和歌の世界/音読を楽しむ
古今和歌集 仮名序(1時間)
指導目標 歴史的背景などに注意して古典を読むことを通して、その世界に親しむことができる。(知・技(3)ア)
言葉がもつ価値を認識するとともに、読書を通して自己を向上させ、我が国の言語文化に関わり、思いや考えを伝え合おうとする。(学びに向かう力、人間性等)
学習活動 1
P146「和歌の世界」を読む。  
「万葉集」「古今和歌集」「新古今和歌集」について興味をもち、三大和歌集についての特徴や時代背景などをおおまかに捉える。
P150「君待つと」と合わせて学習させてもよい。
P286「古典近代文学の名作」やP292「日本文学の流れ」で文学史を知り、歴史的背景に興味をもたせるとよい。
2
P148「古今和歌集 仮名序」冒頭部分を朗読し、作者の思いを想像する。  
歴史的仮名遣いに気をつけて朗読し、古文の言葉の響きやリズムを味わう。
二次元コード「『仮名序』朗読音声」
「和歌」を植物にたとえていることを知り、現代語訳や語注を参考に、作者が和歌をどう捉えていたかを想像させる。
評価規準

歴史的背景などに注意して古典を読むことを通して、その世界に親しんでいる。((3)ア)  
「和歌の世界」を読んだり、「仮名序」を朗読して比喩的な効果を確認したりしながら、和歌に対する古人の思いを捉えようとしている。
進んで古典の世界に親しみ、今までの学習を生かして朗読しようとしている。