CHILDREN LIFE
ACT.4
入浴
♪♪〜〜♪〜♪
ふううう〜〜〜、やっぱりお風呂は良いわ〜〜まさに命の洗濯ね。何時間もつかっていたいわ〜、でもふやけちゃうからそろそろ体を洗おうかな。
私専用のボディ〜シャンプ〜、誰にも使わせないわよ高かったんだから。たっぷりとスポンジにつけて玉のようなお肌をごしごし〜〜。
このきめの細やかさ、白い肌まさに私に相応しいわね。これだけの美貌がいるのに気づかないバカがいるのよね、どういう神経しているのかしら?
ほら見なさい、お湯を弾く肌、弾力あるバスト、くびれたウエスト、キュっとしまったヒップ、スラリと伸びた足、行き遅れとは全然違うわ。今の私をあのバカが見たら絶対出血多量で死ぬわね、ふふふ試してみようかしら?
次は髪を洗いましょう、面倒くさいけど痛めない為にキチンとしないとね。シャンプ〜も私専用、ミサト達は石鹸でいいわよ。
キュ〜ティクルキュ〜ティクル艶やかな髪〜〜〜っと、バカの目の前でかきあげたら赤くなってんのよ笑っちゃうでしょ。
切ってイメチェンしても良いけどバカが言うのよ『綺麗なのに勿体無い』って、あの時はドキってしたわ。私がドキってするなんて一生の不覚ね。
んじゃ、流して暖まってあがりましょうか。
「ふう〜〜〜」
バスタオルがフンワリして気持ちいいわ〜〜、お風呂あがりはバスタオル一枚が気持ち良いんだけどバカが真っ赤になって『やめてくれ』って、からかうのは面白いんだけど何回もするとミサトがチャチいれるから仕方なくやめたわ。
ごきゅごきゅごきゅ・・・・ぷは〜〜〜〜
お風呂あがりの後はやっぱりこれね。腰に手を当て牛乳を一気のみ、今日は気分を変えてフル〜ツ牛乳よ。
そしてリビングへ、次は誰がはいるのかしら?
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「あいたわよ」
アスカ長い時間入っていたわ、どうしてそんなに長いのかしら?私の倍以上入っている・・・・・SALだから?
「綾波入りなよ」
私?そうお風呂なのね・・・・・・・・ぽっ
「碇クン」
「ん?何」
「一緒に入りましょう」
ズッドン!
あら?皆どうしたのこけるなんて、私面白い事言ってないのに・・・・不思議。
「綾波〜〜」
「ファ、ファ〜スト!アンタ何言ってんのよ!」
「う〜〜〜ん、以外とだ・い・た・ん」
碇クンと一緒なら嬉しいの、ぽっ
「ファ〜スト聞いてんの?」
「碇クンと入りたい」
「ダメよダメ!何考えてんのよ、一人で入りなさい」
「あ、綾波一人で入ってよ」
どうしてアスカが怒るのかしら?碇クン入ってくれないの、悲しい。
「そう残念・・・・」
「あったりまえでしょ、さっさとはいってきなさい」
アスカに言われなくてもわかっているわ、二十分で入るの。
いつもの違う脱衣所、今日から私のお家・・・・・・
お風呂も違う、遥かに広い、ちょっと嬉しい・・・・
ふう・・・・・・暖かい・・・・・
体を洗いましょう、ボティ〜シャンプ〜はこれで良いのかしら?・・・・これはアスカ用、碇クン用はないの?・・・残念アスカ用で我慢。
ごしごし、ごしごし
良い香り、次もこれを使用しましょう。
シャンプ〜・・・・アスカ用を使用しましょう。
ごしごし、ごしごし
サッパリ、もう一度お風呂につかって・・・・・ふうううう〜〜暖かい。ここまでの所有時間十五分、後は上がって着替えるだけ。
ふきふき、ふきふき
タオルのフンワリ・・・気持ち良い、下着を・・・・・・あっ持ってくるの忘れた、確かバッグの中リビングね。
とことこ、とことこ
「あがったの早かった・・・・ね?綾波!」
「ファ〜スト!」
「わお♪」
?どうして驚いているの不思議、碇クン耳まで真っ赤にして目を隠している私を見てくれないの?悲しい。
「綾波、服着なよ」
「忘れたの、バッグの中」
「たっく、ずぼらね。ほら」
アスカが私の下着を投げつけた、顔に当たってちょっと痛い。パジャマも取ってね。
「どれよ?これね」
そう、ありがと、着替えましょう。
「ここで着替えるんじゃないの!」
アスカが手を引っ張って脱衣所にリビングでも着替えて良いのに。
「ほら、お風呂からあがったらここで着替えるのよ」
「どうして?私は部屋で着替えていたわ」
「ここではダメなの。女同士ならリビングで着替えて良いけど、一応男のバカシンジがいるのよ」
別に問題ないけど、どうして?
「問題ないわ。以前見られているから」
「な、何ですって!?」
そうあの時・・・・・・・・・・考えただけでも・・・・・ぽっ
「あんのバカシンジ〜〜〜」
アスカが怒っているどうして?不思議。
「シンジ!!」
あっ吼えた。そして光速で出ていったわ、アスカ本当に人間?
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あのバカシンジ、影でこそこそイヤラシイ!
「何?アスカ」
清ました顔、腹立たしいわね。
バッチ〜〜〜〜〜〜ン!!
「痛!な、何するんだよ」
「問答無用!アンタ、ファ〜ストの裸を見たんでしょう」
「な、どうしてそれを?」
やっぱり、コイツは女の敵ね、成敗!
「うひゃ〜〜シンちゃん、やるう〜〜」
「ミ、ミサトさん」
「アンタもしかして(ご想像にお任せします^^、イヤ〜〜ンな事が描いていると思いました?)な事をファ〜ストにしたんでしょう!」
ああ、考えるだけでイヤラシイ。
「アスカ、週刊誌の見すぎよ」
「ち、違うよ。あれは事故なんだ」
事故〜〜〜〜?男のいい訳ね。殲滅!
「アスカストライクス!」
五十連続コンボ炸裂!!
・・・・・・
・・・・・・
私の連続コンボがシンジに決まっていく、女の敵は即時殲滅しないとね。吹っ飛びながらまだいい訳している、まったく往生際が悪いわ。
・・・・・・
・・・・・・
「な〜〜んだそう言う事だったのね」
早とちりしちゃった。
「だ・・・だから・・・・違う・・・・っていった・・・・の・・・・・・・・に・・・・・・・」
あらら、寝ちゃった。
「アスカ、気絶しているのよ。シンちゃん目が覚めるかしら?」
「そうとも言うわね」
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・・・何か凄い音がしたけど・・・・・・やっぱりアスカは人間じゃないわね。
くんくん、くんくん
碇クンのタオル、はう〜〜〜碇クンの匂いがする。
くんくん、くんくん
顔を埋めるだけで・・・・ぽっ
ふう〜〜〜〜堪能したわ、くしゅん!!早く着ないと風邪引いちゃう。
リツコ博士から貰った水色のパジャマ、ちょっと大きいから裾を曲げないと。腕はそんなに曲げなくていいけど足はキチンと曲げないと、転んじゃう。
とことこ・・・コケッ!
「んきゃっ!」
ほらやっぱり、顔が痛い・・・しくしく。
とことこ、とことこ
もう着替えたから碇クンも見てくれる・・・・・あれ?碇クン寝てるの、そう疲れたのね。
碇クン、そんなところで寝ていると風邪引くわ。
アスカちゃんとレイちゃんの入浴でした(そんなに描写してないけど^^;)
思わぬレイちゃんのハプニングで嬉しいシンジ君でしたが、あの事(裸を見た)をアスカちゃんが知ってしまいトホホになりましたね。果たして生きているのでしょうか?
こんな連載短編小説でも飽きずに読んでくれた方々に感謝します。
CHILDREN LIFE:ACT.4 入浴