970000HIT記念小説
リツコおかあさんシリーズ
9 years after
14-6
ネルフ、ネルフ〜〜〜って何をするところだったんだっけ?確か国民の血税をむさぼり取る公務員。私も大人になったらネルフに入ろうっと。
ふんふんふんふ〜〜〜〜〜ん、ゲートを通っておかあさんの部屋へ行くわよ。
もう何年も来ているから道中は目をつぶっていてもわかるわよ。
ごんっ!
あいたたた、目つぶっていたら壁にぶつかっちゃった。鼻が痛〜〜い。
「あらレイちゃん、学校は終わったのね」
「うん、普通に終わったよ」
マヤお姉ちゃんに会ったわ。今では技術部でおかあさんに次ぐ腕の持ち主、おかあさんも安心して仕事を任せられるって言ってた。私にとってもいいお姉さん。
「ふふ普通じゃない時もあるの?」
「うんあるよ、マナやマユミが暴走する時もあるんだよ」
「へえ〜〜あの二人がね」
マヤお姉ちゃんクスクス笑っている、あの二人が暴走したのを見たら驚くわよ。
「おかあさんは部屋に居るの?」
「ええ居るわよ、書類の整理をしているわ」
「ありがとう」
マヤお姉ちゃんとわかれて部屋へゴ〜〜!
「「レイちゃん学校帰りかい」」
背中からシンクロした声をかけられたわ、誰だろう?
「?うん」
みた事あるけど名前が思い出せない・・・って言ったら失礼だよね。ロンゲさんとメガネさん。本名は・・・ええと・・・何だっけ?
「「相変わらず元気が良いね」」
またシンクロ、息が合っている。
「元気だけが取り柄だもん」
二人はイメチェンしてロンゲさんは髪をバッサリ切って短髪にしているの、だから今はタンゲさん。メガネさんは眼鏡をやめてコンタクトをしているのだからコンタクトさんなの。
「「それじゃあ仕事があるから」」
「うん」
手の振り方まで同じ、これが脇役キャラの使命かな?
「レイ〜〜〜」
この声は・・・
「ミサトお姉ちゃん、また仕事中に飲んでる」
ミサトお姉ちゃんが缶ビールを持って歩いているわ、まったくよく首にならないわね。
「もう仕事は終わりなの、それに仕事ったってな〜〜〜んもすることないもん」
・・・はあ〜〜呆れるなあ。これじゃあ旦那様が可哀想。
おっとミサトお姉ちゃん結婚したんだよね、だから葛城ミサトじゃなくて加持ミサトになったの。本当に加持お兄ちゃん結婚してよかったのかなあ?
「レイ〜〜飲まない?美味しいわよ」
うっぷ、お酒くさい。
「いらない、おかあさんに怒られるもん」
「い〜〜の、い〜〜の私が許す!」
「ミサトお姉ちゃんが許してもおかさんが許さないよ」
「ぷ〜〜付き合い悪いわねえ〜〜」
未成年にそういう台詞をいわないの、まったく困ったなあ。
「早く帰ってご飯の準備をしないと遅くなるよ」
家事は一応・・・本当に一応はできるようになったんだよね。シンジお兄ちゃん、アスカお姉ちゃんの特訓の成果だよね。
「そうだったわね、でも面倒だから店屋物取ろうっと」
「・・・」
「んじゃね〜〜」
加持お兄ちゃん後悔してないのかな?
「おっレイ君」
「あっゲンドウのおじちゃま」
暑くても外さない白い手袋とキラリと光る怪しいサングラスがトレードマークのゲンドウのおじちゃま、ネルフの最高司令。そしてシンジお兄ちゃんのお父さん。
「学校はどうかね?」
「うん楽しいよ〜〜」
「そうか、では小遣いをあげよう」
「本当?ありがとう〜〜」
そう言って財布から取り出したのは万札、ラッキー
「リツコ君にはナイショだぞ」
「は〜〜い、ありがとう」
抱きついてサービス、サービス。ふふ赤くなっちゃっている。
「こ、コホン」
「へへ、じゃあね〜〜」
さあ、おかあさんの部屋までもう少し。走るわよ〜〜〜
97万HITです、ありがとうございます。
キャラの9年後の設定です、普通に考えればこうなるんでしょうね(ならないかな^^;)
シンジ君とアスカちゃんは次で登場と思われます(笑)
「jun16 Factory」はリツコおかあさん推奨HPです(爆)
こんな小説?でも最後まで読んでくれた方々に感謝します。
NEON GENESIS: EVANGELION リツコおかあさんシリーズ 9 years afrer 14-6