指導目標 |
◎ |
具体と抽象など情報と情報との関係について理解を深めることができる。(知・技(2)ア) |
◎ |
目的や意図に応じて、社会生活の中から題材を決め、集めた材料の客観性や信頼性を確認し、伝えたいことを明確にすることができる。(思・判・表B(1)ア) |
◎ |
文章の種類を選択し、多様な読み手を説得できるように論理の展開などを考えて、文章の構成を工夫することができる。(思・判・表B(1)イ) |
◎ |
言葉がもつ価値を認識するとともに、読書を通して自己を向上させ、我が国の言語文化に関わり、思いや考えを伝え合おうとする。(学びに向かう力、人間性等) |
★ |
関心のある事柄について批評するなど、自分の考えを書く。(思・判・表B(2)ア) |
「目標」や「学習の見通しをもとう」で本教材のねらいを確認し、学習の見通しをもつ。 |
◇ |
授業の導入として、「書くことのミニレッスン」に取り組ませるとよい。 |
→ |
二次元コード「書くことのミニレッスン」 |
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学習活動 |
1 |
課題に沿って材料を集める。 |
・ |
P56の課題を正確に理解し、示された資料を読み解く。 |
・ |
読み取った事実と、その解釈やそれを基に考えたことを材料として書き出す。 |
◇ |
グラフの数値の読み取り方や分析の方法を話し合わせる。 |
→ |
P56「問いを立て、考えを深める」 |
→ |
P262資「発想を広げる」 |
→ |
二次元コード「表現テーマ例集」(「書くことのミニレッスン」内) |
→ |
P265資「グラフの見方/引用・出典」 |
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2 |
構成や内容を考える。 |
・ |
軸となる意見を決め、適切な根拠を選ぶ。 |
・ |
多様な読み手を説得できるよう、論理の展開を考え、文章の構成を工夫する。 |
→ |
P55カギ「論理の展開を考える」 |
→ |
P260資「『学びのカギ』一覧」(書く) |
→ |
二次元コード「学びの地図」 |
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3 |
小論文を書く。 |
・ |
規定の文字数を守り、考えがわかりやすく伝わるよう表現を工夫して書く。 |
→ |
P56言の葉 |
→ |
P252「語彙ブック」(批評するときの言葉) |
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4 |
交流する。 |
・ |
友達と文章を読み合い、論理の展開などについて助言し合う。 |
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5 |
学習を振り返る。 |
・ |
資料から得たどのような情報を根拠とし、どのように意見と結び付けたか、自分の言葉でまとめる。 |
・ |
説得力のある小論文を書くために、論理の展開をどのように工夫したか挙げる。 |
・ |
友達と文章を読み比べ、説得力のある資料の活用のしかたについて考える。 |
◇ |
P54「生かす」を読み、学んだことを今後どのように生かしていきたいかを考えさせるとよい。 |
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評価規準 |
知
・
技 |
具体と抽象など情報と情報との関係について理解を深めている。((2)ア) |
→ |
資料から得られた事実とその解釈、それを基に考えたことを、自分の言葉で書き出している。 |
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思
・
判
・
表 |
・ |
「書くこと」において、目的や意図に応じて、社会生活の中から題材を決め、集めた材料の客観性や信頼性を確認し、伝えたいことを明確にしている。(B(1)ア) |
→ |
課題に沿って、資料から得た情報を根拠として挙げながら、自分の考えを書いている。 |
・ |
「書くこと」において、文章の種類を選択し、多様な読み手を説得できるように論理の展開などを考えて、文章の構成を工夫している。(B(1)イ) |
→ |
説得力のある文章にするために、論理の展開や意見と根拠、その結び付きを考えながら、文章の構成を工夫している。 |
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態 |
論理の展開や意見と根拠、それらを結び付ける「理由づけ」などを粘り強く工夫し、学習課題に沿って説得力のある小論文を書こうとしている。 |
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