CHILDREN LIFE
ACT.13
主婦レイ
ファ〜ストに料理で負けるなんて・・・もう台所に居られないわ〜〜〜〜!!ってダッシュで部屋へ戻って!ベッドへダイブ!
ふぁあああ〜早起きしたからまだ眠たいのよね〜〜まぶたが重いわ、そうなると自然の法則に従い寝る。二度寝は良いわね、二度寝は心を潤してくれる。リリンが生み出した文化の極みだわ。おやすみなさ〜〜い。
ぐうぐうぐうぐう・・・・・・
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あれ?ここはどこ?僕はどこに居るんだろう?確かリビングに居たはずなんだけどなあ〜、どうして一面の花畑に居るんだろう?綺麗だな〜〜、アスカや綾波にも見せてあげたいよ。ミサトさんに見せてもどうせビ〜ルが良いって言うから見せなくても良いや。
?向こうはやけに薄暗いぞ、どうなっているのかな?行ってみよう。
あれ?河原に出ちゃった、あれは渡し舟だ乗って向こうに行ってみようかな、でもお金が無いや戻ろう。
「ふあああ〜〜〜」
「やっと気がついたわね」
?ミサトさん何言っているんだろう、あれ?リビングだ、花畑はどこに行ったんだろう?
「ここは家ですよね?」
「シンちゃん寝ぼけちゃだめよ」
!あっ思い出した、アスカにピンタされて・・・その後の記憶が無いって事は気絶していたんだって事はさっき見たのは・・・・・あの世!
はう〜〜〜〜ピンタであの世に行っちゃうなんて、アスカのピンタは絶対使徒を倒せるよ。
気絶していたならご飯作って無いや、早くしないと。
「それなら大丈夫よ、アスカとレイが作っているみたいだから」
「アスカと綾波が?」
へえ〜綾波はともかくアスカも作ったんだ、珍しいな。
「でもねアスカ、さっき叫びながら部屋に戻って行ったのよ」
・・・どうせ面倒くさくて綾波に押しつけてまた寝たんだろうな、まったく少しは家事ぐらいしてくれれば良いのに。
「碇クン、ご飯できたわ」
ご飯できたんだ・・・わおっ!ビックリした〜パジャマにエプロン姿、綾波可愛いなあ〜〜何かグッくるものがあるなあ。
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碇クン、ご飯ができたわ・・・・・ぽっ!言葉に出して言ったら良い響き・・・・ぽっ!
「待ってました〜〜!ビュ〜〜ン!!」
ミサトさん、手を広げて飛んでいったわ。人って飛べるのね知らなかったわ。
「綾波、悪いねご飯作らせちゃって」
「問題無いわ」
そう、これから永遠に作るから・・・・ぽっ!碇クンだけの為に、アスカやミサトさんはオマケだけど。
「アスカはどこへ行ったの?」
「アスカなら多分寝ているよ」
そう、逃げて寝るなんてSALね。
「起こしてくるわ」
「そうかい、じゃあお願いするよ」
ええ任せて、アスカを起こしてくるわ・・・・何だかこのシチュエ〜ションって娘を起こしにいく母親って感じ、じゃあ旦那様は碇クンなのね・・・ぽっ!
アスカちゃん逃げて寝るなんて計画的犯行ですね。
シンジ君、渡し舟に乗らなくて良かった〜〜〜乗ってたら・・・(^^;)
レイちゃんは碇レイちゃんになりました(笑)
こんな連載短編小説でも飽きずに読んでくれた方々に感謝します。
CHILDREN LIFE:ACT.13 主婦レイ