[聞く] 意見を聞き、適切さを判断する(1時間)

指導目標 情報の信頼性の確かめ方を理解し使うことができる。(知・技(2)イ)
目的や場面に応じて、社会生活の中から話題を決め、多様な考えを想定しながら材料を整理し、伝え合う内容を検討することができる。(思・判・表A(1)ア)
言葉がもつ価値を認識するとともに、読書を通して自己を向上させ、我が国の言語文化に関わり、思いや考えを伝え合おうとする。(学びに向かう力、人間性等)
提案や主張など自分の考えを話したり、それらを聞いて質問したり評価などを述べたりする。(思・判・表A(2)ア)
リード文や「学習の見通しをもとう」で本教材のねらいを確認し、学習の見通しをもつ。
学習活動 1
坂本さんのスピーチの練習を聞く。  
「中学生は全員、ボランティア活動をするべきだ」という坂本さんのスピーチを、メモを取りながら聞く。
教科書を見せず、音声だけで内容を把握させる。
二次元コード「坂本さんのスピーチ」
聞き取りメモと、P30「意見を聞き、適切さを判断するために」を基に、坂本さんの意見や、その根拠が適切かどうかを判断する。
2
スピーチをよりよくするための助言を考える。  
坂本さんの練習相手になったつもりで、助言を考える。
自分で考えた助言を友達と共有する。
別の聞き取り教材を教師が準備して、生徒に助言を考えさせてもよい。
P262「発想を広げる」
3
学習を振り返る。  
相手の意見を聞き、適切さを判断するために、どのような点に注意して聞いたかを挙げる。
評価規準

情報の信頼性の確かめ方を理解し使っている。((2)イ)  
根拠としている情報について、事実関係や裏づけなどに注意して聞いている。




「話すこと聞くこと」において、目的や場面に応じて、社会生活の中から話題を決め、多様な考えを想定しながら材料を整理し、伝え合う内容を検討している。(A(1)ア)  
多様な立場から予想される反論について考えながら、意見と根拠、その結び付きを明確にしている。
聞き取った内容や意見と根拠の適切さを進んで評価し、今までの学習を生かして助言を考えようとしている。