるように工夫している。(B(1)ウ) |
→ |
季節感を表すものについて、その様子が具体的に想像できるよう、語句や表現を選んで書いている。 |
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態 |
文章を読んで理解したことや考えたことを進んで知識や経験と結び付け、学習課題に沿って自分ならではの季節感を表す文章を書こうとしている。 |
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