「「「ただいま〜〜〜」」」
ようやくお家に到着です。
「シンジお兄ちゃん、アスカお姉ちゃん、ありがとう。」
「大丈夫だよ、レイちゃん。」
「そうよレイ。それにシンジは私のお肌を守る盾になれたのよ。喜んで当然なのよ。」
「そんな〜〜。」
レイちゃんさっそくお礼を言いますが、アスカちゃんはシンジくんの犠牲は当たり前といった顔です。
これではシンジくんは報われません・・・・・そこへ救いの手が。
「シンジくん。アスカはあんなこといっているけど、本当はうれしいのよ。」
お家で3人を待っていたリツコさん、シンジくんへ抜群のフォローです。
「ななっ。リツコ。なに言ってるのよ。」
不意をつかれたアスカちゃん、パタパタとあせってしまいます。
「あっ、お母さん。」
「レイ。お帰りなさい。さむかったでしょう。」
「ただいま。とってもとってもさむかったんだよ。」
レイちゃんはリツコお母さんへジャンプ一閃。
抱きついて、リツコさんへスリスリします。
リツコさんもレイちゃんを抱きしめながら、シンジくんと赤くなっているアスカちゃんへもお礼を言います。
「シンジくん、アスカ。お使いご苦労様。」
「いえ。大丈夫ですよ。」
「さむいでしょうから、さっそく温かい飲み物を作るわ。」
「わーい。早くのみたいよー。」
「本当。私もすぐに欲しいわ。」
「すぐにできるから、3人とも手伝ってくれる。」
「「「はーい。」」」
リツコさんはねこさんのエプロンをつけながら、主夫・シンジくんへ
「シンジくん、牛乳とハチミツ、あと、ショウガある。」
「はい。あります。」
「レイ。お鍋に牛乳を入れて。アスカ、レイが牛乳をこぼさないように見ていてあげて。」
「ええ、わかったわ。」
「お母さん、わたしこぼさないよ〜〜。」
「いいから、レイ、私が見てるから早く入れるのよ。」
2人はさっそく、お鍋に牛乳を入れ始めました。
「ふふふ。アスカ、任せたわよ。」
「シンジくん。ショウガをほんの一欠けら出して。」
「これぐらいですか。」
「もう少し少なくてもいいわ。ショウガの皮をむいたら、おろしがねですってちょうだい。」
「はい。こうですか。」
「そうよ。すったショウガをしぼってショウガ汁をつくって。」
さすがに主夫・シンジくん、てきぱきと準備をしていきます。
「リツコ。牛乳入れ終わったわよー。」
「あら、あら早いわね。お鍋を弱火にかけてちょうだい。」
台所は、にぎやかになってきました。
つづく
ふきのとうさんからSSを頂きました(^▽^)ありがとうございます〜
寒い外から帰ってきた三人、リツコさんがお出迎えですね。
身体が冷えた三人の為に温かい飲み物を作り始めるリツコさん、三人もお手伝い。みんなで作るのは楽しいですね。これでシンジ君とアスカちゃんの距離も縮まります(^^)
レイちゃんじゃなくてアスカちゃんが牛乳をこぼさないようにと感想を送りましょうね。
とっても素敵なSSをくださったふきのとうさんへの感想は掲示板かjun16に送ってくださいね。ふきのとうさんさんに送っておきます。
皆さんの感想が作者の力になります!一言でもよいから感想を書きましょう!!
投稿:ほっと・じんじゃ〜はに〜みるく その2