「私の一冊」を探しにいこう/羊と鋼の森
読書案内 本の世界を広げよう
コラム/ためになるってどんなこと?(1時間)
指導目標 自分の生き方や社会との関わり方を支える読書の意義と効用について理解することができる。(知・技(3)オ)
文章を読んで考えを広げたり深めたりして、人間、社会、自然などについて、自分の意見をもつことができる。(思・判・表C(1)エ)
言葉がもつ価値を認識するとともに、読書を通して自己を向上させ、我が国の言語文化に関わり、思いや考えを伝え合おうとする。(学びに向かう力、人間性等)
小説などを読み、批評したり、考えたことなどを伝え合ったりする。(思・判・表C(2)イ)
リード文や「学習の見通しをもとう」で本教材のねらいを確認し、学習の見通しをもつ。
学習活動 1
本文を読み、本のさまざまな探し方について知る。  
二次元コード「漢字の練習」
2
学校図書館やインターネットを活用するなど、探し方を工夫して、興味がもてそうな本を探す。 
P94「本の世界を広げよう」を参考にしてもよい。
P96「私の一冊」
P97「ためになるってどんなこと?」
P268「二つの悲しみ」
P272「高瀬舟」
3
見つけた本を夏休みなどを利用して読む。  
読書活動を促すために、書評やポップを書く活動を取り入れるとよい。P88の例を参考にさせたり、書き方(あらすじや作者の紹介、引用のしかた、レイアウトの工夫など)を示したワークシートを用意して配布したりするとよい。
本の魅力が伝わる書評ポップを作ること、そのために工夫が必要であることを意識させる。
P252「語彙ブック」(批評するときの言葉)
P256「『学びのカギ』一覧」(文学)
P258「『学びのカギ』一覧」(説明文)
前の教材「読書を楽しむ」と合わせて指導することも考えられる。
本の探し方や書いたものを共有し、よいところを交流させるとよい。
評価規準

自分の生き方や社会との関わり方を支える読書の意義と効用について理解している。((3)オ) 
本のさまざまな探し方について理解し、興味がもてそうな本を見つけている。




「読むこと」において、文章を読んで考えを広げたり深めたりして、人間、社会、自然などについて、自分の意見をもっている。(C(1)エ)  
登場人物の生き方、作品に描かれた時代、社会状況などの観点から、自分の考えを書評などにまとめている。
進んで読書の意義と効用について理解し、今までの学習を生かして本を選んだり読んだことを書評などにまとめたりしようとしている。
羊と鋼の森