CHILDREN LIFE

ACT.14

妄想爆発

 ふう〜〜アスカったら毎日毎日寝坊して、まったくしょうがない娘ね。・・・この台詞って母親の感じがする、当然旦那様は碇クン・・・ぽっ!

 SALの部屋・・・・違ったわアスカの部屋・・・・SALの部屋でも正解ね、襖を開けてアスカは当然寝ているわね、さっき起きていたのにもうイビキをかいて寝ているわ、凄いわねすぐに寝れるなんてSALだわ。

 ゆさゆさ、ゆさゆさ

「アスカ、朝よ」

「ぐうぐう、ぐうぐう」

 体をさすって呼んだけど起きない・・・神経が通ってないのかしら?

「アスカ、アスカ」

「ぐうぐう、ぐうぐう」

 やっぱり起きない、このまま寝かしておこうかしら?そしたら碇クンと2人っきりで登校できる・・・・ぽっ!

 

「綾波、学校サボっちゃおうか?」

「ダメ、行かないといけないわ」

「真面目なんだね、そういう綾波好きだよ」

「碇クン・・・ぽっ!」

「じゃあ行こうか、遅刻するといけないから」

「・・・・碇クン」

「ん?なんだい」

「学校・・・サボっても良いわ」

「唐突だね」

「碇クンと一緒に居られるなら良いわ」

「僕も綾波と一緒に居たいよ」

「碇クン・・・」

「綾波・・・」

 

 

 

 

 

 

 

 

ハァト

 

 

 

 

 

 

 

 ポッポッポッポッポッポッポッポッポッポッポッポッポッポッポッポッポッポッポッポッポッポッポッポッポッポッポッポッポッポッポッポッポッポッポッポッポ

 うふう〜〜、碇クン

 

CHILDREN LIFE

 

 綾波遅いなあ〜アスカ起こすのに何分掛かるんだろう?早く食べないと遅刻しちゃうよ。

「シンちゃん、食べないと冷めちゃうわよ」

「ええ、2人が来てから食べます」

 皆で食べた方が美味しいからね、でもミサトさんはそんなのはお構いなしにガツガツとト〜ストを口に運んでいるよ。

「ふ〜〜ん律儀ねえ、それにしても遅いわね」

「そうですね、何しているんでしょう?」

 アスカ寝起きが悪いからてこずっているのかな?

「行ってみれば?早くしないと遅刻するんじゃないの」

「そうですね、見てきます」

 そんな訳でアスカの部屋へ、本当に何しているんだろう気になるなあ〜〜・・・・はっまさか?

 

「ふふ、ファ〜スト可愛い娘ね」

「ダ、ダメ!アスカ何をするの?」

「何もしないわよ、こっちにいらっしゃい」

「ダ、ダメ!早く起きないと学校に遅刻するわ」

「ふふ、遅刻して良いわよ、休んでも構わないわ」

「ど、どうして服を脱がすの?」

「だって邪魔でしょう」

「や、やめてアスカ」

「ふふ、ファ〜スト」

 

 

 

 

 

 

 

 

 ・・・・・・・・・・・はっ!イケナイ想像をしてしまった。この前ケンスケに見せてもらった妖しい同人誌の影響だ。でも・・・・・・

 

「アスカ」

「な、何よ?」

「朝よ」

「わ、わかっているわよ。それよりどうしてアタシのベッドにアンタが寝ているのよ」

「うふふ、アスカと一緒に居たいからよ」

「い、いやよアタシは居たくないわよ」

「うふふ、可愛いわよアスカ」

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 ・・・・・・・・・ダメだ!同人誌の影響でこんな考えしか浮んでこない・・・

 ・・・・・・・最低だ俺って・・・・こういう時ってこの台詞が一番合うんだよなあ〜〜

 おっといけない早く行かないと三人そろって遅刻しちゃうよ、さあてアスカの部屋へGO〜〜


 アスカちゃんを起こすだけなのに2人とも何を考えているのでしょうか(笑)

 レイちゃんはいつもの妄想で問題無い(本当か?)のですが、シンジ君!どんな同人誌を読んだのでしょうね、凄い妄想だ。

 こんな連載短編小説でも飽きずに読んでくれた方々に感謝します。


ACT.13 主婦レイ ACT.15 誤解なLAR

CHILDREN LIFE:ACT.14 妄想爆発