温かいスープ(2時間

指導目標 自分の生き方や社会との関わり方を支える読書の意義と効用について理解することができる。(知・技(3)オ)
文章を読んで考えを広げたり深めたりして、人間、社会、自然などについて、自分の意見をもつことができる。(思・判・表C(1)エ)
言葉がもつ価値を認識するとともに、読書を通して自己を向上させ、我が国の言語文化に関わり、思いや考えを伝え合おうとする。(学びに向かう力、人間性等)
随筆を読み、批評したり、考えたことなどを伝え合ったりする。(思・判・表C(2)イ)
「温かいスープ」「アラスカとの出会い」「律儀な桜」「わたしを束ねないで」は、4教材合わせて(6時間)配当となっている。学年やクラスの状況に応じて、軽重をつけたり一体的に扱ったりするなど、柔軟に扱うとよい。
リード文や「学習の見通しをもとう」で本教材のねらいを確認し、学習の見通しをもつ。
学習活動 1
時代背景や筆者の置かれた状況を捉えながら全文を通読する。  
当時の状況がわかる語句や文に線を引き、筆者の思いを想像する。
脚注を参考に当時の世界状況を想像させ、感想を共有させる。
2
筆者の考える「国際性」とは何かを読み取る。
「月末のオムレツの夜」のエピソードを読み、筆者とレストランの母子それぞれの思いを読み取る。
「温かいスープ」という題名に込めた筆者の思いを想像させる。
3
国際性について自分の考えをもち、伝え合う。
筆者の考える「国際性」の基本とは何かを捉え、それについて自分の考えをもち、伝え合う。
国際性の基本とは何か、文章中の語句を引用して自分の考えをまとめさせる。
評価規準

自分の生き方や社会との関わり方を支える読書の意義と効用について理解している。((3)オ) 
文章に表現された人と人との関係を通して、国際性とは何かを読み取ったり、読書が自分の生き方や社会について考えるきっかけとなることに気づいたりしている。




「読むこと」において、文章を読んで考えを広げたり深めたりして、人間、社会、自然などについて、自分の意見をもっている。(C(1)エ)  
自分の生き方と作品に表現された考え方を比較して、「国際性」とは何かについて、自分の考えをまとめている。
人間、社会などについて進んで自分の意見をもち、今までの学習や経験を生かして批評したり考えを伝え合ったりしようとしている。
私、日本に住んでいます