ちるどれん らいふ 番外編
なんば〜つ〜
男の試練
Made by シゲボー
「ちょっ・・・・ファ〜スト!またシンジ気絶しちゃったじゃない!!」
碇クン・・・・なぜまた気絶しちゃったの?アスカのせいよね。こうなったらSALを成敗してくれるわ。
「碇クン・・・・・待っててね。仇は必ずとるから。」
「はぁ?何言ってるの。さっさとシンジを起こして、続きをやるわよ。」
「起こす必要はないわ。私が守るもの。」
「・・・・・・訳わからないこといってないで、さっさといくわよ。」
・・・・・・しかたないわ。アスカはおいといて碇クンを部屋に運びましょ。
「アスカ、先にいってて。私碇クンを部屋に運んでくるから。」
「わかったわ。運んだらすぐに来るのよ。逃げたりしたら・・・・わかってるわね。」
アスカの脅し・・・・・碇クンがいれば怖くないわ。
ヨイショ、ヨイショ、ふぅ〜碇クン・・・・・重い・・・・やっとついたわ。碇クンと私の部屋・・・・・・ポッポッポッ!一緒に愛を育みましょう。
碇クンをベットに寝かせて・・・・・・・・さあ、二人の世界へ・・・・・・・・・・
「碇クン・・・・・・・」
「綾波・・・・・・ダメだよ。」
「どうして?」
「どうしてって・・・・僕たちはまだ子供だよ。」
「問題ないわ。」
「・・・そうなの?」
「そうよ。」
「じゃあ、いいの?綾波。」
「やさしくしてね・・・・」
「くうぉら〜〜〜〜〜ナニやってんじゃ〜〜〜〜!!」
げしっ!
ああ〜〜〜〜助けて碇クン、またアスカがいぢめるの〜〜〜〜。
「いたいわ、アスカ。」
「当たり前でしょ、痛くしたんだから。それよりあんた何やってんのよ!シンジを部屋に運んだらすぐに来るって言ったじゃない。それにほら、さっさと服も着る!」
そうだわ、まだ服を着ていなかったわ。
くちゅん!
寒いわ。夏なのに・・・・風邪でもひいちゃったかしら?
ちるどれん らいふ |
まったく、ファ〜ストの天然には付き合ってられないわよ。こっちは早くさっきの続きをしたいのに。シンジのやつも、ファ〜ストの裸なんか見ただけで気絶なんかしちゃって。
そんなんだったらあたしのを見たら死んじゃうわよ、きっと。・・・・・・・何かんがえてるのよ、あたしったら・・・・・・・(ぽっ)
・・まあいいわ。向こうで待ってましょう。
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ここはどこだ?
まわりに水槽・・・?
水族館?
いや、違う
オレンジ色の液体が入ってる
魚もいない
なんか、人みたいなのがたくさん入っているようだ
近づいてみてみよう
・・・・・・・・・・・・・・・・・
うわっ!綾波ばっかり!
しかもみんなハダカ・・・・・・
「う・・・・ん・・・・・・・まだ生きてる・・・・」
僕はどうしてココにいるんだ?アスカが悲鳴をあげて・・・・・・・殴られて・・・・・・・・起きたら綾波が・・・・・・
たら〜〜り
やばい!思い出したら鼻血が出てきちゃった。
最低だな・・・・俺って。
だけど、どうして自分の部屋にいるんだろう。そうだ、綾波やアスカはどこだろう?とりあえず居間に行こう。
ちるどれん らいふ |
「あれっ、綾波?アスカも・・・・」
碇クン?気づいたのね。
「碇クン、大丈夫?」
碇クンが心配。ゲ〜ムどころではないわ。
「こら〜ファ〜スト!まだレ〜スが終わってないわよ!途中で抜けるなんて卑怯だわ。」
アスカ、うるさい。しばらく眠っててもらいましょう。
「アスカ、これあげるわ。」
「何よこれ、キャンディ〜じゃない。」
「今日はアスカの誕生日だからプレゼント。」
「まあ、ファ〜ストからプレゼントされるなんて。明日は雨かしら?まあいいわ、貰っといてあげるわ。」
しくしく、本当は碇クンに使おうかと思ってた、お母さんの作った睡眠薬入りの飴玉なのに。
「えっ!?今日はアスカの誕生日だったの?」
「そうよ、ファ〜ストがくれたんだからシンジも何かあるんでしょう?」
「ごめん、今日が誕生日だったなんて知らなかったから・・・・・」
「じゃあ、明日の夜にご馳走作ってもらうわ。」
「それでアスカが良いんだったら。」
「じゃあ決まりね、今の言葉、忘れないでよ。」
アスカ、はやく食べて。
「アスカ、その飴早く食べて。」
「どうして?」
「それは・・・・・・賞味期限が今日までだから・・・」
「なんですって!そんなものをこのあたしにくれたっていうの?そんなものいらないわ。」
「そんな・・・・・・アスカ、綾波がかわいそうだよ。」
「かわいそうなのはあたしの方よ。なんで賞味期限が切れそうなものをあたしが食べなきゃいけないのよ!じゃあシンジが食べなさい。」
碇クンが食べる・・・・・・・まあ良いわ。当初の計画どうりになるわ。
「じゃあ、碇クンが代わりに食べて。」
「えっ、綾波が良いって言うならば食べるけど・・・」
「いいわ。ホントは碇クンに食べてもらいたかったの。」
「ほら、ファ〜ストもシンジに食べてほしいっていってるんだから食べてあげなさいよ。」
「じゃあ、いただきます。」
ぱくっ!
にやり!
「碇クン、もう部屋に戻って勉強したほうが良いんじゃないの?」
「うん、そうだね。綾波もアスカも、明日はテストなんだから早く寝なよ。」
「わかってるわよ、バカシンジ!」
「わかったわ。」
「それじゃ。」
ふふっ。碇クンが部屋に戻った。あとは、隙を見て部屋に戻るだけね。
碇クンとの夜・・・・・・・ぽっぽっぽっぽっぽ!
ちるどれん らいふ |
ふ〜。なんかこの飴苦いや。綾波のくれた飴だから、もしかしたらリツコさんが作ったのかな?そうだとしたら・・・・・・・・・・・ぶるぶるっ
でも、綾波がくれた・・・・・・・でもリツコさんが・・・・・・・・・・よし、綾波には悪いけど命を守る方が大切だ。
ごめんよ綾波。
ティッシュに包んでゴミ箱へ。これでよし!命の方が大切だもんね。
さて、勉強勉強!え〜っと、この不等式は・・・・っと。
ちるどれん らいふ |
そろそろいい頃かしら?碇クンが眠る時間。
「アスカ、私もう眠いわ。そろそろ終わりにしない?」
「きぃ〜〜〜〜〜〜〜なんで・・・・・なんであんたなんかに負けるの・・・・・・」
なんでって・・・・・・・あなたにはゲ〜ムの才能がないからじゃないのかしら?もう今日だけで127回も負けてるなんて、そうとしか考えられないわ。
「ねえ、もう私眠いから・・・・・」
「わかったわ。でもまた明日やるわよ!」
「了解。じゃあ私は寝るわ。」
「さて、あたしもお風呂に入るかな。」
ふふふふふっ。碇クンとの夜・・・・・・ぽっぽっぽっぽっぽっぽっぽ!
いかりくぅ〜〜〜ん!待っててね、今行くわ。
ちるどれん らいふ |
なんだろう、この感じ。なんかおなかの中がぎゅるぎゅる鳴ってる。
まっ、まさか!
あの飴のせいじゃ・・・・・・下剤が入ってたなんて・・・・思いもよらなかった。
これはまずい!トイレに行かなきゃ。
ちるどれん らいふ |
この襖の向こうには碇クンが寝てるんだわ。
す〜は〜す〜は
息を整えて、しっかりやるのよ!レイ。それでは襖を開けましょう。
ちるどれん らいふ |
間に合ってくれよ。まずはとにかくトイレに駆け込まなきゃ。
開け、襖!なんて開くわけないよな。
えっ!?開いた?ラッキ〜!これなら余裕があるぞ。
ちるどれん らいふ |
よし、少し開けたけど電気はついてないわね。一気に開けちゃえ!
がらっ!
「うわっ!」
「きゃっ!」
どうして・・・・・・・どうして碇クンが起きてるの・・・・?
ちるどれん らいふ |
なんで・・・・・・・・なんで綾波がいるの・・・・・・?
そうだ、ここは綾波の部屋になったんだ。綾波がここに来て当然なんだ。
はっ!それよりもトイレトイレ〜〜〜〜〜〜。
ちるどれん らいふ |
どこかへ走っていってしまったわ、碇クン。その先は・・・・・・おトイレ?
まさかあの飴の中には、睡眠薬じゃなくて下剤が入ってたっていうの?お母さん・・・・・・どうしてくれるの・・・・・・せっかくのチャンス・・・・・・・・
ちるどれん らいふ |
ふぅ〜〜〜〜〜〜間に合った。しかし強力だな、リツコさんの作った下剤は。1分ぐらいしかなめてないのに、それでこの効き目だもんな。
全部なめてたら胃や腸まで出ちゃうよ、たぶん。あ〜あ、この腹痛じゃ勉強どころじゃないな。仕方がない。トイレを出たらもう寝よう。
ちるどれん らいふ |
碇クン来ないかな碇クン来ないかな碇クン来ないかな碇クン来ないかな碇クン来ないかな碇クン来ないかな碇クン来ないかな碇クン来ないかな碇クン来ないかな碇クン来ないかな碇クン来ないかな碇クン来ないかな碇クン来ないかな碇クン来ないかな碇クン来ないかな碇クン来ないかな碇クン来ないかな碇クン来ないかな碇クン来ないかな碇クン来ないかな碇クン来ないかな碇クン来ないかな碇クン来ないかな碇クン来ないかな碇クン来ないかな碇クン来ないかな碇クン来ないかな碇クン来ないかな碇クン来ないかな碇クン来ないかな碇クン来ないかな碇クン来ないかな碇クン来ないかな碇クン来ないかな碇クン来ないかな碇クン来ないかな碇クン来ないかな碇クン来ないかな碇クン来ないかな碇クン来ないかな
ハァト
せっかく待ってるのに・・・・・くちゅん!
ほんとに風邪引いちゃったのかな。体が熱いわ。仕方がないわ、先に寝ましょう。
おやすみなさい・・・・・・・・くうくう・・・・・
ちるどれん らいふ |
あ〜あ、すっきりした。まったく、ひどい目にあったよ。ホント、今日はついてない・・・・・・・でもないか。
さて、僕は寝よう。早く自分の布団を買ってこなきゃな。ソファ〜で寝ると、疲れるからな。
明日のテスト、がんばろう。
おやすみなさい・・・・・・・すやすや・・・・・・・・・
ちるどれん らいふ |
ふ〜〜〜いいお湯だったわ。あら、シンジもう寝ちゃったの。そうね、もう1時だもんね。
あたしもね〜よお〜っと。
おやすみなさ〜い・・・・・・・・・・・ぐお〜〜〜〜〜すぴ〜〜〜〜〜
<つづく>
あとがき
ども。
こないだの続編です。
相変わらずレイちゃんの妄想は止まりません。リツコのつくった変な飴も出てきます。でもシンジ君・・・・・うらやましい。(笑)
アスカの誕生日というのは現在の世界の時間(12月4日)であり、この物語での時間ではありません。あしからず。アスカちゃんの誕生日で、巷は大賑わい(?)ですから。
さて、次回はいよいよ試験です。勉強がまともにできなかった三人、結果はいかに。
でわでわ〜〜〜〜〜〜
シゲボーさんからSSを頂きました(^▽^)ありがとうございます〜ちるどれんらいふの続きですね。
気絶したシンジ君をアスカちゃんのせいにするレイちゃん勘違い〜〜
二人で愛を確かめ合う(笑)為にリツコお母さん製の危ない睡眠薬入り飴玉でしたが、なぜか下剤飴玉、リツコさんおっちょこちょいですね。
飴玉をちょっとだけ舐めただけなのに、シンジ君・・・君は不幸の星の下に生まれたんだね(爆)
次回もあります〜楽しみ〜。さあ感想を送って次回作を早く読もうぜ!
とっても素敵なSSをくださったシゲボーさんに皆さん感想を送りましょう。
皆さんの感想が作者の力になります!一言でもよいから感想を書きましょう!!
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